救済会 憩の園在日協力会

1958年、ブラジル社会福祉法人救済会「憩の園 (いこいのその)」は、主に日系人のお年寄りを対象とした老人ホームとしてサンパウロ市に開園し、その役割を担って参りました。 しかし、ブラジルの国状および日系人を対象とする施設の性格上、「憩の園」運営の現状は、近年大変厳しいものとなっています。 余儀ない事情で「憩の園」に老後を託した在園者の方たちへ、日本から温かい支援をお届けし、余生の日々に懐かしさと喜びを味わっていただけたらと、日々願っています。
 
Festival Latinoamericano y Del Caribe 2017 参加報告

10月30日(月)に「フェスティバル ラティノアメリカーノ 2017 チャリティーバザー(Festival Latinoamericano Y Del Caribe 2017)」が開催されました。

台風一過、青空の下、今年4月にリニューアルオープンした東京プリンスホテルは、我々のバザーを温かく迎えて下さいました。
会場はリニューアルされた東京プリンスホテル ◇
    

今年は、足を運んで下さる皆様に少しでもお楽しみいただけるよう、各ブースの配置を変更するなど工夫が施され、舞台なども見やすくなりました。

たくさんのご来場により会場内は大いなる熱気に包まれましたが、おかげさまで憩の園在日協力会のブースは終始人だかりが絶えず、用意したブラジル物品および憩の園在園者の手作り作品は、多くの方にご購入いただけました。 

  在日協のブースは黒山の人だかり ◇

    毎回大人気のバザー商品 ◇

 また、今年は憩の園の職員2名(看護師と作業療法士)が来日し、バザーに参加しました。このお二方の献身的なご活躍に、在日協スタッフが大いに助けられたのは言うまでもありません。

    在日協スタッフと憩の園(サンパウロ)からの強力な助っ人 ◇

 

お二方には、その後の滞在期間中に、 日本の老人施設(至誠ホーム)を見学していただきましたが、今後の憩の園運営の向上に役立てていただければ幸いです。在日協力会にとりましても、お二方とは顔の見える関係が出来て、とても有意義な時間となりました。 

◇至誠ホーム(立川)にて / ホーム長 旭 博之 氏よりご説明◇

 在日協力会事務局前に設置している掲示板では、ラ米バザーの会場でお見かけした素晴らしい衣装の方々をご紹介しています。

(最上部の写真をクリックしご参照下さい)

しかし、よく見ますと写真は後ろ姿が多いですね^^; 
後ろ姿にとても魅力を感じたものですから…

(事務局 高橋)








フェスティバル ラティノアメリカーノ2017 チャリティーバザー

毎年恒例となりましたバザーのご案内を申し上げます。

日本・ラテンアメリカ婦人協会では、新装した東京プリンスホテルにおいて盛大なチャリティーバ
ザーを開催いたします。


中南米及びカリブ諸国からは各国特産の珍しい民芸品・コーヒー・食料品、
日本 側からは、衣料品(婦人服)、その他たくさんの品々を準備いたしまし
た。

   
また、今年も中南米とカリブ諸国の各大使館の方々による各国自慢の手作り料理やお菓子が豊富に用意されております。生のラテン音楽を聴きなが
ら、バラエティーにとんだラテンアメリカの味をお楽しみください。
 

なお、入場券代、バザーの収益は中南米及びカリブ諸国の福祉友好親善の諸事業に加え、日本において中南米諸国を援助している団体などにもあてられ、大きな役割を果たしております。憩の園在日協力会も毎年ご支援をいただいております。

憩の園在日協力会は今年もブラジルのふきん、テーブルクロス、プロポリス石鹸、コーヒー 、チョコレート、コーヒー飴、憩の園入居者の手作り品(鍋敷)、手編み靴下、モップ)等を用意して皆様のお越しをお待ち申し上げます。   

 

