くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2010/07/09 2:52:38|町並み
龍飛崎「階段国道(339号」(津軽)
龍飛崎は津軽半島最北端の岬で、龍が吹き飛ぶほど強い風が吹くことから名称が付いたとも言われているそうです。
龍飛漁港と龍飛灯台(左上)のある高台を結ぶ石の階段は、日本唯一の階段国道(339号)で、歩行者専用の国道です(上中央)。その国道を示す青い標識も立っています(右上)。狭くて急な階段は、362段あり、総延長は388,2m。もちろん車やバイクはと通れません。役人が現地にこないで地図だけで決めたという。
石川さゆりの代表曲「津軽海峡冬景色」歌謡碑もここにあります。そこにある再生ボタンを押すと歌が流れます。








2010/07/08 6:25:27|その他
志功ゆかりの宿「椿館」(津軽)
私が宿泊した宿は海扇閣でしたが、ガイドに聞いて、宗像志功が愛した湯宿の椿館を見学してきました。生前、制作に取り掛かる前、この宿の湯で身を清めたという。館内にはロビーの「万里水雲長慈航また何処」(左下の写真がはっきりしませんが)を初め、氏の有名な作品が展示されていました。この慈航とは、仏が慈悲の心を持って衆生を救う舟とのこと。ここは9本の源泉持つ湯量豊富な宿。







2010/07/07 2:42:09|その他
埼玉県絶滅危惧種「ヒョウモンウラベニカサ(豹紋裏紅傘)」
6/23日、比企丘陵でをみつけました。このキノコは傘の表面(左上)に黄土色〜暗黄土色の地に大小の白い斑点が散らばり、ヒダは最初白色、成熟すると肉色になります。
和名の由来は、傘の表面が豹の斑点、傘の裏(ヒダ)が紅色(右上)からきています。林内の広葉樹の朽木に発生していました。発生は稀なので埼玉県絶滅危惧種に指定されてます。







2010/07/06 3:57:42|その他
武蔵野林「アカヤマドリ(赤山鳥)」
7/4(日)川越環境ネット主催で市民対象のキノコ観察会の講師をしてきました。この雨でかなりのキノコが発生していました。若い家族連れが目立ちました。
写真はアカヤマドリで、幼菌の傘(左上)は脳みそ状のしわがあり、生長すると表皮がひび割れて黄色い肉(右上)が見えます。森の恵みで、傘の直径が30cm近くのあるものを子供が見つけてくれました。ヨーロッパでは美味しいキノコと言われてますので、炒めてみました(左下)。







2010/07/05 3:45:29|町並み
国名勝・天然記念物「仏ヶ浦)」
佐井港から船で「仏ヶ浦」にいきました。仏ヶ浦は、青森県下北半島西岸の下北郡に所在する景勝地(国名勝・国天然)。古くは仏宇陀(ほとけうた)といい、宇陀はアイヌ語で浜。長い時間をかけて、津軽海峡が造り上げた奇岩群(緑色凝灰岩)。その形から、一つ仏、如来の首岩(左下)、五百羅漢等の名前がつけられました。
この岩は、乾くと白くなり、水分を含むと緑になるという。大町桂月の「神のわざ 鬼の手造り 仏うた 人の世のならぬ 処なりけり」の歌碑がありました(右上)。この歌により有名になったそうです。