救済会 憩の園在日協力会

1958年、ブラジル社会福祉法人救済会「憩の園 (いこいのその)」は、主に日系人のお年寄りを対象とした老人ホームとしてサンパウロ市に開園し、その役割を担って参りました。 しかし、ブラジルの国状および日系人を対象とする施設の性格上、「憩の園」運営の現状は、近年大変厳しいものとなっています。 余儀ない事情で「憩の園」に老後を託した在園者の方たちへ、日本から温かい支援をお届けし、余生の日々に懐かしさと喜びを味わっていただけたらと、日々願っています。
 
Oct.29. 《ご報告》フェスティバルラティノ アメリカーノ 2014
恒例の「フェスティバル ラティノアメリカーノ 2014 チャリティバザー」が
1029日(水)東京プリンスホテルにて開催されました。
 
毎年多くの方が参加されますが、今年も例年以上の来場者をお迎えし、
会場はものすごい熱気に包まれました。
 
既報の通り、憩の園在日協力会も出店しましたが、おかげさまで毎年お目当ての
商品をお買い上げくださるお客様も多数いらっしゃって嬉しく思いました。
 
今年は接客に追われていて、憩の園のブースの写真を撮れなかったことが
残念でした(ーー;)
 
ご都合が合わずご来場いただけなかった皆様には、
上記写真とYoutubeの動画(ペルーのブースですが…(^_^;))で
会場の雰囲気に触れていただけましたら幸いです。
 
来年も是非ご参加してくださることを、在日協バザー担当者一同、
お待ち申し上げます。
 







Oct.12. 《ご案内》フェスティバルラティノ アメリカーノ 2014
10月に入り、大型台風が2週連続で日本列島を縦断する可能性が高まっています。
被害に遭われた皆様方に、心からお見舞いを申し上げます。
 
さて、徐々に秋も深まってきていますが、恒例のビッグイベントが近づいてまいりました。
そうです…
憩の園在日協力会で、毎年出店している日本・ラテンアメリカ婦人協会主催の
Festival Latino Americano 2014 Charity Bazaar」です。
 
このバザーでは、中南米及びカリブ諸国から各国特産の珍しい民芸品、
コーヒー、ワイン、食料品、その他沢山の品々が並びます。
また、各大使館の方々による各国自慢の手作り料理やお菓子も豊富に
用意されています。
 
ぜひご来場いただき、陽気なラテン音楽の生演奏を聴きながら、
様々な中南米の味をお楽しみいただきたく存じます。
今年も恒例の抽選会では、当たって大感激の豪華賞品が並びます!!
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております(^人^)
 
なお、本イベントの入場料、バザーの純益は、中南米及びカリブ諸国の
福祉友好親善の諸事業や、本邦にて当該地域を支援をしている団体への
助成金として充てられます。
毎年、大きな役割を果たしているイベントで、憩の園在日協力会も
この助成を受け、憩の園の運営に活用させていただいております。
 
 
 日  時:10月29日(水) 午前11:00〜午後3:30
 場  所:東京プリンスホテル 2階「鳳凰の間」「マグノリアホール」
 入 場 券:2,000円 抽選券付き(豪華賞品を多数ご用意!!)
      当日会場で購入できます。
 







Sep.07. 安倍首相 令夫人 安倍昭恵様のご訪問
前回も少しご紹介しましたが、首相とご一緒に渡伯された安倍昭恵夫人は、
8月2日に憩の園を訪問して下さいました。
まさに分刻みの過密スケジュールの中に、憩の園訪問を予定に加えて
いただきましたこと、厚く御礼を申し上げます。
 
当日1150分に憩の園へご到着された昭恵夫人は、まず訪問の記帳をされ、
中庭にて事務職員に挨拶、そして資料館、展示室など園内をご見学されました。
その後、特養棟にて、この日を楽しみにしていた在園のお年寄りと交流され、
心温まるお言葉をかけて下さいました。
 
やや緊張感があったひとときだったと思いますが、在園者一同 よき思い出として
記憶に深く刻まれたことでしょう。
 
昭恵夫人からは、安部総理揮毫の瓦版「夢」をご恵贈賜り、
憩の園からは御礼の気持ちを花束に込めてお贈りしました。
 
30分ほどのご滞在でしたが、心待ちにしていたお年寄りには、
とても長い時間に感じたに違いありません。
 
憩の園の印象を、昭恵夫人はどのように持たれたことでしょうか…(^_^;)
いつの日かお伺いしたいものです。
 
なお、昭恵夫人には、ブラジル特命全権大使 梅田邦夫氏 令夫人 恵子様が
同行されましたが、誠にお疲れさまでございました。

※写真は救済会提供. 在日協力会事務局 今月の掲示板より
 
 
 
