くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/12/29 21:20:35|町並み
続き。17世紀カンボジアに渡航した日本人
 アンコール ワットの史跡の階段は旧勾配なっていることが多い。自然に頭が下がるようになっています。これは神を崇拝させるためという(上段左)。中央の写真は回廊でこの内側の壁にヒンドゥー教の物語のレリーフがあります(左下)。また、1632年に森本右近太夫一房の武士が参拝した際に壁面へ残した墨書には、「御堂を志し数千里の海上を渡り」「ここに仏四体を奉るものなり」と記されています。右上写真のように長い年月が経ているので読みにくい。当時、日本にもこの寺院は知られていて、インドの祇園精舎と間違えていたらしい。
1860年、寺院を訪れたフランス人のアンリ・ムーオの紹介よって西欧と世界に広く知らされた。







2009/12/28 21:04:41|町並み
アンコール遺跡群(アンコールワット)
 今日、アンコール遺跡群を見て帰ってきました。アンコールとは都でワットは寺院を意味します。尖塔(大伽藍)と美しい彫刻からなるクメール建築の傑作で、すべて石づくり。カンボジアでは、全人口の約9割を占めるのがクメール人です。アンコール王朝のスーリヤヴァルマン2世によって、12世紀前半に、ヒンドゥー教寺院として三十年余の歳月を費やし建立されました。
 中央に見える尖塔(大伽藍)が視点の移動によって見え隠れするのが特徴です。右上の道路は上智大学等によって修復されました。左下は当時のまま。







2009/12/23 17:58:59|川越
三世代交流もちつき
先日、三世代(熟年、子供、孫)交流もちつきを行いました。元和菓子屋のお嬢さんが言うには、餅つきのつきては、てこの原理で持ち上げるのがコツ、そうすれば右上の写真のようにならないとのこと。捏ねる側は空気をいれるように捏ねるそうです(上段真中)。こね5割、つき5割が目安。孫たちと一緒に突くのが楽しみ。楽寿会の人が前日から準備してくれました。わが自治会も小学生が極端に少なく、熟年が多い。
28日まで休みます







2009/12/22 21:55:24|その他
小学生の五色百人一種県大会
12/20日、五色百人一種県大会を見てきました。百人一首のための会を行うことが江戸後期以降しばしば見られました。現在ではこれが正月(冬)の風俗として定着しています。今では、百人一首を五色(青、ピンク、黄、緑、オレンジの会場)に分けている五色百人一首などが多くの小学校で行われています。これは20枚(20首)の札で対決すから短い時間にできます。ある色は少人数なので,二人一組です。でも,人数がある程度いるときはなら,4人一組で,三人の場合は一人見学します。対戦は二人で行う実践が多いようです。見ていると親も気が気でないようです。
 







2009/12/21 20:52:33|その他
続き。撞球室(ビリヤード場)も国重要文化財
岩崎邸の別棟として建つコンドル設計のビリヤード場は当時の日本では非常に珍しいスイスの山小屋風の造りの木造建築です(上段すべて)。洋館から地下道で繋がっています。下段は地下室入口。
 大正12年、東京を襲った関東大地震の際は、市民に開放されました。庭の芝生には一万人の避難民がいたという。本邸のみならず一時難を逃れた人々が馬小屋にも住んでいた(旧岩崎庭園より)。