くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/11/09 22:33:37|川越
第23回川越いもの子作業所チャリティバザー
「第23回川越いもの子作業所チャリティバザー」に11/8の午後,行ってきました。体育館もいっぱいで盛大なバザーには驚きました。午前中は入場制限もしたとのこと。イベントでは沖縄民謡エイサー「かりゆし会」が沖縄の風を会場に流れるほど元気よく踊っていました。また、大井ちんどん一座は会場を練り歩きながら盛り上げていました。そのほかに不思議なマジック、富士見中の卒業生の「和太鼓」等がありました。
障害を持った仲間がこの川越の町で生き続けられるような生活・労働の場作りにご理解いただければ幸いとのこと。







2009/11/08 21:21:38|その他
日本産「白トリュフ」
 友人のK氏は昨日、イタリアの巨大な白トリュフがテレビで放映されたという。見てないので、内容がよくわかりませんが、日本にもあります。
 私は、3年前に白トリュフ(同じ仲間)を茨城、栃木で採集して大学、国立博物館に送ってあります。また、友人が熊谷市で採集したものを送ってくれました。日本産白トリュフの香りはイタリア産白トリュフよりも弱いが、国内の黒トリュフよりもかなり香ります。左下は顕微鏡で撮影した子嚢とその中の胞子(円形)。







2009/11/07 7:43:50|きのこ
ゴルフ場のイボテングタケ(疣天狗茸)
 ゴルフ場にもかなりのキノコが発生していますので、絶滅危惧種の調査をしたいと言いましたが、私有地なのでと断れました。 このイボテングタケはゴルフ場の塀の外側に発生していました。このキノコは傘の上に四角錐のイボ(左下)、柄の上位にツバがあり、柄の基部に環状ー襟巻状のツボがあるのが特徴です(右上)。
針葉樹(松、樅)の菌根菌で根とキノコ菌糸が繋がっていて、共生しています。もちろん毒きのこ。2002年にテングタケから独立したキノコで昔ハエ捕りに利用しました。明日の11/8休み。







2009/11/06 8:31:26|その他
味覚の秋「ムカゴご飯(零余子飯)」
上段真中の写真は、武蔵丘陵をハイクしていたらムカゴ取りの人がいました。彼が言うには、地中に植えると1-2年で自然薯ができるという。ムカゴはヤマノイモの茎が肥大化して形成された肉芽です。それで買ってきて、米と一緒に炊き込み「零余子飯(桜エビ入り)」を作りました。また零余子飯は秋の季語です。右上はハチミツまぶし柚子。右下は赤蕪の甘酢漬けで自然の色。









2009/11/05 5:30:00|その他
樅林内のアカモミタケ(赤樅茸)
アカモミタケはうす暗い林内でも目立つ、明るい色のきのこ。チチタケの仲間で、傷をつけるとオレンジ色の乳液を分泌するが、空気に触れても変色しない。美味しいきのこといわれてます。柄は中空で浅い窪みがあるのも特徴です。夏ー秋に発生して樅と根がつながっている菌根菌。今は落ち葉の中に隠れてひっそりとしています。生態的に言えば樅の木が多数あれば自然が豊かな森です。埼玉県の西部にも写真のような場所があります(右上)。いつまでもこの森が残ってほしい。