くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/08/09 1:57:12|町並み
国史跡「石垣山一夜城」
 先日、青春18切符で小田原の石垣山一夜城に行ってきました。 石垣山は、天正18年(1590)豊臣秀吉が小田原北条氏を水陸15万の大群を率いて包囲し、その本陣として総石垣の城を築いたことから「石垣山」と呼ばれるようになりました。
 この城が、一夜城と呼ばれるのは、秀吉が築城にあたり、山頂の林の中に塀や櫓の骨組みを造り、白紙を張って白壁のように見せかけた。一夜のうちに周囲の樹木を伐採し、それを見た小田原城中の将兵が驚き志気を失ったためと言われています。実際にはのべ4万人が動員され、天正18年4月から6月まで約80日間が費やされました(小田原一夜城歴史公園パンフ)。
、石積みは近江の穴太衆による野面積みといい、長期戦に備えた本格的な総構えであった。関東大地震にも耐え、今日まで当時の面影が残されています(真ん中)。右は一夜城跡から見た小田原城。










2009/08/08 6:10:26|町並み
上海でリニアに乗る
  上海市内から上海浦東空港までの約30Kmをリニアに乗りました。なんと瞬間ですが、時速431km(真ん中)で、日本人の我々は「ワアート」と驚きの声をあげました。2004年1月1日から開業しているので、中国人はあきれ顔でみていました。料金は50元(750円)。世界最速の列車としてギネスにも認定されているそうです(2004年7月現在)。上海市内のホテルから空港まで約30分かかりましたが、渋滞すると60分はかかるとのこと(ガイド)。技術立国の日本はどうなるのかね。将来が怖い。しかし、レールから1cmしか浮遊しないが、技術はドイツから導入とのこと。日本は試験段階だが、約10cm浮遊する。











2009/08/07 2:57:09|町並み
東洋一のテレビ塔「上海の夜景」で旧共同租界地
上海は中国最大の商工業都市で中央直轄市です。人口1800万人+約500万人(季節労働者)。中国経済をリードする都市(現在の世界もリード)。来年五月に開催する万博のための工事中がすごい。高速道路の片側が四車線でも通勤時間帯は車のラッシュ。かつての日本のバブルの様に見えます。現地ガイドは、国が統制しているから日本のようにはならないというが、経済は魔物。夜景の中の企業は銀行で職員は公務員という。
一緒に行った中に、元シンガポールの長期駐在していた人は日本以上の資本主義国家という。







2009/08/06 4:15:52|その他
蘇州の世界遺産「留園」
蘇州は栄の時代「魚、米、野菜の郷」として栄えた。元の時代はマルコポーロがここを訪れその美しさを「東洋のベニスと称えた水郷の町」です。そこに頤和園(イワエン)とともに中国四大庭園の一つの「留園」があります。清代の嘉慶年代に改修、園主の劉恕名の姓にちなんで劉園、のちに留園と呼ばれるようになった。これだけ高い太湖石(真ん中)は一枚石で中国一。富の象徴。東屋(左)は江南庭園の代表建築です。 







2009/08/05 7:26:01|町並み
京杭大運河が遊覧
 京杭大運河を楽しみました。北京と杭州を結び、全長約1800km、世界で最大の運河です。京杭大運河は中国の春秋戦国時代に江蘇・楊州から開削が始まり、黄河、長江、銭塘江等の大河が結ばれた。今でも使用されている世界唯一の人工の運河。また、その歴史的地位は万里の長城とともに、中国の二大人工建造物のひとつ。万里の長城よりも文化交流と経済交流で今も役だってます。
 京杭大運河が2014年に世界遺産に申請される予定。大運河の流れが最も多い江蘇省ではすでに保護計画が始まっています。