くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2010/01/06 5:58:44|その他
大乗仏教のアンコール・トム
アンコール・トムとは「大きな都」という意味で、その名のとおり一辺3kmの城壁に囲まれた大型の城塞都市です。 アンコール・トムの内部は中央にバイヨン寺院があります。
 5つの城門でつながって、各城門は塔になっています。東西南北の四面に観世音菩薩(左上)の彫刻が施されています。また南大門に向かって右側に阿修羅(上右)があります。阿修羅には頭のないものもあり、どうも首のところに貴重な宝があると思われて持っていかれたとの噂もあります?。左下は修復されたもの。







2010/01/05 5:01:37|その他
環境にやさしいカンボジアの稲作
遺跡付近の稲作しかみてないのですが、環境にやさしいカンボジアの稲作には感心しました。12月は乾季なので稲作の収穫をしていました。稲の穂しか収穫しない(左上)。残りの茎はそのままで(左下)、放牧した牛の餌にします。牛の糞と一緒に肥料にするするそうです。またガイドの話では稲の一毛作とのこと。農村には電気もなく、収穫も手で刈ってました(左上)。環境と騒いでいる日本では想像もつきません。上段の真中は水田の中のアリ塚で幾つかありました。







2010/01/01 19:16:40|その他
タ・プロム(アンコール遺跡群)を脅かすガジュマル
タ・プロムは1186年にジャヤヴァルマンZ世が平地型の仏教寺院を建てました。当時は60余りの堂塔があり、列柱回廊で結ばれていたらしい。後にヒンドゥー教寺院に改修されたと考えられています。今は7割が倒壊。大蛇のようにガジュマル(クワ科で気根がある)が絡み付いています。
 熱帯の巨大な樹木が遺跡を破壊しているのか、それともいまや遺跡を支えているのかという議論がありますが、ユネスコではそのまま保存なのかも。樹木の生命力を感じて圧倒されました。明日は休み







2009/12/31 22:49:28|その他
アンコールワットの日の出とスイレン
謹賀新年
朝日に輝く日の出を日本人たちが、アンコールワットで見ていたら他国の人も見るようになったという(現地ガイド)。日の出は6時40頃。六月頃だと回廊の上から太陽が昇り最高の見ごろだそうです。庭園の池の熱帯スイレン(左上、下)は6時頃開花していましたが、午後は蕾みになります。本年もよろしくお願いします。







2009/12/30 21:41:27|町並み
続き。プレ・ループの夕日
プレ・ループは王を荼毘に付した寺院。石造り槽で王を荼毘に付し、その灰の上に死者を象った線を描く儀式を行った。称して、古クメール語で「プレ・ループ」と呼ぶ。この寺院で夕日を感傷しました。
 通貨の単位はリエルで、1ドルが4000リエル(カンボジア)。すべてがドルでなりたっているように感じました。御土産ものを売る子供たちもワンダラーという。国民がリエルを信用していないのかも。ガイドが言うには「金持ちはドルでなく金」だという。どこかの国も国家予算の半分以上は借金だからどうなることやら。