救済会 憩の園在日協力会

1958年、ブラジル社会福祉法人救済会「憩の園 (いこいのその)」は、主に日系人のお年寄りを対象とした老人ホームとしてサンパウロ市に開園し、その役割を担って参りました。 しかし、ブラジルの国状および日系人を対象とする施設の性格上、「憩の園」運営の現状は、近年大変厳しいものとなっています。 余儀ない事情で「憩の園」に老後を託した在園者の方たちへ、日本から温かい支援をお届けし、余生の日々に懐かしさと喜びを味わっていただけたらと、日々願っています。
 
憩の園の桜が咲きました

南半球のサンパウロでは、8月に桜が咲きます。
憩の園の桜は、コロナ禍でも変わらずに満開となり、
在園者やスタッフの皆さんに、心和むひとときを演出してくれました。


在園者の皆さんは、献身的なスタッフのおかげで、
様々な催しで楽しませていただいています。
写真はコロナ禍でのミニミニ運動会です。

一日も早くこのパンデミックが収束することを祈りたいと思います。











残暑お見舞い申し上げます
残暑お見舞い申し上げます

新型コロナウイルス感染症が一日も早く収束しますように祈念いたします

救済会憩の園在日協力会 一同










ミニコミ誌「Coração(コラソン)」A
先月ご紹介しました憩の園在日協力会のミニコミ誌「coração」の
記事ご紹介第2弾です‼
今回は、昨年12月に他界された大浦氏(元救済会顧問)と入園者さんの
作品です。是非ご一読下さい。

☆「coração」全ページを閲覧できるリンクはこちらです
 (PDFにアクセスできます)
  2020年coração ←click

  こちらは2020年度事業報告です→2020年救済会憩の園在日協力会事業報告









ミニコミ誌「Coração(コラソン)」
憩の園在日協力会は、年に1回協力会員の方々向けに、
ミニコミ誌「coração」を発行しております。
掲載内容は、1年間にあった憩の園にかかわる出来事や
入園者の文芸作品などです。
2020年は新型コロナウイルス感染症にかかわる記事が中心に
なってしまいましたが、以下はそのほんの一部です。

なお、coraçãoについては、4月17日の投稿でも
2020年度事業報告と一緒に紹介しています。
全ページを閲覧できるリンクを貼っておりますので、
ご興味のある方は、ぜひアクセスしてみて下さい。

2020年度事業報告とcoração ←こちらをclick










端午の節句
日本から贈られた鯉のぼりが憩の園の空を泳いでいます。
在園者の皆さんの目を楽しませてくれているのは言うまでもありません。
鯉のぼりを飾る家は、日本でも特に都市部では激減した中、
サンパウロで鯉のぼりが優雅に泳ぐ光景には、
驚かれる方も多いのではないでしょうか。
憩の園では、しっかり日本の伝統文化が継承されてきました。



しかし、日本の習慣や文化に興味を持って下さる職員の方々は、
以前より少なくなってきているかもしれません。
コロナ禍で日本の文化や伝統を伝えるJICAのボランティアさんが、
帰国して不在なのも大きく影響していると思います。

少し残念ではありますが、その分ブラジルの行事では大いに盛り上がり
在園者の皆さんを楽しませて下さっています。
ブラジルなのだからそれもよしと考えるべきところですが、
端午の節句の飾りを前にして、童心に帰った表情をされる
在園者の皆さんからは、日本の伝統文化を大切にする心が
伝わってまいります。
折り紙で兜やひな人形を作って楽しむ在園者の姿も昔と変わりません。

早く新型コロナ感染症が収束して欲しいと祈らずにいられません。


☆憩の園でも端午の節句は毎年恒例の行事です


☆施設内に飾られた兜(隣は在園者が折り紙で作った金太郎と熊!!)


☆こちらは3月頃に在園者が折り紙で作ったひな人形


☆鯉のぼり同様に憩の園にはご寄贈いただいたお雛様と着物があります