救済会 憩の園在日協力会

1958年、ブラジル社会福祉法人救済会「憩の園 (いこいのその)」は、主に日系人のお年寄りを対象とした老人ホームとしてサンパウロ市に開園し、その役割を担って参りました。 しかし、ブラジルの国状および日系人を対象とする施設の性格上、「憩の園」運営の現状は、近年大変厳しいものとなっています。 余儀ない事情で「憩の園」に老後を託した在園者の方たちへ、日本から温かい支援をお届けし、余生の日々に懐かしさと喜びを味わっていただけたらと、日々願っています。
 
Apr.19. 救済会理事会 役員改選のお知らせ
先月15日、社会福祉法人救済会 憩の園 第62回総会が開催され、
理事会の役員改選が行われましたので、お知らせいたします。
 
◇ 3/20付 新理事会 および 常任理事 ※敬称略
 
《会長》 吉安 園子
《第1副会長》 相田 祐弘
《第2副会長》 上島中田 悦子
《専任理事》 本田 泉
《第1会計》 小川 英輔
《第2会計》 ウブカタ・マリオ・マコ ト
《第1書記》 片岡 研二・カルロス
《第2書記》 畑中 初美
 
《常任理事》
 秋村キヨシ・アデマール
 岩本卓ジェロニモ
 秋村寿治
 高田ミオシ・ネルソン
 藤井常孝・オズワルド
 
ニッケイ新聞 Mar.22.2014
   新会長 吉安 園子
 
 
 
 
 
 
 
 







Apr.12.2014 憩の園を彩る四季折々の花 A
2月に憩の園に咲く四季折々の花と題しまして、ブラジル国花のイペなどを
紹介しましたが、ご好評を賜りましたので第2弾をお届けします。
今月の在日協掲示板にも掲載していますので、お近くへお越しの際は、
ぜひご高覧下さい。
 
 
 
 







Mar.08.2014 憩の園を慰問して下さる方々
3月の在日協力会事務局掲示板では、憩の園へ音楽や舞踊などの演芸を届けに
慰問して下さるボランティアの皆様を紹介しています。
 
在園のお年寄りの方々は、ライブで様々な演芸を園内にて鑑賞できることを、
いつもとても楽しみにしています。
今回は、舞踊と音楽にフォーカスを当てて紹介していますが、
慰問の内容は多岐にわたります。
 
ブラジル日系社会は、本国と同様に日本文化を大切にしています。
稽古を重ね 磨き上げた日本の伝統芸能を、ブラジル在住の日系人が
届けて下さることは珍しくありません。
日本に望郷の念を抱くお年寄りには、何よりの贈り物となります。
 
また、音楽や歌の数々は、心休まる至福のひとときを創出してくれます。
 
憩の園では、いつでもボランティアの皆さんのご来園をお待ちしています。
一芸に長けた皆様、ぜひ憩の園へお越し下さいませ!!
 
時には落語鑑笑も(!?)
 







Feb.11.2014 憩の園を彩る四季折々の花
今月の在日協掲示板では、憩の園に咲く四季折々の花を紹介しています。
憩の園の広い園庭には、1年を通じて何かしらの花が咲いていて、
在園のお年寄りやスタッフ、そして訪れる方々の心を和ませてくれます。
 
このHPでも、スペースの都合上、掲示板で紹介しきれなかった
憩の園に咲く花々をご紹介させていただきます。
 
《H.Takahashi》
 
@ ブラジルの国花 イペ 
 
    鮮やかな黄色い花を咲かせます。
    サッカーブラジル代表のユニフォームもこの色ですね。
 
 
A 白いイペの花
 
    イペは黄色だけではなく、白い花もあります。
    他に赤色・紫色・桃色 などがあるようです。
    ブラジルでは黄色のイペが国花とされています。
 
 
B ソメイヨシノ(染井吉野) 桜
 
    染井吉野は憩の園でも見ることができます。
    南半球ですので、時期は8月〜9月でしょうか・・・。
    日本でゆっくり花見ができなかった時は、半年後にブラジルに行けば
    桜に再び出会えますo(^▽^)o
 
 







Jan.01. 迎春 〈ブラジル救済会憩の園 在日協力会〉
輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、救済会発足60周年、憩の園設立55周年という
節目の年を迎えることができました。
これもひとえに皆様の温かいご支援 ご協力の賜物と
心より感謝いたしております。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
 
さて、1月の在日協掲示版では、東日本大震災からの復興を祈願しまして、
東北の伝統的な踊りを紹介しております。
 
 1.中野七頭舞・なかのななづまい(岩泉町)
 
江戸末期、小本の黒森神楽胴取りが、神楽の舞い込み儀礼から考案した舞。
「道具取り」「横跳ね」「チラシ」「戦い」「ツツトウツ」「みあし」「道具納め」で構成され、
華麗で勇壮に踊ります。震災を乗り越え、五穀豊穣と大漁を祈願して舞っています。
 
2.生平駒踊り・おいたいらこまおどり(久慈)
 
岩手県北部から青森県三八地方は名馬の産地として全国に名を馳せ、
馬を家族同様に大切にしてきました。
駒踊りは、紙などで作った馬の頭を腰につけ踊り手がハイハイハイと声をかけながら
踊ります。身近に暮らした馬の愛らしさを表現する芸能。
ササラスリが先導するのが特徴です。
 
3.金津流浦浜獅子躍・かなづりゅううらはまししおどり(大船渡)
 
太鼓を身につけ唄い踊ることから太鼓系と呼ばれ、岩手県南を中心に分布します。
廃絶していた浦浜鹿踊を平成3年に金津流から教えを受け復活しました。
獅子躍は先祖供養や悪魔退散・五穀豊穣を祈願し盆行事などで踊ります。
剣舞の合同詰め所が津波で壊滅、剣舞の装束類を失いましたが、
支援で復活しました。