救済会 憩の園在日協力会

1958年、ブラジル社会福祉法人救済会「憩の園 (いこいのその)」は、主に日系人のお年寄りを対象とした老人ホームとしてサンパウロ市に開園し、その役割を担って参りました。 しかし、ブラジルの国状および日系人を対象とする施設の性格上、「憩の園」運営の現状は、近年大変厳しいものとなっています。 余儀ない事情で「憩の園」に老後を託した在園者の方たちへ、日本から温かい支援をお届けし、余生の日々に懐かしさと喜びを味わっていただけたらと、日々願っています。
 
2021/09/25 18:45:08|ニュース
深謝 JICA助成金

JICA(国際協力機構)は、海外移住者および日系人の生活の安定のために、
様々な形で支援を行っています。
今般、新型コロナウィルス感染症の影響を受けている日系団体の状況に鑑み、
各種事業に対する助成金交付がなされましたが、
憩の園の施設改修事業に対しても、約274万レアル(約5,754万円)の
補助をして下さることになりました。

ブラジルの介護福祉施設では、入居者の部屋ごとにトイレを設置することが
消防法に規定されています。しかし、憩の園では、資金難から改修工事に着手
できず、入居者の部屋2人分に対して一つのトイレ設置でやむなく運営して
いました。今回の助成金により念願が叶い、消防法に合致した設備への改修が
実現できます。

その他、広大な敷地を囲む塀の設置、薬局の開設、
イベントスペースへの介護用トイレの導入、介護用ベッド・
介護用間仕切りカーテン・料理の温度を保つ配膳車の購入なども
計画には盛り込まれており、入居者のために有効に活用する予定です。

憩の園は、今回の助成金により、入居者にとってさらに快適な空間に
生まれ変わります。

ニッケイ新聞2021年8月19日←click

Homenagem de despedida para Terapeuta Ocupacional Suzana Mizushima








憩の園の桜が咲きました

南半球のサンパウロでは、8月に桜が咲きます。
憩の園の桜は、コロナ禍でも変わらずに満開となり、
在園者やスタッフの皆さんに、心和むひとときを演出してくれました。


在園者の皆さんは、献身的なスタッフのおかげで、
様々な催しで楽しませていただいています。
写真はコロナ禍でのミニミニ運動会です。

一日も早くこのパンデミックが収束することを祈りたいと思います。











残暑お見舞い申し上げます
残暑お見舞い申し上げます

新型コロナウイルス感染症が一日も早く収束しますように祈念いたします

救済会憩の園在日協力会 一同










ミニコミ誌「Coração(コラソン)」A
先月ご紹介しました憩の園在日協力会のミニコミ誌「coração」の
記事ご紹介第2弾です‼
今回は、昨年12月に他界された大浦氏(元救済会顧問)と入園者さんの
作品です。是非ご一読下さい。

☆「coração」全ページを閲覧できるリンクはこちらです
 (PDFにアクセスできます)
  2020年coração ←click

  こちらは2020年度事業報告です→2020年救済会憩の園在日協力会事業報告









ミニコミ誌「Coração(コラソン)」
憩の園在日協力会は、年に1回協力会員の方々向けに、
ミニコミ誌「coração」を発行しております。
掲載内容は、1年間にあった憩の園にかかわる出来事や
入園者の文芸作品などです。
2020年は新型コロナウイルス感染症にかかわる記事が中心に
なってしまいましたが、以下はそのほんの一部です。

なお、coraçãoについては、4月17日の投稿でも
2020年度事業報告と一緒に紹介しています。
全ページを閲覧できるリンクを貼っておりますので、
ご興味のある方は、ぜひアクセスしてみて下さい。

2020年度事業報告とcoração ←こちらをclick