くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/09/15 8:09:57|きのこ
ツクツクホウシタケ(冬虫夏草)
 例年ならキノコの発生時期ですが、今年は発生がすくない。雨が少なくても本体は地中(右)なので、冬虫夏草は発生できます。ツクツクホウシタケは冬虫夏草、漢方では蝉花(ぜんか)と呼びます。ツクツクホウシの幼虫の内部が菌糸に覆われて、そこから柄が伸びます。頭部は樹枝状に分岐し、表面に白粉状に分生子(胞子)がつきます(左)。真中のメモリは1cmです。*蝉花とは蝉茸(セミタケ)です。
 発生は初夏から秋に、湿り気のある地に発生します。時には同じ場所に数本発生することもあります。場所は川越にある大学の庭園でした。







2009/09/14 5:09:53|湧水
長寿之滝
 郡山の帰り西那須のインターで降りて塩原温泉を通り、矢板インターに向かう途中に長寿之滝がありました。そこで水くみをして新米ご飯とそば打ちに利用するとのこと。右は車のトランクの中のペットポトル。地下水でなく、滝の水を利用するのは水道水不信があるのですかね。







2009/09/13 2:23:21|その他
続き。風力発電
 電源開発の風力発電の資料によると規模が2000KW級で、タワーの最高到達点の高さが約100m、重さが全部で250t、ブレード(羽)直径が約70mです(左)。風速に応じてブレード(羽)の角度を制御しています(真中)。右の表の風力発電累積量(2008年)をみると京都議定書を批准していないアメリカ一位で、二位はドイツ、三位はスペイン。批准している日本が13位です。この分野を推進する必要があります。風力資源の分布地域は北海道、東北、九州とのこと。この日の風では風切りの音が聞こえなかった。 







2009/09/12 3:59:51|その他
郡山布引高原風力発電所施設見学
  郡山布引高原風力発電所(電源開発)の施設見学に行ってきました。ここは、標高1080mの国有地です。風車の下はダイコン(布引ダイコンとして有名)畑とヒマワリでした。かつては日本一の規模でしたが、現在は島根に続いて二番目の規模(33基)です。
 風力発電はエネルギー供給の問題と地球温暖化問題でどうしても日本(世界にも)に必要なものです。風力発電所の長所は純国産エネルギーと再生可能エネルギーで、自然エネルギーの有効利用です。短所は発電電力が風任せと高建設コスト。建設コストは約15-25万円/KWで、太陽発電よりも安いが水力発電よりも高いとのこと。機械はドイツ製で耐用年数は20年で、採算があうのは17年目からだそうです。まだまた研究段階で、風力発電一基当たり約3億円とのこと。
 







2009/09/10 2:45:58|植物
ショウガご飯
  昨日は、ショウガご飯(左)を食べました。その香りが臭覚を刺激して食欲をそそり、その辛味が唾液の分泌を促し、消化吸収を助けて食欲を増進させます。
 ショウガは、ニンニク、ネギと並んで、三大薬味の健康野菜です。ショウガは中国でも古くから漢方処方に頻用されていました。
 ショウガの成分の中で特に注目されているのが、辛味の主成分であるジンゲロールとショウガオールです。ショウガを加熱すると、ジンゲロールがショウガオールに変化します。ジンゲロールには、血行促進の作用があるので、身体を温め冷え症を改善します。昔から「風邪のひき始めにショウガ湯を飲む」とされるのは、ジンゲオールの発汗作用で解熱効果が期待できるためです(ヤフーの知恵袋より抜粋)
。真中はわが家の庭のショウガ。右は甘酢漬け。あすは休み