Pinsuke Gallery
 
2009/11/14 0:10:18|気になったこと
深夜食堂 あがた森魚さん
先日、TBSで夜中に放送している『深夜食堂』に
あがた森魚さんが出演していて
「やっぱりいいなぁ」と見入ってしまいました。

あがたさんは、流しの歌手の役で出演していて
ギターを片手に「まいど〜」と入店した笑顔が
とても素敵で、あんまり良い笑顔だったので
「こんな風になりたい」などと思ってしまいました。
なれないだろうけど。。

あがたさんの事は
林静一さんの漫画「赤色エレジー」や
あがたさんが監督した「オートバイ少女」で知り
基本は「昭和の風変わりな歌手」な人なのかな?って感じで
歌も『赤色エレジー』位しか聞いた事がなかったのだけど
とある番組で、元ちとせさんが あがたさんをゲストに呼んで
あがたさんの『百合コレクション』を2人で歌っている姿を見て
「こんなに素敵な人だったんだ…」と
独特の雰囲気にますます気になる人になりました。

母にあがたさんの事を聞いてみたら
若い頃から独特な人で、赤色エレジーで一般的に有名になり
映画監督をしたり、役者をしたりで
吉永小百合さんの主演ドラマ「夢千代日記」にも出演していて
ストリップ劇場の照明係で、その後
ストリッパーと駆け落ちしてしまう役が印象的だったそうです。

私も母も、あがたさんの事は 特に好きなワケではないけど
以前、母と「なつかしの昭和メドレー」的な特番で
『赤色エレジー』を歌うあがたさんを見た時は
「この人いいねぇ…」と2人して見入ってしまいました。

あがたさんを見かける度
「世の中にはこんな人もいるんだなぁ」と
なぜか、ほっとしてしまいます。。。



ドラマ『深夜食堂』は
繁華街の裏路地にある小さな「めしや」が舞台で
そこには、小林薫さん演じる寡黙なマスターが存在し
仕事帰りのサラリーマン、OLさん、業界人、水商売の人
ヤクザさん、オカマさん 様々な方々が
それぞれの料理を注文し、それぞれのドラマが流れてゆきます。

オープニングで流れる曲も
あがたさんを思い出してしまう様なメロディなのですが
鈴木常吉さんとゆう方が歌っているそうです。
ドラマのイメージに合っていて、このメロディを聞くと
よりドラマの世界に浸ってしまいます。


たった30分の深夜ドラマだけど
出演者の方々や、お話が面白くてかかさず見ています。
毎回出てくるメニューがシンプルなのにすごく美味しそうで
気になっていたのですが
お料理の担当は「かもめ食堂」のフードスタイリスト
飯島奈美さんでした。

あがたさんは、先週かぎりの出演だったけど
いつかまたチラっと出てくれないかな?

今週も楽しみです。









2009/10/28 10:37:54|旅・美術館など
弘前城とうちわ餅
弘前では、弘前公園でお城を眺めながら
『うちわ餅』を食べました。

このお餅は五重塔が有名な最勝院のすぐ近くの
『戸田うちわ餅店』で購入しました。
お店は昔ながらの小さな和菓子屋さんだったのですが
このお餅は地元で大人気で
午前中には売り切れてしまう事があるそうです。

『うちわ餅』はうちわ形のお餅に
黒ごまが入った黒蜜がたっぷりかかっていて
とっても美味しいのですが
おはぐろをつけたみたいに歯が真っ黒になります。。。

でも、やわらかく手作りならではの優しい美味しさなので
弘前に来たら、また必ず食べてしまうと思います。


とっても広い弘前公園の『弘前城』は江戸時代建造で
春になると桜の名所となる美しい公園なので
全国各地から観光客が訪れてくるそうです。

この時は夏の終わりだったけど
大きな木々が生い茂った公園は日陰が多く
風も心地よいので、観光客はもちろん、散歩する人
ウォーキング、サイクリングする人
お弁当を食べながら休憩する人、デートしてる人
みんな様々に利用していました。

今度は桜を見ながら
うちわ餅を食べてみたいな。







2009/10/26 13:31:02|旅・美術館など
弘前市☆旧弘前市立図書館
前回の日記で紹介したメモリアルドッグのいる弘前市は
明治時代の教会や洋館が沢山残っているとても素敵な街でした。

イラストは『旧弘前市立図書館』です。
六角形のツインタワーがとても印象的で
この日は館内を見学する事ができました。

館内はこじんまりとしていて
外観の六角形の部分は、室内も六角形の部屋になっていて
なんとも可愛らしかったです。

その他の教会や洋館も見学したのですが
教会は今でも使用されているものが多く
洋館の中にはカフェとして利用できるものもありました。

時間が無かったので、洋館カフェは入る事が出来なかったんだけど
なかなか評判のお店らしく、平日でもお客さんでいっぱいでした。

弘前はフランス料理の美味しいお店が多いらしいので
今度はぜひ、そちらを堪能したいです。







2009/10/25 0:09:03|旅・美術館など
AtoZメモリアルドッグ
この子犬のオブジェは『AtoZメモリアルドッグ』という名前で
弘前市の吉野町緑地公園にいました。

『あおもり犬』と同じく、奈良美智さんの作品です。

吉野町緑地公園は、とても広くて芝生が生い茂った
気持ちのいい公園でした。
メモリアルドッグの周りにはシロツメクサが生えていて
白いお花がポツポツ咲いていて可愛かったです。

この子犬は特別に展示されているワケではないので
さわったり、撮影もできます。

こんな可愛い公園
近所にあったらいいのにな〜。







2009/10/23 18:14:20|旅・美術館など
青森県☆棟方志功記念館
せっかく青森に行けたので、青森県立美術館と同じ位行きたかった
『棟方志功記念館』に行って来ました。

志功さんも、奈良さんと同じ青森出身の版画家で
青森弁で、ビン底メガネに明るい笑顔が印象的な世界的な巨匠です。
この美術館も「遠いから行く事はあるまい」と
思っていたんだけど、行く事が出来てうれしい限りです。


志功さんの作品は、印刷物でしか見た事がなく
この日は代表作の『釈迦十大弟子』を見る事を楽しみにしていたのですが
圧倒的に格好良いのにユーモラスでシビレました。
やっぱりすごい!!

この時の季節の展示は『女人讃歌』で
ふくよかで神々しい女性の肉筆画が沢山展示してありました。
こちらは極楽浄土のような鮮やかな色使いに
白く美しい女性の肌が眩しいくらいでした。


一枚で魅せる大作も素敵でしたが
長い絵巻や、小説の挿絵も沢山展示してあり
斬新な構図に 人間や動物、植物達が活き活きと描かれていて
「次はどんな絵が出て来るのかな?」と、心が踊らされました。


こちらの美術館の館内でも
志功さんの制作姿の映像が流れていたのですが
ベートーヴェンの第九を歌いながら版画を彫る姿は強烈で
その歌声は今も耳にこびりついています。


美術館は、日本庭園が美しく、志功さんの作品や思いを大切にしている
しっかりとした美術館という印象を受けました。
展示点数は多いわけではないけど
作品の一つ一つが充実していて、深く記憶に残りました。

また青森に行く事があったら必ず訪れたいと思います。