今、ブラジルは冬です。憩の園の園庭の桜は満開です。
先月の8月17日(土)〜18日(日)に、憩の園では恒例のバザーが開催
されました。当日は、2日間とも天候不順で寒く、薄曇りで時々霧雨が
舞うあいにくの天気でした。本降りの雨がなかったのが、せめてもの
幸いでしたが、今夏記録的な暑さに見舞われた日本にいますと、
バザー参加者のコート姿が新鮮に映ります。
今年は、救済会創立60周年と憩の園開園55周年の節目の年で、
8月18日(日)には式典が行われました。
救済会の草創からご勤務され、憩の園を支え続けて下さった功労者
吉安 園子さん(常任理事)へ、感謝のプレートが贈呈されました。
吉安さんは、救済会の歴史のすべてを知る まさに生き字引で
いらっしゃいます。
バザーは毎年規模が大きくなり、今年も大きなテントが2つと
小さなテントが沢山設置されました。
日曜日はかなりの人出で賑わい、2日間の入場者総数は約9,000人で、
売り上げもまずまずの成績だったようです(^O^)
ご協力いただいたボランティアの皆様は800人余りで、提供された
食事のメニューも実に豊富でした。
一例を紹介します。日本円表示は現在の為替レートで換算しました。
すし/のりまき R$10.00(450円) 彩りがきれいです。
てんぷら R$5.00(225円) 大きくて一人では食べきれません
うどん R$13.00(589円) 具が色々入っています
さしみ定食 R$22.00(980円) ブラジルではめったにお刺身は
食べられません。
ぎょうざ R$5.00(225円) 人気食の一つ
日系人ばかりでなく、近隣に住むブラジル人にとっても,バザーで販売
される日本食は大人気です。
また、入居者の手作りのお店も大繁盛でした。
編み物やモップなどは、土曜日1日で去年の2日分の売り上げを越え、日曜日には土曜日以上に売れ、ほとんど完売に近かったそうです。
憩の園は多くのボランティアの皆様に支えられています。
バザーの時などには泊まり込みで手伝ってくださる方や、
日本からボランティアとして長期にわたって滞在してくださる方も
いらっしゃいます。
在日協として改めてボランティアの方々に感謝申し上げます。