救済会 憩の園在日協力会

1958年、ブラジル社会福祉法人救済会「憩の園 (いこいのその)」は、主に日系人のお年寄りを対象とした老人ホームとしてサンパウロ市に開園し、その役割を担って参りました。 しかし、ブラジルの国状および日系人を対象とする施設の性格上、「憩の園」運営の現状は、近年大変厳しいものとなっています。 余儀ない事情で「憩の園」に老後を託した在園者の方たちへ、日本から温かい支援をお届けし、余生の日々に懐かしさと喜びを味わっていただけたらと、日々願っています。
 
2016/07/28 22:31:00|ニュース
【リオ五輪News】サッカー日本代表
ニッケイ新聞より ←クリック

カレーとおはぎ差し入れ  初戦地マナウス日系社会から

日本代表が2試合を戦うアレーナ・アマゾニア

日本代表が2試合を戦うアレーナ・アマゾニ2

 【マナウス発】リオ五輪開幕を前に、サッカー日本代表が初戦、第2戦を行うアマゾナス州マナウス市では、地元の日系団体などが慌ただしく準備を進めている。できる範囲で選手たちをサポートしようと、日本食の差し入れのほか、サポーターに青いゴミ袋を配る計画もある。
 マナウスでは、開会式に先立つ来月4日に対ナイジェリア戦、7日に対コロンビア戦が行われる。選手たちが滞在するホテルでは、代表側から日本食の要望を受けたという。担当者は「用意できないものもありまだ調整が必要だが、出来る限りのことはしたい」と話す。
 同じく、手倉森監督がマナウスに視察へ来た際に日本食のリクエストを受けたことから、アマゾナス日系商工会議所ではカレーライスとおはぎの差し入れをする予定だ。
 西部アマゾン日伯協会は、サムライブルーにちなみ、青いゴミ袋をサポーターに配る計画。試合後にはスタジアムのゴミを拾ってもらう算段で、2年前のブラジルW杯でも日本のサポーターが行い話題となった。
 マナウスの高温多湿の気候は日本代表には不利と言われる中、現地在住サポーターの期待は高い。2試合とも観に行くという会社役員梅津久(うめつ・ひさし)さん(67)は「試合が行われる夜には多少涼しくなるはずだから、あとは湿度だけ。なんとか勝ってもらいたい」と話す。
 在マナウス総領事館は、応援用に日の丸の旗を貸し出す。現地の情報発信のため、短期滞在者には「たびレジ」、長期滞在者には在留届を提出するよう呼びかけている。(菅野麻衣子通信員)








2016/07/28 22:29:04|ニュース
【リオ五輪News】 体操日本代表が事前合宿公開
ニッケイ新聞 7月26日より ←クリック
取材に応じる内村主将

リオ五輪で12年ぶりの団体金メダルを目指す体操男子日本代表が24日、事前合宿地の聖州サンベルナルド・ド・カンポ市内でメディア向けに公開練習を行なった。主将の内村航平選手は「心身ともに良い状態。(団体金に向け)自信はかなりある」と語り、順調な仕上がりをアピール。選手らは今日26日にリオ入りし、来月6日の団体予選から本大会に臨む。

あん馬の試技に取り組む期待の若手、白井選手
あん馬の試技に取り組む期待の若手、白井選手


 リオ五輪の代表メンバーは主将でエースの内村を始め、加藤凌平、山室光史、田中佑典、白井健三の5選手。五輪経験者や種目別の世界王者など有力選手が連なるため、団体の金メダルが期待されている。獲得すれば3大会ぶり。
 選手団は21日、事前合宿地の聖州に到着した。サンベルナルド・ド・カンポ市を拠点に調整中で、24日にはメディア向けに練習が公開された。前日までは最高気温が20度を下回るような冷え込みの聖市近郊だったが、同日の日中は暖かい気候に恵まれた。
 時差ボケ調整など、当国に慣れることが目的の事前合宿だったが、温暖な環境下とあって体を動かしやすく、内村選手などは全種目の通し練習を行なうなど充実した調整ぶりだった。また伯国代表アルトゥール・ザネッティのコーチ、ゴトウ・マルコスさんも現場を訪れ、日本選手団と談笑する場面もあった。
 練習後、取材陣に応じた内村主将は「日本との温度差にも驚いたし時差ボケもあった」と話し、「一日休暇を取り、体調も良くなった。五輪は3回目とあって自然体で臨めている」と手応えを口にした。
 練習公開は一般向けではなかったが、調整を終えた後は、観戦に訪れた地元市民らの記念撮影にも快く応じ、終始和やかな雰囲気で練習を終えた。「地元のちびっ子など観戦者がいて拍手もあり、試合に近い状態でできて良かった。夢を与える機会にもなったかな」とコメント。
 日系人や親日家が多い当国に対しては、「多くの声援を頂ける分、感謝の気持ちを演技で伝えたい。ぜひ、もっと応援してもらいたいし、結果で期待に応えなければ」と決意を語った。
 「今まで以上に団体の金メダルがほしい。自信はかなりある」と語り、「他の4人も各々のペースで調整している。リオ入り後、さらに気持ちや調子が高まるだろう。このまま焦らずに体調を整えることを大事にしたい」と、静かに闘志を燃やした。








