救済会 憩の園在日協力会

1958年、ブラジル社会福祉法人救済会「憩の園 (いこいのその)」は、主に日系人のお年寄りを対象とした老人ホームとしてサンパウロ市に開園し、その役割を担って参りました。 しかし、ブラジルの国状および日系人を対象とする施設の性格上、「憩の園」運営の現状は、近年大変厳しいものとなっています。 余儀ない事情で「憩の園」に老後を託した在園者の方たちへ、日本から温かい支援をお届けし、余生の日々に懐かしさと喜びを味わっていただけたらと、日々願っています。
 
春を告げる花
今年は例年より早く桜が開花しました。
4月に入って気温も上昇し、これからしばらくは過ごしやすい日々が続きますね。

写真(左)の桜は、4月3日に埼玉県の吉見町にある「さくら堤公園」で撮影したものです。
天気がよかったので多くの花見客が訪れていました。
桜の花に包まれ、菜の花の絨毯の上を歩いていると心が晴れやかになります。

南半球のサンパウロは、これから秋が深まってきます。
春は半年先になりますが、サンパウロでも桜の名所はいくつかあります。
戦後、日系人の方々によって、日本から運ばれた苗が育ったものです。
今では、日系人のみならず、この地で生まれ育ったブラジル人にとっても、故郷を感じさせるアイテムの一つになっているようです。

さて、ブラジルの国花はご存じの通りイペ(写真中央・右)。
ブラジルの春を告げる花の代表格でしょう。
花が終わる頃に葉が出てくるところは桜と同じで、黄色い桜とも呼ばれています。
イペは、赤・白・黄・紫・ピンクなど、実に多くの花色があります。
憩の園では白やピンクのイペも毎年花を咲かせています。

日本でも神戸メリケンパーク、六浦白梅公園などで、イペを見ることができます。
これから見頃を迎えますので、ぜひお近くのイペの花見をお楽しみ下さい。







心豊かな暮らしを・・・
憩の園では、入所されているお年寄りが心豊かで健やかな暮らしができるよう、専門スタッフやボランティアの皆様により、様々な献身的な取り組みが行われています。

憩の園Facebookに掲載された写真を拝借し、その一部をご紹介いたします。




★脳・身体機能の維持・向上を目的とした様々な取り組み


★年に1度、誰もが訪れるお誕生日にはみんなで祝福‼


★コロナ禍でもリモートでいつでもご家族と面会


★ご恵贈いただいた自家製パンをみんなで味わうひととき







憩の園のお正月
年明け早々より日本もブラジルも、世界中に広がる新型コロナウイルスの変異株「オミクロン」の感染急拡大に見舞われております。
2月に入ってもその勢いに歯止めがかからない状況ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
皆様の健やかな日々を心より願っております。

さて、そのような中でも、憩の園では例年通り新年のお祝いをし、日本の伝統的な正月行事で、皆楽しく明るく過ごしているようです。
サンパウロから送られてきた写真をどうぞご高覧下さい!!
















謹賀新年
コロナ感染症が早く収束しますように!!
そして 再び日本とブラジルが自由に
行き来できるようになりますように!!







Feliz Natal e um Próspero Ano Novo!
Happy Merry Christmas!

本年も大変お世話になりました
心より御礼を申し上げます
どうかよいお年をお迎え下さい