救済会 憩の園在日協力会

1958年、ブラジル社会福祉法人救済会「憩の園 (いこいのその)」は、主に日系人のお年寄りを対象とした老人ホームとしてサンパウロ市に開園し、その役割を担って参りました。 しかし、ブラジルの国状および日系人を対象とする施設の性格上、「憩の園」運営の現状は、近年大変厳しいものとなっています。 余儀ない事情で「憩の園」に老後を託した在園者の方たちへ、日本から温かい支援をお届けし、余生の日々に懐かしさと喜びを味わっていただけたらと、日々願っています。
 
2017/05/07 20:58:32|ニュース
春の叙勲に元救済会会長 吉安園子氏

写真:ニッケイ新聞より

故渡辺トミ・マルガリーダ初代会長の右腕となり、救済会憩の園の草創期から
その運営にご尽力されてきた吉安 園子 氏(元救済会会長)が、旭日単光章を
受賞することが決定いたしました。

主な功績
ブラジルにおける日本人及び日系人の社会福祉増進に寄与

略歴
・クリチーバ大学社会福祉科卒
・1958年    社会福祉法人救済会 入職
・〜2003年 事務局長
・2005年〜   理事
・2014年  会長

在サンパウロ日本国総領事館 ←Click here
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鯉のぼりは憩の園でも泳いでます
日本でお過ごしの皆様、ゴールデンウイークをいかがお過ごしでしょうか。
明日は端午の節句「こどもの日」ですね。
日本列島のあちこちで鯉のぼりが泳ぎ、ちまきや柏餅を食べて、
お子様の健やかな成長をお祈りされることでしょう。

鯉のぼりは、「憩の園」の園庭にも飾られます。
4年前に南山高校(名古屋市)よりご寄贈いただいた鯉のぼりは、
地球の裏側のサンパウロで元気に泳いでいます。
2013年5月記事「感謝 憩の園で泳ぐ鯉のぼり」 ←Click here

憩の園にて暮らすお年寄りの方々は、毎年この鯉のぼりに癒され、
元気づけられています。ありがとうございます。








憩の園の在園者
75年にわたりブラジル日系移民に救いの手を差し伸べてきた「救済会」。
昨年度の事業報告書にもまとめさせていいただきましたが、2016年末時点での
「救済会 憩の園」の在園状況をご紹介します。


◇ 介助状況

  食事:全面介助  22名(31.0)
     ※経管栄養者5名、胃切除者1名を含む

  要支援者  (12.7.) 

  自立者   40(56.3)

  移動:車椅子   33(46.5) 

     歩行器    6( 8.5)

     杖使用   12(16.9)

     介護者援助  5( 7.0)

     自力歩行  15(21.1)

  排泄:オムツ使用 45(63.4)※体調不良時のオムツ使用者も含む

     パッド    4( 5.6)

     オムツ不使用22(31.0)

ブラジルには、日本の介護保険のような社会保障はありません。
費用負担は、日本とブラジルを単純に比較することはできませんが、
決して負担し易い金額ではありません。
上記の通り、
実際の納入率は30%程度で、不足分を運営努力でカバーして
いるのが現状です。








2017/03/21 10:34:00|ニュース
瀬戸際に立つ「憩の園」経営
どうかご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

救済会憩の園 在日協力会



ニッケイ新聞 2017年3月17日より  ←クリック
《ブラジル》瀬戸際に立つ「憩の園」経営
 〜 聖母マルガリーダの精神いつまで 〜
            通常収入では経費の半分以下


憩の園(Ikoi-no-Sono)Facebook ←クリック







coração(コラソン)2017
          クリック ↑↑在日協力会 事務局掲示板↑↑ クリック

憩の園在日協力会では、年に1度‟coração(コラソン)”を発行して、
会員の方にお配りしております。

‟coração”は、ポルトガル語で「こころ」という意味です。

今月の在日協事務局掲示板でもご紹介していますが、
‟coração”は在日協力会の活動や憩の園の動向、
入園者の文芸作品などを掲載した全6ページの小冊子です。

ご希望の方は、事務局までご連絡をいただくか、
以下のリンクよりアクセスいただき、ぜひご高覧下さい。

 ↓クリックして下さい↓https://drive.google.com/file/d/0B0hbbunJGSDpazNHQTBQSG8zRTg/view?usp=sharing