くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2010/06/11 2:36:24|町並み
日光の開祖、勝道上人をしのぶ開山堂と香車堂
日光の開祖、勝道上人をしのぶ開山堂に行きました。朱塗りの堂宇は深い森の中に堂々たる構えを見せています。その内部には上人と十大弟子の木造が安置されています。上人はここで83才生涯を終えた。墓所は後方で石柵に囲まれています(上中央)。
この隣にある輪王寺観音堂(栃木県指定文化財)は将棋の香車がたくさん奉納されており、香車堂(左下)と呼ばれています。香車は真っすぐ進む駒のため、お産が楽にすむと願いをかけ、産(うぶ)の宮として昔から庶民信仰になってます。ここで駒を借り、無事安産となると新駒とともに返納するそうです。
右上は、光輪王寺開山堂の裏の通称「仏岩」と呼ばれる岸壁の下に6体の石仏があります。
>昨日の6/6日件はミソサザイでなくカワガラスらしいので訂正しました。







2010/06/10 4:19:36|野鳥と魚と昆虫(蛍)
6/6日、ミソサザイの件

>6/6日、鳥はカワガラスではないかという人もいました。
友人の探鳥家の「あぽ」氏にミソサザイ等の写真を送ってもらいました。一番上はミソサザイ。二番目の写真はカワガラス。彼は「カワガラスは水場から離れることは滅多にありません。体も2倍くらいあり、足は銀色で体全体チョコレート色一色」という。
H氏は環境と大きさの判断ができませんので、断定は難しいです。
カワガラスは22cm(ムクドリぐらい)、ミソサザイは14.5cm
前者には眉斑はなく、後者は眉斑があります。ミソサザイはクローズアップすれば、腹から尾っぽかけて、白斑があり縞々にも見えるはずです(成鳥)。
どんなところにいたのかがわかりません?
前者は川幅がある程度広いところ、後者は渓流など狭くなった流域。
日光の裏見ノ滝の傍の筋のように落ちている所にいたのとかなり小さければミソサザイ。ムクドリぐらい大きさならカワガラス。
鳥のさえずりを記録しなかったのがミスでした。







2010/06/09 6:25:15|その他
県西部のサイハイラン(采配蘭)
サイハイランは花の咲き方がたれ気味で、細くうねり花全体がひらひらした感じを与えます。昔、戦場で大将が用いた采配に似ていることから、この和名がつきました。
開花時期は、今、高さ約40cmの紫色の花茎を伸ばし、やや密に20花以上咲かせます。この蘭には葉に斑入りのものもあります。一枚葉と二枚葉があり、北方に行くほど一枚葉、南にいくほど二枚葉が多いと言われてます。埼玉県絶滅危惧種に指定されています。







2010/06/07 7:21:43|きのこ
極小なキノコ「カンムリタケ(冠茸)」
カンムリタケは極めて小型(単位は1cm、上右)で、こん棒形のキノコ。頭部は円筒形で橙黄色。柄は細長く白色。春から初夏に、湿地・水流中や林内の水たまりに発生して、落ち葉や落ち枝を分解します。テングノメシガイ科カンムリタケ属。
モリアオガエルは水面上にせり出した木の枝などに粘液を泡立てて作る泡で包まれた卵塊を産みつけます(左下)。また、この写真の中の黄色い点が卵。このカエルは、指先には丸い吸盤があって、木の上での生活に適応しています。この場所は竜王峡。
>鳥好き爺さんより
高野伸二著「日本の野鳥」には
明日は休み







2010/06/06 7:42:37|野鳥と魚と昆虫(蛍)
日本では最も小さい鳥の一つ・ミソサザイ
日光の裏見ノ滝(左下)にいきました。日本では最も小さい鳥のひとつといわれているミソサザイがいました。私は、その場所でカワガラスと言いましたが、家で図鑑で調べたらミソサザイ。さえずりは、複雑で長く、体に似合わず高い声で「チリリリリ」という震え声でした。撮影は仲間の中條 豁氏です。この鳥は、体は丸くて嘴は細く、短い尾をあげています。体は褐色で黒い横斑や灰白色の斑点があります。
裏見ノ滝は日光三大名瀑ひとつで、芭蕉も「暫くは滝に籠るや夏の初]詠んだという。昔は滝の裏側にいけたそうです。
>鳥好き爺さんよりのコメントについて
高野伸二著日本の野鳥の会「日本の野鳥」には日本では最も小さい鳥の一つと書いてありました。また、この本にはキクイタダキが日本で最小とも書いています。