くさびら紀行
日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
プロフィール
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kinoko-masaru
■自己紹介
江戸の母「川越」すまい。
定年退職後のきままな生活。
第二の生活はキノコと町並みウオッチング。
■趣味
キノコ・植物観察。
平家蛍飼育とシイタケ栽培
歴史の町並みウオッチング。
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2010/06/05 8:07:37|
その他
鬼怒川・日光の花
地域創造座(いきがい)の仲間と鬼怒川・日光に行ってきました。鬼怒川温泉駅の川沿いの遊歩道にニッコウキスゲ(日光黄萱)が開花していました。この花は花弁が3枚、萼片が3枚であるが、同質のため花びらが6枚のように見えます。夏の花なのに5/31日に開花しているのには驚きました。キスゲというのは黄萱で、スゲはその葉がカヤツリグサ科のスゲと似ているため。本当(別名)の名前はゼンテイカ(禅庭花)であったが、いつの間にか日光に生えているキスゲという名に変わったそうです。
左下はクリンソウ(九輪草)でサクラソウの中の王者の風格があります。
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2010/06/04 3:22:54|
川越
白漆喰と袖壁(卯建)のある家「山下家住宅」市文化財
山下家住宅の文庫蔵の牛梁(うしはり)に安政4年に上棟と書かれています。この建物は切妻・平入りで簡素なデザイン(鬼瓦・かげ盛りも小規模)。即ち、江戸期の商家の外部形態保持する数少ない建物。川越大火以後に建築された蔵造りと異なり、壁面から軒裏まで白漆喰で仕上げています。上中央には白い袖壁(卯建)があります。二階開口部には枠取りを黒漆喰で補強しています(左下)。仲町にも観るべき文化財が多いです。
*牛梁とは重いものを支えて断面の大きい梁。
*漆喰とは、石灰に糊(のり)を混ぜた壁塗りの材料です。日本では古くは土蔵や城の壁に用いられていました。
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2010/06/03 7:35:07|
川越
袖壁(卯建)のある「塩野家住宅」市文化財
明治26年の川越大火直後に建築されたので袖壁(卯建)があります。この建物は材木商「丹精」の四代目梶田清左衛門により、明治27年に建てられた町屋の文庫蔵(収蔵品展示蔵) 。外観は、切妻屋根で二階の庇下に観音開扉の重厚な窓があります。ここも袖壁があり、隣家からの火を防ぐ構造になっています。前面に張り出した下屋部分が店舗として利用され、今は「あとひき煎餅」店です。当時は銘木を展示するところでありました左下は階段がせまいので、荷物を滑車で上げ下げした所。右上は棟札(むなふだ)の写真。
*棟札は、寺社・民家など建物の建築・修築の記録・記念として、棟木・梁など建物内部の高所に取り付けた札である。典型的には、木の札または銅の板に記して釘で打ち付けるという。
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2010/06/02 9:36:28|
川越
蔵造り川越の袖壁と卯建(うだつ)
隣接している宮岡家住宅とともに連続した街並み景観を形成していますこの建物は、小谷野家住宅(深善美術表装見店)です(右上)。当時太物商卸問屋を経営していた高山仁兵衛が約3年の歳月をかけて建てたもの。店舗と住宅を一棟にした総二階の伝統的な蔵造り商家の外部形態を保持しています。
庇の上に取り付けられている袖壁(上中央と右)は、意匠状大きな特徴になっています。この壁を川越では、卯建といわず
袖壁
と言います。左下は海野宿の卯建。
第二次大戦後、屋号を「深善(ふかぜん)」と称する小谷野家恒太郎氏が譲り受け、掛け軸、額縁を扱う美術表装見店となりました。
*太物とは絹織物に対しての綿織物をさすことばとして生まれたもので、絹の呉服・巻物・板物は薄地織物であるが、木綿の織物は絹に比べ厚地であるために、太物といい、それを扱う木綿問屋を太物問屋とよんだ(小学館より)。
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2010/05/30 21:49:21|
きのこ
今のナラタケ(楢茸)
>梅雨間近本業のきのこも発生してきますね
5/26日、比企丘陵に仲間とキノコ調査にいきました。この時期に30種類のキノコがありました。この写真のナラタケは春と秋の二回発生し、東北ではおいしいキノコといわれてます。ほのかな香りがあり、鍋の材料としてなじみが深い。ただし、食べ過ぎると消化不良を起こします。食べる時はご用心。左下は湯でたもの。
正式な和名でなく、地方名は約200種(ボリボリ、モダシ、ナラブサ、アマダレ等)があるという。倒木に発生したこのキノコを株ごと採集すると「ボリボリ」音がするのでボリボリという名がついたそうです。
植林したサクラ、カラマツ、杉、ヒノキ等の根を侵して「ナラタケ病」の原因になりますので、嫌われ者。
明日は休み
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