くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/12/20 18:09:16|町並み
岩崎弥太郎は三菱財閥の初代。
岩崎弥太郎は三菱財閥の初代。慶応3年4月、「亀山社中」は、龍馬(NHkの大河ドラマ)が脱藩罪を許されたため土佐藩が引継ぎ、場所も隊員もそのままで「海援隊」となり、龍馬が隊長となりました。その海援隊の会計を担当していたのが岩崎弥太郎です。
同商会は廃藩置県後1873年に三菱商会と改名し、岩崎弥太郎個人の企業になりました。このとき弥太郎は有名な三菱のマークを決めました(右上襖にも三菱マーク)。右下は橡の木を使った待合室・船底天井の廊下。







2009/12/19 19:40:06|その他
前日の続き。旧岩崎邸洋館
ジョサイア・コンドルはイギリス人で、明治10年、日本政府の招きにより来日。東京大学工学部建築学科の初代教授に就任し、日本で初めて本格的な西欧式建築教育を行った。また鹿鳴館、上野博物館、旧岩崎邸、旧古河庭園洋館など多くの洋風建築を設計しました。
左上は旧岩崎邸の洋館。上段真中はゴシック洋式の階段で、そこにはジャコビアン洋式(17世紀イギリスで流行)の装飾が施されています。末端がツルを巻くような形状になった装飾がジャコビアン洋式の特徴のひとつです(右上)。明治期の邸宅を飾った客室天井でシルクのイスラム風刺繍が施されいてます(左下)。







2009/12/18 20:49:56|その他
異国情緒の旧岩崎邸(国重要文化財)
先日、旧古河邸を見学している時、建築学を専攻している学生からコンドルが設計した上野にある旧岩崎邸をお勧めしますと言われました。
1896年(明治29年)に完成した三菱創設者・岩崎家本邸。英国人ジョサイア・コンドルによって設計されたもので、現存するのは洋館・ビリヤード室(左下)・和館の3棟です。本格的なヨーロッパ式邸宅。近代日本住宅を代表する西洋木造建築です。







2009/12/17 19:13:19|川越
天然記念物のサザンカ(川越)
笠幡の神田家には川越市の天然記念物のサザンカがあります。この木の子供と孫の木が近くにあり、老木の親よりも子供と孫の方が早く開花します。
ご当主によれば先祖が江戸時代に京都へ旅にでて持ち帰って、植えたものと聞かされてきました。また深谷市の天然記念物サザンカ(樹齢400年)よりも幹が太いそうです。ですから樹齢400年以上たっているのは確実とのこと。







2009/12/16 19:31:48|植物
ウコンの収穫
農家の人が霜のおりないうちに秋ウコンを収穫していました。
左上のウコンを薄くスライスして、完全に乾燥させて機械で粉にします。
真中の写真は畑から掘り上げたもの、そのウコンを輪切りにしました(右上)。左下はのものは来年の種イモ。昨年、宮古島から種イモを購入したという。お酒の飲む量が多い人にはいいそうです。またクルクミンがあって健康に良いと言われてます。