Jul.19. 本HP閉鎖・まもなく移転の予定です
2011年 在日協力会発足15周年を迎えました時に開設しました
当ホームページでございますが、運営会社(J:COM)の都合により、
今月末をもって 急遽閉鎖されることになりました。

当HPは、準備が整い次第、LifeClipへ自動的に移行される
ようです。【LIFE CLIP】<http://www.life-clip.jp/

新しいURLが確定しましたら改めてお知らせします。
それまでは、当HPで引き続きお付き合い下さいませ。
何卒よろしくお願いいたします。

在日協力会 事務局


 







2016/07/19 21:44:00|ニュース
【News】サンパウロ日本人学校 愛の募金
サンパウロ日本人学校の皆様、
  ご支援いただきありがとうございます 在日協

サンパウロ日本人学校(吉田直人校長)に通う生徒の保護者らで組織されるPTA社会奉仕部(渋川亜紀江部長)による社会福祉活動の第41回「愛の募金」の贈呈式が、6月28日午後1時からサンパウロ市リベルダーデ区の援協福祉センタービル駐車場で行われた。

 同活動は、社会奉仕部が運動会や参観日などの同校の催しの際に、保護者や学校関係者に寄付を募って続けられているもの。今回はこどものその、希望の家、憩の園、やすらぎホーム、援協の5団体に対し910レアルずつと食器、衣類、書籍、雑貨、玩具、シーツ、タオルなどが寄贈された。渋川部長(43、神奈川)によると、これらの寄贈品は日本製の物が多く、とても喜んでもらえるという。

 贈呈式にはPTA社会奉仕部の10人と吉田校長らが出席。吉田校長は「本校は来年で創立50周年を迎えます。今後も日系社会と交流をしながら、色々な勉強の機会にさせていただきたい」とあいさつした。

 PTAを代表して渋川部長は「遠く離れたブラジルで安心して、日本を常に身近に感じながら生活できるのは皆様のお陰。日頃の感謝の気持ちを込めて、皆様のさらなる発展につながれば」と語った。

 福祉団体を代表して援協の菊地義治会長は「日系社会のため、長年にわたって支援してくださって本当にありがたい」と述べ、謝意を示した。

〜 2016年7月14日付 サンパウロ新聞より 〜
http://saopauloshimbun.com/archives/55288








2016/07/19 21:38:00|ニュース
【News】「日本文化」第2巻 渡辺トミ氏の生涯に焦点当て
 サンパウロ青年図書館とニッケイ新聞が共同で発行している「日本文化(Culutura Japonesa)」(深沢正雪編集長)の第2巻が発行された。

  今回は、救済会「憩の園」の創設者、渡辺トミ・マルガリーダ氏の生涯と功績に大きく焦点を当てている。渡辺氏は少女時代、構成家族の一員としてブラジルへ移住。奉公先のブラジル上流階級の家庭で働き、行儀作法や上流階級のポルトガル語を学んだ。洗礼を受け、クリスチャンとなっていた渡辺氏は第2次世界大戦中、ブラジル国内での迫害やサントスから強制立ち退きを迫られていた日本人移民の援助に奔走。同胞からの批判を受けながらも、それらの活動が後の「憩の園」の設立へとつながっていく。

 ほかにも「日本料理の秘密1、2」、「山下泰裕・柔の道の人作り」、「伊勢神宮を支えた千数百年」、教育勅語などを収録。すべて日本語とポルトガル語の2カ国語で同時収録されている。

 深沢編集長は「渡辺さんの話は戦時中の大切な歴史なので、日系人に思い出してほしいし、覚えていてもらいたい。この本を普段は日本に興味を持たないお子さんやお孫さんに読んでもらって下さい。本書がきっかけとなり日本への興味が湧き、日本語学習などを始めてもらえたら。勉強もできて中身も面白い本になっています」と話した。

 1冊40レアル。2000部を印刷。太陽堂、フォノマギ竹内書店、高野書店、日本語センター、ニッケイ新聞などで取り扱っている。

 問い合わせはニッケイ新聞(電話11・3340・6060)まで。

〜 2016年6月17日付 サンパウロ新聞より 〜http://saopauloshimbun.com/archives/54377