救済会 憩の園在日協力会

1958年、ブラジル社会福祉法人救済会「憩の園 (いこいのその)」は、主に日系人のお年寄りを対象とした老人ホームとしてサンパウロ市に開園し、その役割を担って参りました。 しかし、ブラジルの国状および日系人を対象とする施設の性格上、「憩の園」運営の現状は、近年大変厳しいものとなっています。 余儀ない事情で「憩の園」に老後を託した在園者の方たちへ、日本から温かい支援をお届けし、余生の日々に懐かしさと喜びを味わっていただけたらと、日々願っています。
 
2016/07/19 21:44:00|ニュース
【News】サンパウロ日本人学校 愛の募金
サンパウロ日本人学校の皆様、
  ご支援いただきありがとうございます 在日協

サンパウロ日本人学校(吉田直人校長)に通う生徒の保護者らで組織されるPTA社会奉仕部(渋川亜紀江部長)による社会福祉活動の第41回「愛の募金」の贈呈式が、6月28日午後1時からサンパウロ市リベルダーデ区の援協福祉センタービル駐車場で行われた。

 同活動は、社会奉仕部が運動会や参観日などの同校の催しの際に、保護者や学校関係者に寄付を募って続けられているもの。今回はこどものその、希望の家、憩の園、やすらぎホーム、援協の5団体に対し910レアルずつと食器、衣類、書籍、雑貨、玩具、シーツ、タオルなどが寄贈された。渋川部長(43、神奈川)によると、これらの寄贈品は日本製の物が多く、とても喜んでもらえるという。

 贈呈式にはPTA社会奉仕部の10人と吉田校長らが出席。吉田校長は「本校は来年で創立50周年を迎えます。今後も日系社会と交流をしながら、色々な勉強の機会にさせていただきたい」とあいさつした。

 PTAを代表して渋川部長は「遠く離れたブラジルで安心して、日本を常に身近に感じながら生活できるのは皆様のお陰。日頃の感謝の気持ちを込めて、皆様のさらなる発展につながれば」と語った。

 福祉団体を代表して援協の菊地義治会長は「日系社会のため、長年にわたって支援してくださって本当にありがたい」と述べ、謝意を示した。

〜 2016年7月14日付 サンパウロ新聞より 〜
http://saopauloshimbun.com/archives/55288








2016/07/19 21:38:00|ニュース
【News】「日本文化」第2巻 渡辺トミ氏の生涯に焦点当て
 サンパウロ青年図書館とニッケイ新聞が共同で発行している「日本文化(Culutura Japonesa)」(深沢正雪編集長)の第2巻が発行された。

  今回は、救済会「憩の園」の創設者、渡辺トミ・マルガリーダ氏の生涯と功績に大きく焦点を当てている。渡辺氏は少女時代、構成家族の一員としてブラジルへ移住。奉公先のブラジル上流階級の家庭で働き、行儀作法や上流階級のポルトガル語を学んだ。洗礼を受け、クリスチャンとなっていた渡辺氏は第2次世界大戦中、ブラジル国内での迫害やサントスから強制立ち退きを迫られていた日本人移民の援助に奔走。同胞からの批判を受けながらも、それらの活動が後の「憩の園」の設立へとつながっていく。

 ほかにも「日本料理の秘密1、2」、「山下泰裕・柔の道の人作り」、「伊勢神宮を支えた千数百年」、教育勅語などを収録。すべて日本語とポルトガル語の2カ国語で同時収録されている。

 深沢編集長は「渡辺さんの話は戦時中の大切な歴史なので、日系人に思い出してほしいし、覚えていてもらいたい。この本を普段は日本に興味を持たないお子さんやお孫さんに読んでもらって下さい。本書がきっかけとなり日本への興味が湧き、日本語学習などを始めてもらえたら。勉強もできて中身も面白い本になっています」と話した。

 1冊40レアル。2000部を印刷。太陽堂、フォノマギ竹内書店、高野書店、日本語センター、ニッケイ新聞などで取り扱っている。

 問い合わせはニッケイ新聞(電話11・3340・6060)まで。

〜 2016年6月17日付 サンパウロ新聞より 〜http://saopauloshimbun.com/archives/54377








Jul.03. 「第14回チャリティ大バザー」のお知らせ
     ↑↑  7月の在日協力会 事務局掲示板 (憩の園だより)  ↑↑
   ※ひまわりの絵はブラジル在住の日系人が描かれた油絵です
 
本日(3日)、太平洋側の高気圧の影響で気温が急上昇、
三重県尾鷲市では38.6℃を観測したようですね。
東京都心でも35℃を突破しました。
今年初めての猛暑日だそうで、去年より23日早いとのことです( ;∀;)
 
どうか皆様、時節柄熱中症にご注意下さい_(._.)_

さて、チャリティバザーのお知らせです。
本バザーには、憩の園在日協力会も出店いたします。
現在、皆様をお迎えする準備を進めておりますので、
万障お繰り合わせのうえ、お越し下さいますよう、
お願い申し上げます。
 
ご提供させていただく商品は・・・
・ブラジル製ふきん ・テーブルクロス ・憩の園入居者の手作り鍋敷き 
・プロポリス石鹸  ・ブラジル製チョコレート
・インスタントコーヒー ・コーヒー ・キャンディ
などです。
 
皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。
 
  「第14回チャリティ大バザー」
 
日 時:2016年 7 10 日(日) 10:30〜15:30
場 所:聖心インターナショナルスクール
    ※地下鉄日比谷線 広尾駅3番出口より徒歩1分
入場券:500円(ラッフル抽選券付き)
    ※賞品:例えば電動自転車旅行券 など
主 催:社会福祉法人 青少年福祉センター後援会
協 賛:聖心インターナショナルスクール 聖心同窓会









Jun.04. 在日協力会設立20周年の集い(5/14)
       ↑↑  6月の在日協力会 事務局掲示板 (憩の園だより)  ↑↑

過日、「憩の園在日協力会 20周年の集い」を
滞りなく開催できましたことを、ここに報告いたします。

ご多用にもかかわりませず、ご足労賜りました皆様へ、
心より厚く御礼を申し上げます。
また、設立時から今日まで、在日協力会の趣旨にご賛同いただき、
ご支援を賜りましたすべての皆様方に深謝いたします。
 
日時:平成28年5月14日(土)13時〜
会場:ニコラ・バレ修道院(東京・四谷)
配布資料:https://doc.co/4uwYsZ ←クリック

当日は、憩の園に関わる貴重な資料を多数用意いたしました。
それらを回覧しながら、憩の園や在日協力会に対する思いを、
自由にお話しいただきました。
終始和やかな雰囲気で、私共にとりまして、
とても有意義なひとときとなりました。

今後とも末永くご支援を賜りますよう、
よろしくお願い申し上げます。

憩の園在日協力会 一同
 
 

◇ 高橋 久子 事務局長

 
 







ブラジルから熊本地震 被災地へ
サンパウロの「憩の園」よりお見舞いの写真が届きました。
 
遠いブラジルから被災地の皆様方を案じていることを
ここにお伝えいたします。
 
なお、以下の写真のお二方は、熊本県ご出身の在園者です。