くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/09/22 2:58:45|きのこ
二種類のキノコ作る「タマウラベニタケ(玉裏紅茸)」嬬恋のキノコ鑑定会
 嬬恋に行く途中、仲間がみつけたタマウラベニタケ(玉裏紅茸)。これは秋、林内の湿った広葉樹(ミズナラ等)の朽木に群生します。正常なキノコ以外に団子状の塊をつくります。これはナラタケ菌によって生じた奇形です。ともに食用といわれてます。秋田では「ダンゴ」といわれてます。どの写真にもみられる黒く、丸い蔓ように張っているものがナラタケ菌糸束。「ダンゴ」状のものもタマウラベニタケでナラタケ菌糸によって大きくなります(菌糸から栄養をもらう)。正常なキノコ(ナラ菌によって侵されてない)によって胞子をつくります。







2009/09/21 3:39:59|町並み
話題の「群馬県の八ツ場ダム」経由でいきました。
 9/7-28日、嬬恋の東海大学嬬恋研修センターで埼玉きのこ研究会の合宿担当で実施してきました。
 朝の6:00に友人の坂戸に行ったらたら、高速道路の軽井沢付近がすでに渋滞(料金1000円効果)としているとのことで、下の道路で行くことにしました。どうせ行くなら話題の「群馬県の八ツ場ダム」経由でいきました。私たちが通った国道はダムがもし完成したらダムの中。写真のように巨大な建設現場でした。
 今日の新聞を見ると事業中止への姿勢を明確にするために地方負担金の返還を検討していくという。日本の官僚(政治家)はどうしてこんな計画を立てて建設したのかな。右の写真は車のなかで撮りました。







2009/09/18 3:53:00|その他
「ハナヒゲウツボとツバメウオ」スキューバダイビングの写真家
  友人の土井氏が高知の柏島にてスキューバダイビングで写真を撮ってきました。その一部を送ってもらったので載せます。彼は、ボランティアとして地元の病院等に写真の展示もしています。
 ハナヒゲウツボは全長130cm、海面~50mに居る(サンゴ礁域)、顔の先端に花びらのようなハナひげあり、肉食性で小魚食べる、人には危害加えない(真中)。しかも性転換もできるという便利のよさ。
 ツバメウオ(右)はチョウチヨウオの仲間で、40〜70cm、釧路以南に住む、稚魚の時はまるで木の葉のよう、成魚は大きな群れを作る、人懐っこくダイバーに寄って来る。また、口には薄く鋭い歯がある(記事も土井氏)。19-20は休み












2009/09/17 1:59:17|野鳥と魚と昆虫(蛍)
那珂川の天然アユ
  今年も帰郷のおり隣人から那珂川の天然アユをもらいました(左)。いままでなら、おばあちゃんが串で刺して炭で焼くのですが、今はその元気なく、魚網で普通に焼いて食べました。
 県水試によると那珂川のアユ漁獲量は約千トン(05年)で日本一。9割以上が天然アユだ。首都近郊にありながら、遡上を妨げる大きな堰(せき)がないこと、水量が比較的安定して水質も良いことなどが、その生育環境を支えている。6月のアユ釣り解禁後、全国から毎年50万人前後の釣りファンが詰めかける。その那珂川が国の霞ケ浦導水事業に揺れていると昨日のNHKニュースで「那珂川の天然アユ問題」をとりあげていました。







2009/09/16 3:57:04|湧水
平成の百選「妙音沢湧水」
  長寿之滝の水は飲んでみた?(脇田さん)。顔を洗って飲んできました。冷たく美味しかったが、語るほど舌をもってませーん。妙音沢は飲めません(真中)。この湧水は環境省が昨年6月に選定した平成の百選の名水100に選ばれたところです。地域住民などによる保全活動が主体的に行われている湧水などから百箇所の「名水」を選んだそうです。
 左の写真はまもなく、黒目川に注ぐところ。この湧水は新座市営墓地(県立新座高校の裏側)の近くにある斜面林にわく湧水(右)で、武蔵野台地の段丘崖(ハケ)下から大沢、小沢の二筋の流れを作り、黒目川に注いでいます。いまどき、この黒目川はアユも遡上するという。