くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/08/04 3:05:05|町並み
蘇州の寒山寺
 502年頃に創建された寒山寺。唐の詩人、張継の詩「楓橋夜泊」は有名で、高校時代に習ったのを思い出しました。
 日本でも有名なこの詩は多くの日本人に愛されています。またこのお寺には伝説があり、このお寺の鐘をひとつけば10年若返ると言うわけで、年末になると、毎年日本から多くの観光客が寒山寺を訪れています(現地ガイド)。
 月落烏啼霜満天月「つき)落(お)ち烏(からす)啼(な)きて霜(しも)天(てん)に満(み)つ」
江楓漁火対愁眠「江楓(こうふう)漁火(ぎょか)愁眠(しゅうみん)に対(たい)す」
姑蘇城外寒山寺「姑蘇(こそ)城外(じょうがい)の寒山寺(かんざんじ)」
夜半鐘聲到客船「夜半(やはん)の鐘声(しょうせい)客船(かくせん)に到(いた)る」(フリー百科事典『ウィキペディア』より)
 右は高貴な色の黄色、真ん中は願掛け。右は張継の詩「楓橋夜泊」の碑。







2009/08/03 1:31:10|町並み
続き。河坊街(西湖東岸)の冬虫夏草 
  河坊街は西湖東岸にあります。南栄時代に栄え、中国伝統の家並みが連なる商店街。現在は老舗の薬局を中心に扇子、天福茶などで、終日にぎあっています。左は建物と建物の間に卯建(うだつ)があり、防火用に使用されてます。右は漢方薬の冬虫夏草です。薬効のある冬虫夏草はチベットの3000m以上高山地帯で採取されたものです。仲間は9割(?)近くは偽ものというので買いませんでした。1757年に発行された「本草従新」が最初に記載しました。世界最古の薬典(西暦500年頃に発行)「神農本草経」には霊芝(マンネンタケ)等が記載されてます。冬虫夏草は不思議なくらい遅い登場です。







2009/08/02 5:25:28|町並み
杭州市の西湖(せいこ)
 杭州市は暑いと思ったのですが、当日の天気は曇り時々小雨でしたので涼しかった。
 北宋の詩人蘇東波(長官として赴任)は西湖(杭州市の西)をこよなく愛し、その詩の中で中国古代の美女「西施(楊貴妃とともに四代美人)」にたとえて「西湖をもって西子に比せんと欲すれば、淡粧 濃抹 総て相宜し」と詠んたことから、西湖と呼ばれるようになったという。この美しい西湖と絶世の美人の西子を比べたならば薄化粧の時も丹念な化粧の時もどちらも総て素晴らしい。即ち、雨の時の西湖も素晴らしい。でも写真は撮りにくかった。








2009/08/01 3:09:13|きのこ
巨大なニオウシメジ(仁王湿地)
友人D氏からの情報の「ニオウシメジ」を掲載します。傘と柄は同色。狭山市都市緑化植物園の人は4株あったのが1株盗まれたと言ってました。地主は植木屋さんという。地中に巨大な雑木を埋めたので、それを餌にニオウシメジ(仁王湿地)が発生したとの推測します。もちろんこの雨で菌糸が増加したから。過去には大きさが180kgの記録もあったという。左の写真の帽子と比較してね。真中は古くなったもの。
明日は中国の西湖を記載します。







2009/07/31 8:44:25|町並み
おきがる上海・杭州・蘇州
上海・杭州・蘇州に行ってきました。今回の料金は34800円で全食事付きと見学料込で、飛行機は全日空。ホテルは4っ星(右)連泊、左は来年5月からの上海万博のマスコット。リニア・中国新幹線・京杭大運河・西湖遊覧・上海ナイトクルーズ(オプション)・上海博物館・上海市内めぐり・世界遺産の留園等です。真中の星期一は月曜日、だから星期二は火曜日とのこと。ホテル代もかなり安くなっている(ガイドの話)ので、アメリカ人の学生ツアーもきていました。明日から流します。