くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/08/24 4:02:35|きのこ
樹洞(8/10に記載)の中のサマツモドキとホソツクシタケ
 昨日の丸神の滝に行く途中の樹洞(8/10に記載)の中にサマツモドキが発生していました。このキノコは傘と柄のあるキシメジ型(ツバとツボのない)で傘と柄の表面に燐片に覆われてます。襞は黄色(左も)も特徴です。夏ー秋に普通は松と杉の朽木に発生し、樹洞はめずらしい。
 右はモクレン科のホオノキの実を分解するホソツクシタケが落ち葉の中から発生していましたので写真を切り株の上で撮りました。ホオノキは、葉と花が大きく、甘い香りで別名ホオカシワともいう。







2009/08/23 7:28:54|湧水
日本の滝百選「丸神の滝」(小鹿野)
自然博物館の後、小鹿野に行き、埼玉県で唯一、日本の滝百選に選ばれている「丸神の滝」を見てきました。奥秩父秀峰、両神山から流れ落ちてくる滝。上段が12メートル、2段目が14メートル、3段目が50メートルの3段に別れて滑り落ちて、全長76mの滝。「白井差口」のバス停(駐車場)から歩いて20分でマイナスイオンを浴びてきました。真中は上半分、右は下半分の写真。誰かさん言うには歌舞伎と花の町小鹿野は野菜が安いと言ってました







2009/08/22 1:22:51|野鳥と魚と昆虫(蛍)
ジャコウアゲハ(埼玉県絶滅危惧種)
 友人のk氏が○○街道にジャコウアゲハがいると教えてくれたので写真を撮りにいきました。左は雄、真中は雌です。このチョウの幼虫は低地の川沿いの原野、堤防などのウマノスズクサ(植物)を食べて育ちます。このような草地の状態が維持できなくなっているので、数が減ってきています(絶滅危惧種に入る)。
 ウマノスズクサの開花が夏ー秋ということなので、探したのですが、見つからずこのチョウの蛹(右)らしいのがありました。毒を持っているため鳥にも襲われないので、ゆっくりと優雅に飛んでいますので写真は撮りやすかった。埼玉県で確認されている昆虫の仲間の6.4%が絶滅にひんしています。







2009/08/21 3:49:33|町並み
続き。瑪瑙(メノウ)
昨日は憧れのトルマリン、今日は水晶と、ところで紫水晶とアメジストは別ものでしょうか?。色の濃さもさまざまですか、同じものです。紫色の原因は鉄イオンと天然放射能の照射ためといわれてます。したがって、人工的に天然放射能を照射して色を濃くしているものもあります。
 真中の写真は北京で撮ったメノウの原石。右はそれを加工したものです。王髄のなかで、紅色になったり縞模様があって美しいものをメノウという。
オパール、ガーネット(ザクロ石)などは紅のような色彩を放つ現象を遊色効果というそうです。レインボー・ガーネットは世界でも数例しか報告がないですが、数年前に奈良県天川村で膨大な量が発見されて話題を呼んだそうです。左は天青石(マダカスカル産)で色、形と美しい。







2009/08/20 2:31:12|町並み
続き。企画展の自然博物館
 石英が目に見えるほどの大きさに結晶したものが「水晶」です。石英が塊状になったものは「王髄」、さらに縞模様になったものを「めのう(真中)」と呼んでいます。
 紫水晶(右)は微細な鉄イオンの混入と、天然の放射線により紫色になります。
 *石英(quartz、クォーツ)は二酸化ケイ素 (SiO2) が結晶してでできた鉱物。
 上海旅行でも大きな紫水晶を販売していました。そこは看板が博物館で中に入ると売店で宝石等を売っていました。日本人が買いたそうにするとチームを組んで、そのひとに買う気にさせます。