救済会 憩の園在日協力会

1958年、ブラジル社会福祉法人救済会「憩の園 (いこいのその)」は、主に日系人のお年寄りを対象とした老人ホームとしてサンパウロ市に開園し、その役割を担って参りました。 しかし、ブラジルの国状および日系人を対象とする施設の性格上、「憩の園」運営の現状は、近年大変厳しいものとなっています。 余儀ない事情で「憩の園」に老後を託した在園者の方たちへ、日本から温かい支援をお届けし、余生の日々に懐かしさと喜びを味わっていただけたらと、日々願っています。
 
2017/03/21 10:34:00|ニュース
瀬戸際に立つ「憩の園」経営
どうかご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

救済会憩の園 在日協力会



ニッケイ新聞 2017年3月17日より  ←クリック
《ブラジル》瀬戸際に立つ「憩の園」経営
 〜 聖母マルガリーダの精神いつまで 〜
            通常収入では経費の半分以下


憩の園(Ikoi-no-Sono)Facebook ←クリック







coração(コラソン)2017
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憩の園在日協力会では、年に1度‟coração(コラソン)”を発行して、
会員の方にお配りしております。

‟coração”は、ポルトガル語で「こころ」という意味です。

今月の在日協事務局掲示板でもご紹介していますが、
‟coração”は在日協力会の活動や憩の園の動向、
入園者の文芸作品などを掲載した全6ページの小冊子です。

ご希望の方は、事務局までご連絡をいただくか、
以下のリンクよりアクセスいただき、ぜひご高覧下さい。

 ↓クリックして下さい↓https://drive.google.com/file/d/0B0hbbunJGSDpazNHQTBQSG8zRTg/view?usp=sharing


 








憩の園の年末年始の過ごし方

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2月の在日協掲示板では、憩の園の在園者の方々が、どのように
年末年始を過ごされたかをお伝えしています(写真ご参照)。


日本の大晦日と言えば、家でのんびりとNHK紅白歌合戦を見ながら
年越しそばを召し上がるという方も多いのではないでしょうか。
憩の園でも、年末は「憩の園 紅白歌合戦」を楽しみます。
まさにNHK紅白歌合戦のミニミニ版です。

在園者の皆さんは歌が大好きで、とてもお上手です。
ですから一番困るのは審査員で、甲乙付けがたいハイレベルの展開に、
毎年困惑しています(笑)
この紅白歌合戦は、11
年前から毎年欠かさず開催され、もうすっかり
憩の園のイベントとして定着しました。


お正月三が日は、カルタ、福笑い、初釜、書初めと、日本では
あまり活発に行われなくなったお正月行事を楽しみます。


写真中央の富士山、桜、五重塔が描かれた大きな壁画は、一見
銭湯の絵のようですが、NPO
「草の根」が寄贈して下さいました。
在園者の方々に聞いたところ、富士山と桜と五重塔を描いて
ほしいとの希望が多く、このような壁画になったそうです。
「日本と言えば!」の代表的なものばかりです。

 

また、在園者の方々の服装をご覧ください。
お正月だというのにあまりに涼しげな格好ですね!!
衛星放送から流れて来る除夜の鐘を「暑い!」と言いながら
聴くなんて!日本ではちょっと想像がつきません。


H.Takahashi
「カラオケ イラスト  老人ホーム」の画像検索結果








謹賀新年 Feliz Ano Novo!!
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 FELIZ ANO NOVO, MUITA PROSPERIDADE, SAÚDE E PAZ.
 

今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りたくお願い申し上げます。



  







Dec.03. パラグアイからのお客様

さる11日23日のことです。
隣国のパラグアイより、高齢者施設視察団の皆様が、
憩の園を訪問して下さいました。交通手段はなんとバスです!!
その距離は1300km超になるでしょうか。
日本で言えば、東京から鹿児島までになりますので、
かなり長い時間バスの車中で過ごされたことになります。

視察見学会に参加されたのは総計35
名。うち男性は4〜5名で、
あとは女性ばかり。ほとんどの方がボランティアとのことでした。

パラグアイ日本人会も、高齢化社会を迎えて難しい対応を迫られているよう
です。憩の園は近隣諸国の高齢者福祉のモデル的役割を担っています。


写真は、領事館の草の根資金の融資を受けて、補修工事が完了した
「ドナ・マルガリーダ棟(
特養)」の庭です。
芝生の広場や日除けの広い庇、徘徊予防の柵に生垣を植えて、
きれいに整備されました。
草の根資金のおかげと憩の園入居者、職員一同感謝しております。

心より御礼を申し上げます。

在日協力会 事務局
高橋 久子