  •  日時:10月30日(月) 午前11:00〜午後3:30
          午前10時30分以前のホテルへのご来場はご遠慮ください。
  •  場所:東京プリンスホテル 2階 
         「鳳凰の間」、「マグノリアホール」
  •  入場券:2,000円 抽選券付き(当日会場でも購入できます)
音楽は午後1時より、抽選会は特別賞1本を1時半、そしてドアプライズ抽選会は3時に始まります。

入場券の半券は午後1時までに抽選箱にお入れください。

http://gmap.jp/shop-11914.html








今月の在日協力会事務局 掲示板
「憩の園」在日協力会 事務局前に設置している掲示板では、憩の園やその他ブラジルに関連した情報を、毎月話題を変えてお届けしています。
今月は、このHPではすでに紹介している在日協の紹介パンフレットを拡大し、掲示しています。

このパンフレットは、憩の園の現状を1人でも多くの皆様にご理解いただけるよう、願いを込めて作成いたしました。ぜひご支援をいただけましたら幸いと存じております。
何卒よろしくお願い申し上げます。

憩の園在日協力会 事務局一同



 







2017/08/27 7:39:44|ニュース
憩の園支援チャリティショー 第17回「日本人の心の歌」
2017年8月26日 ニッケイ新聞より

第17回「日本人の心の歌」憩の園支援チャリティショー(重田エウゾ実行委員長)が20日、文協大講堂で開催され、満員となる1200人が詰めかけた。テーマは「歌で綴る忘れえぬ昭和」で、フレンズ楽団の生演奏に合わせて73曲が次々に披露された。

午前10時に「軍艦マーチ」で賑やかに開幕し、「荒城の月」「戦友」「同期の桜」などが次々に歌われた。
企画構成から司会まで担当する道康二さん(79、東京都)は、「選曲するのにお便りを頂き、歌謡曲にまつわるいろんな逸話を聞いた」という。「戦争直前、ブラジル政府の命令で日本語学校の閉鎖が決まり、別れに『仰げば尊し』を涙ながらに全員で合唱したという人もいました。棉の収穫をしながら夕焼け空を眺めて遠い日本を偲んで『戦友』をいつも歌っていた方も。そんな思い出が詰まった曲ばかりです」。

〜中略〜

会場には日本デビューを飾ったエンジュの両親がCD販売などに励んでいた。父・島田ミツオ・ミウトンさん(62、二世)は「娘は片道航空券で行った。行くまではダメだった日本語も、今ではすごくうまくなった。彼女は頑張り屋ですから」と笑顔を浮かべた。
母・島田エンジュ・ヒロコ・マギダさん(64、二世)も「日本にいってもう3年。ブラジルでは挨拶でアブラッソ、ベイジョが当たり前だが、日本ではダメ。そんなことから娘は学んでいる。今年はレコード大賞新人賞を狙って、日本全国をキャンペーンして歩いている」と握りこぶしを作った。

※以下、よしもとHPより

古風って今はきっと恥ずかしいかも、けど母のよに一途な女になります

ちあきなおみの「喝采」や細川たかしの「北酒場」などのヒット曲を手がけた、作曲家の中村泰士氏プロデュース

2017.04.07 Release







暑中お見舞い

暑中お見舞い申し上げます。

日本は連日猛暑が続いております。熱中症に罹ったりなさいませんように体調管理を十分なさって、この暑い夏を乗り切っていただきたいです。
 

さて、ブラジルですが、今は冬の真っ最中で、今年の冬は13年ぶりの寒波が押し寄せているそうです。南極から吹いてくる南風が冷たいこと、冷たいこと。
 

日本では「南風」は暖かいですが、地球の反対側のブラジルは寒いのです。ブラジルは寒いと言っても、この暑い日本に何の涼味も送ってもらえませんが、せめてイメージだけでも涼しさが味わえればと思います。

憩の園の皆様、どうぞお風邪を召しませんように!
遠くて暑い日本からお祈りいたします。


憩の園 在日協力会