救済会 憩の園在日協力会

1958年、ブラジル社会福祉法人救済会「憩の園 (いこいのその)」は、主に日系人のお年寄りを対象とした老人ホームとしてサンパウロ市に開園し、その役割を担って参りました。 しかし、ブラジルの国状および日系人を対象とする施設の性格上、「憩の園」運営の現状は、近年大変厳しいものとなっています。 余儀ない事情で「憩の園」に老後を託した在園者の方たちへ、日本から温かい支援をお届けし、余生の日々に懐かしさと喜びを味わっていただけたらと、日々願っています。
 
Feliz Natal e um Próspero Ano Novo!
Happy Merry Christmas!

本年も大変お世話になりました
心より御礼を申し上げます
どうかよいお年をお迎え下さい







御礼 Agradeço de coração
コロナ禍の2021年もまもなく終わろうとしています。
皆様方から賜りましたご支援によりまして、
憩の園の入所者および職員一同、今年も楽しく有意義な毎日を
過ごすことができました。心より御礼を申し上げます。

さる11月28日、憩の園では外務省にご支援を賜り、
感謝ライブ『みんな一緒にコロナに備えながら元気よく生きましょう』を
YouTubeにてオンライン開催いたしました。

様々な制限のある生活が続いておりますが、
皆様と共に元気よく生きてまいりたいと思います。
来年こそコロナが終息しますように…














 







Bazar de Caridad Festival Lationamerica 2021
10月24日(日)、ラテンアメリカ婦人協会(会長:橋本久美子)主催のチャリティバザー「フェスティバルラティノアメリカーノ2021」が、メキシコ大使館にて開催されました。

昨年は新型コロナ感染の蔓延で中止を余儀なくされましたが、2年ぶりの開催を祝福するかのように、当日は好天に恵まれました。
広い公館庭園には、日本ではなかなかお目にかかれない手工芸品、ジュエリー、ファッション雑貨、服飾などが展示販売され、ランチタイムには各国の美味しい手作りの料理が提供されました。美しい民族衣装を身に纏った大使館職員やボランティアの方々がバザーを大いに盛り上げて下さり、ご来場者の皆様には。例年通りに楽しんでいただけたことと思います。

バザーの収益は、中南米およびカリブ諸国の福祉事業に有効に活用されます。










 







喫茶 いこい
憩の園では、ボランティアの方々による喫茶が定期的に開かれ、
入園者の皆さんの楽しみの1つになっています。
コロナ禍で、今は残念ながらボランティアの方々の訪問はありませんが、
今回は職員が力を合わせて、入園者の期待に応えて下さいました。

どの料理も入園者の皆さんの好物ばかりで、しかもボリューム満点で
美味しそうですスマイル 特に栗饅頭は大好評だったそうです。

職員の方々の心のこもったおもてなしに、きっと入園者の皆さんも
満足されたのではないでしょうか。次回も楽しみですね。








 







2021/09/25 18:45:08|ニュース
深謝 JICA助成金

JICA(国際協力機構)は、海外移住者および日系人の生活の安定のために、
様々な形で支援を行っています。
今般、新型コロナウィルス感染症の影響を受けている日系団体の状況に鑑み、
各種事業に対する助成金交付がなされましたが、
憩の園の施設改修事業に対しても、約274万レアル(約5,754万円)の
補助をして下さることになりました。

ブラジルの介護福祉施設では、入居者の部屋ごとにトイレを設置することが
消防法に規定されています。しかし、憩の園では、資金難から改修工事に着手
できず、入居者の部屋2人分に対して一つのトイレ設置でやむなく運営して
いました。今回の助成金により念願が叶い、消防法に合致した設備への改修が
実現できます。

その他、広大な敷地を囲む塀の設置、薬局の開設、
イベントスペースへの介護用トイレの導入、介護用ベッド・
介護用間仕切りカーテン・料理の温度を保つ配膳車の購入なども
計画には盛り込まれており、入居者のために有効に活用する予定です。

憩の園は、今回の助成金により、入居者にとってさらに快適な空間に
生まれ変わります。

ニッケイ新聞2021年8月19日←click

Homenagem de despedida para Terapeuta Ocupacional Suzana Mizushima