サンパウロの憩の園では、天候に恵まれた8月15日(土)と16日(日)の2日間、
満開の桜の下にて恒例のバザーを開催しました。
遅ればせながらご報告します。
(9月在日協事務局掲示板でも紹介しました:写真)
ブラジルは景気が悪いと言われていますが、、人出もまずまずで、
売れ行きも昨年並みに好調でしたm(__)m
冒頭で「満開の桜の下にて・・・」と書きましたので、
お察しいただいていることと思いますが、南半球の8月は冬です。
日本で言えば2月とお考えいただければ良いかと思います。
従いまして、毎年8月に開催されるバザーでは、園内の桜が満開になります。
今年は「Linha do Tempo」をテーマに、新たに憩の園の歴史紹介ブースが
設置されました。
在日協事務局掲示板の写真では、右下がその紹介写真になります。
写真に写っているのは、憩の園の生き字引的存在の 吉安 園子 救済会会長です。
会長は、この企画について、ニッケイ新聞社の取材で
以下のようにコメントしています。
「協力者の皆さんへの感謝の意味も込めて。高齢者介護だけではなく、
住みよい地域づくりを目指して行なっている啓蒙活動のことにも触れた。」
バザーでは毎年、野菜・果物や日本食、入園者の手作り作品などが販売されます。
大きなメロンが8レアル(8月15日のレート 1レアル=35,65円)約280円です。
ブラジルの果物は新鮮でとてもおいしいです。お買い得ですね!
ユニークなのは、お餅です。
毎年”ともちゃん”と言う餅つきグループがバザーに参加します。
お餅は始め少し機械でつき、その後臼と杵でつきます。
つきたての餅は丸めて10個をパック詰 めして販売します。
お餅にはあんこを入れたり、きな粉をかけることがありますが、
今年は醤油と砂糖で甘辛の焼き餅にしました。
10個の焼き餅が入ったパックは18レアル 約640円です。
予約制で1時間30分程待って10個入りパックを持ち帰る人が多かったようです。
売れ行きは良く、憩の園の職員は買えなかった人が多かったと聞いています。
以前、日系人でないブラジル人にあんこを試食してもらったところ、
奇妙な表情をされてしまいました。
お口に合わなかったようです。
お醤油とお砂糖の甘辛味 の方が好まれるのではないでしょうか?
ブラジルで餅つきが行われ、お餅を好んで食べていただけるなんて・・・
何だか嬉しくありませんか?
どうぞ喉につかえないようにお召し上がりください!