くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/08/14 8:35:04|町並み
続き。上海博物館見学
 時間の関係で中国歴代貨幣館のみを見てきました。
 新石器時代において、家畜と天然貝を実物貨幣として使用していた。実物貨幣から金属称量貨幣に進化してきた。左は布幣で農機具から移り変わったものです。柄を通すための突き出した部分は中空で「空首布」と呼ばれていました。真中は楚国貨幣で、中国のもっとも古い固定した形式がある黄金貨幣です。右は後漢時代のもので、民間から財物を搾り取るためのものでした。
 現地ガイドは説明せず、自由見学なので、中国語がわからないので困りました。解説は中国語と英語で書いてありました。そこで、日本語の書いてあるパンフレットをやっと見つけました。







2009/08/13 7:13:16|町並み
上海博物館(8/8からの続き)
  上海博物館は1952年に開館した中国古代芸術博物館。本館の所蔵品は12万点にのぼり、とりわけ青銅器、陶器、書画のコレクションは世界的に有名です。常設展の写真撮影は自由。絵画と書道の部屋だけはフラッシュ禁止です。王宮の伝世品をベースにした北京の故宮博物院とは異なり、主に民間の収蔵品が中心です。少数民族工芸の陳列室もあります。今は入場料は無料なので学生等で満杯。円形の鼎をモチーフした外観(真ん中)。博物館のシンボル玉人(右)。
 







2009/08/12 2:56:56|野鳥と魚と昆虫(蛍)
続き、博物館「フクロウとミミズク」
  普通の博物館等は写真禁止になってますが、この博物館は写真を撮ってもいいとのこと。すばらしい。
 一般に「ミミズク」は耳のような羽角(うかく)のある種類を言う。コミミズク、コノハズク等がこの仲間。フクロウは頭が丸く羽角のない種類を指していますが、どちらもフクロウ類を指します。
 ミミズクの種の和名は「〜ズク」で終わるが、「〜ズク」で終わっていてもアオバズク属(アオバズクなど)には羽角はなくミミズクとはいえない。また、シマフクロウのように「ミミズク」と呼ばれなくとも羽角があるフクロウもいます。英語にはミミズクを総称する表現はない。羽角のあるなしにかかわらずowl(フクロウ)と総称する(ウィキペディア)。
これらの仲間が埼玉県内の里山で見られ、時々新聞にも報道されています。
右はブッポウソウ。 







2009/08/11 5:38:16|きのこ
続き博物館「幻のオオクワガタとオドタケ(お洞茸)」
日本に分布するクワガタのなかでも、最も人気のあるオオクワガタ(左)は、野外でほとんどみかけません。それは夜行性で、昼間は大きなクヌギの木等の樹洞中にじっと隠れて、夜になると用心深く洞から這い出してきます。館内である親子は7cm以上もあるオオクワガタは10万以上の値段がすると話していました。
 樹洞にはキノコも生えてきます。青森県で、地元の人だけに知られている食用キノコはオドタケ(右)です。シイタケのように木材を腐らせ生きる木材腐朽菌です。
真ん中の写真はヤナギマツタケで最近栽培されてきた木材腐朽菌です。数年前には近所のプラタナスの街路樹に発生していました。







2009/08/10 6:23:43|町並み
夏休みは博物館にいこう
 次に、箱根登山鉄道で入生田に行き、神奈川県立「生命の星・地球博物館」の特別展示の「樹洞(じゅどう)」を見てきました。樹洞(真ん中)とは、木の中につくられた洞穴(ほらあな)状の空間のことで、洞(うろ)と呼ばれることもあります。最近では、昆虫・鳥類・哺乳類など様々な動物が利用する豊かな環境として注目されています。樹洞は、まさに森のアパートなのです。本物の樹洞が登場!ムササビ(左)になって遊ぶコーナーもあります。(生命の星・地球博物館より)
昨年、ムササビを飯能市のある寺で見てきました。1階は「生命を考える」「地球を考える」、3階は「神奈川の自然を考える」「自然との共生を考える」の、合わせて4つの総合展示室から成っています。