くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/10/18 6:09:37|川越
川越祭り
昨日、川越祭りで脇田町の会所に行き、友人に挨拶してきました。午前中の手古舞は子供たちがやっていました(左上)。手古舞の杖に触りましたら、かなり重かった(右上)。囃子は江戸流と地元の里神楽が合体してできたという。
 「ひっとこ」面の表情は火吹きの様子ですが、裏の意味は江戸時代の六公四民の年貢の不平等を表したものです。
 川越氷川神社の神幸祭が午後1時出御なので、氷川神社に行きました。まさに、時代を超えた神と人と祭礼でした(左下)。例大祭を根源として直後に行われる神幸祭や山車行事から成り立っていました。







2009/10/17 6:16:36|きのこ
アカモミタケ(赤樅茸)
アカモミタケの傘の表面は淡橙黄色で環紋があり、裏が朱色。チチタケの仲間で傷をつけると朱鷺色の乳液を分泌します。モミの木と菌根菌(共生)を形成しています。モミと朱鷺色(朱色)で覚えやすいキノコです。柄にもクレーター状のくぼみができるのも特徴の一つ。肉は淡いオレンジ色で、もろいが、湯(真中)でると歯切れがよくなります。写真は軽井沢で撮りましたが、埼玉県内でもみつかります。







2009/10/16 3:18:52|きのこ
長野・山梨で人気のある「ハナイグチ」
  ハナイグチの傘は黄金色ー帯褐橙色ー赤褐色で、粘液に包まれます(左)。傘の裏側は若い時(右)は膜でおおわれますが、成長につれてツバとなって柄の頂部に残ります。
 発生は夏ー秋でカラマツ・モミと菌根をつくります。長野・山梨ではジゴボウ、リコボウ等と呼ばれ異常なほど人気があります。市場にも出て八百屋で販売されてます。
 幼菌でつくる赤だしの味噌汁ではナメコをしのぐ風味がでるという。写真は別所温泉公園で撮りました。右の写真の下にある白いのはハナイグチの菌糸。







2009/10/15 4:25:24|その他
絶滅危惧種「ジャガイモタケ」
ジャガイモタケは一見、本物のジャガイモが転がっているように見えました(左)。この和名は、類球形ー卵形ー偏球形で、ジャガイモの形に似ているからつけられた。かつてはクラマノジャガイモタケと言われていましたが、今はジャガイモタケという(学問の進歩かも)。このキノコはモミ木のそばに発生していました。モミの木の菌根菌で、地中生ないし半地中生。表面は淡黄色〜黄褐色。こすったり傷を付けたりすると濃青色〜黒色に変化します。肉は弾性があり、白色であるが切断した部分(右)は濃青色になり、ヨードホルム臭がします。真中の写真は新鮮な時の裏面。これ以外に広葉樹に発生する小さいのもあります。目盛りは1cm。







2009/10/14 4:59:06|きのこ
マツタケ小屋(別所温泉森林公園)
別所温泉森林公園の中にあるマツタケ小屋に行ってきました。最初、マツタケ狩りができるのかと思ってましたが、マツタケ料理屋でした。そこは森林組合で経営しているので国産マツタケだという。でもマツタケが薄いのには驚き。今年は雨が少なく不作なので焼きマツタケができないという。それでも、たまたまキャンセルがあって予約せずに食べられました。私たちがいる間予約を断っていました。