 
 
 
 
 







Aug.11 海を渡った人々 〜ブラジル移民の軌跡〜
今月の在日協事務局掲示板では、「海を渡った人々」と題して、ブラジル日系人の
移民の軌跡を写真で紹介しています。
 
ブラジル日系人は、日本人としての誇りを捨てず、勤勉・誠実・正直な姿勢を貫いて
多民族国家であるブラジル社会にて、確固たる地位を築いてきました。
そして、日本の伝統と日本人らしさをしっかりと子孫へ受け継いできた日系社会・・・
そのほんの一部ではありますが、どうぞご高覧下さい。
 
なお、8月3日に安倍晋三首相 令夫人 昭恵 様が、救済会憩の園を訪問して
下さいました。
1958年の開園以来、首相夫人の来園は初めてのことで、とても感謝しております。
 
                                        
                                                                            
 
 
☆ 以下はSuzano市Iperanja(旧 福博村)の移民史より 
                                  〜救済会 元理事 大浦文雄氏〜
 
〔安倍昭恵夫人のご訪問 2014年8月3日〕
〔写真:サンパウロ新聞HP 8/6付より〕
 
 
〔写真:安倍 昭恵 様 Facebookより〕
 
 
 







Jul.06. チャリティ−大バザ− @聖心インターナショナルスクール
ブラジルで開催中のFIFAワールドカップもいよいよ大詰めですね。
ブラジルは12時間の時差がありますので、試合中継はすべて夜中か早朝です。
サッカーファンの皆様には寝不足の方も多いのではないでしょうか。
 
日本は残念ながら予選リーグで善戦虚しく敗退してしまいましたが、
ブラジルはコロンビアを下し、準決勝進出が決まっています。
この試合で、ネイマール(Neymar)選手がコロンビア選手のチャージを受けて
負傷欠場することになってしまったのは残念ですが、ブラジルが6度目の優勝を果たし、
憩の園のお年寄りに笑顔をもたらしてくれることを願っています。
 
しかし、ネイマール選手の怪我の具合が心配ですね。
1日も早くご快復されますことをお祈りいたします。
 

 
さて、憩の園在日協力会は、社会福祉法人青少年福祉センターが、
2年に1開催する「チャリティ大バザー」に出店いたします。
初めて出店させていただいた一昨年から2年ぶりとなりますが、
少しでも多くの皆様に、憩の園および在日協力会のことを
知っていただきたいと存じております
 
青少年福祉センターは、戦後の戦災孤児救済活動から始まったセンターです。
豊島区の四畳半のアパート一間からのスタートだったそうです(1958年)。
現在は、時代の変化と要請に応じ、次世代を支える子どもたちを
心豊かに育てるために、児童養護施設・自立援助ホーム・グループホームなどを
運営しています。
 
憩の園在日協力会は、青少年福祉センターの趣旨に賛同し、
バザーに出店しています。
 
日時:2014712()10301530
 
場所:聖心インターナショナルスクール
   渋谷区広尾4−3−1 (地下鉄日比谷線広尾駅3番出口徒歩3)
 
入場料:入場券(富くじ付)1500円 ご購入の上、ご参加ください。
       豪華な賞品が用意されています。
 
内容:模擬店、物品販売等
 
憩の園在日協力会の主な出品は、次のとおりです。
・ブラジルのチョコレート
・コーヒー
・ふきん
・テーブルクロス(大・中・小)
ハンドタオル
・入所者の手作り作品
 
当日は梅雨明け前で蒸し暑いことが予想されますが、
ぜひバザーに参加されませんか?
 
多くの皆様のご参加を、心からお待ち申し上げております。
 
 

◇ ネイマール選手からCBF(ブラジルサッカー協会)を通じて配信されたメッセージ ◇
 
ブラジルのみんな、そして選手、スタッフ、サポーターのみんな。
いま、僕はとても難しい時間を過ごしている。頭と心に思い浮かぶものを
うまく表現する言葉が見つからない。

ただこれだけは言いたい。なるべく早く戻ってきたい。
誰がどう思うよりも早く戻って来る。みんなからの支援、優しい励ましの言葉、
メッセージをありがとう。

チャンピオンになる僕の夢は、ひとつのプレーで中断してしまったけれど、
まだ終わっていない。続いているよ。
仲間とともにもういちど実現のために努力する。

ワールドカップの決勝戦でプレーすることは僕の夢だったけど、今回は無理だね。
でもチームメイトが勝ってくれる。僕は彼らといっしょにいる。
そしてブラジルのみんなで祝おう。

ありがとう、みんな。