Pinsuke Gallery
 
2009/10/21 20:46:19|旅・美術館など
青森県立美術館
去年の夏
青森県立美術館に『あおもり犬』を見に行きました。
高さ8.5メートル。
青森出身、奈良美智さんの最大の立体作品です。

この美術館は2006年に出来たばかりで
開館前後によくTVで取り上げられていて
「行ってみたいけど遠すぎるから 行く事はあるまい…」と
思っていたんだけど、旦那さんの実家が秋田なので
実家に挨拶にいくついでに なんとか行く事ができました。


『あおもり犬』の他に
シャガールの『アレコ』の背景画も
ものすごくデカイと話題になっていて
ぜひ見たい!と思っていたのだけど
実際に見たものは 想像していたよりものより遥かに大きく
圧倒されました。

シャガールさん。
さぞかし大変だったろうなぁ。。。


奈良さんの『あおもり犬』もそれはそれは大きく
大きいくせに ものすごく可愛いので、発見した時は
『うわ〜!』っと テンションが上がってしまいました。

私達の他にも『あおもり犬』目当てで来ているお客さんは沢山いて
学生っぽい2組はすごいテンションでお互い「あおもり犬とオレ」をカメラで撮りっこして
熟年夫婦は「可愛いわねぇ」とにこやかに鑑賞して
1人で見学している美術学生orOLさんはくつろぐみたいに空間を楽しみ
静にカメラに納めていました。


あおもり犬のアゴの下には沢山の鉢植えの花があり
この鉢植えはあおもり犬の「エサ」だそうで
「あおもり犬にエサをあげたい人は受付まで」と書いてありました。
可愛いエサだけど、夜中にモシャモシャ食べてたらコワイだろうなぁ(笑)


『あおもり犬』は特別展示室で野外に展示されているのだけど
冬になると頭の上に雪がつもり、ベレー帽を被っている様に見えるそうです。

冬の青森は行く事はないとは思うけど
『雪のあおもり犬』は『雪の金閣寺』と同じ位見てみたいかもです。







2009/10/15 21:56:24|旅・美術館など
川崎市☆岡本太郎美術館
芸術の秋なので、美術館のネタをひとつ。。。

2年前の秋の事ですが、川崎市にある岡本太郎美術館に行きました。
微妙に遠くてずっと行くのを断念していたんだけど
やっぱり微妙に遠かった。。。

この美術館は生田緑地の山の中にあって
この山のてっぺんに駐車場があったので
到着して車を降りると見晴らしが良くて
空気も澄んでいてすごく気持ち良かったです。

美術館は駐車場から 山を下る感覚で林を抜けて行った所にあるのだけど
ハイキングコースになっていて結構道が険しいので
ヒールの靴では行かない方が良いかもです。。。

枯れ草の落ちた山道を10分近く歩くとハイキングコースから抜けられて
お散歩したり、遊んだり、園内を楽しむ方々が沢山いる公園に出て
長ーい階段の先に美術館が見え、階段を登ると
美術館の左に 大きな「母の塔」が見えます。

母の塔はかなり『岡本太郎!』って感じで
太陽の塔と通じるオーラが漂い
真っ先に駆け寄ってしまいました。

ひととおり母の塔を堪能して、館内に入ってみると
太郎さんのヒストリー、絵画や彫刻など
かなりの点数が展示されていていました。

こちらの美術館では
太郎さんの『イスシリーズ』のコーナーがあり
あの『座る事を拒むイス』や、てのひら形のイスに座る事ができます。
他にも『子どもの樹』や『若い太陽』のミニチュアや
様々な立体がにょきにょき展示されていて
とっても楽しい空間でした。

私は太郎さんの作品では、絵画より彫刻の方が断然好きなので
立体ゾーンを満喫しまくりです。
子どもの頃のワクワクが蘇ります。

館内には、至所に小さなモニターがあり
そこには、太郎さんが大小、様々な彫刻を作っている姿が
モノクロ映像で流れているのだけど、その姿はものすごくエネルギッシュで
まるで太鼓を叩いて遊んでる子どもの様に見えました。
太郎さんは、情熱的で、愉快で、可愛らしく
こちらも「何か作りたい!!」って気持ちになってしまいます。


美術館にはカフェがついていたのだけど
大きくて、メニューがとても充実しているので
ランチやカフェだけの利用で来ている方も沢山いました。

テラス席もとても気持ち良かったので
こんな素敵な美術館が近所にある方々が羨ましい!
近かったら、年に何度も訪れたい美術館でした。







2009/10/14 22:54:45|おしごとイラスト
しっかりマスター 基本の和食
『しっかりマスター 基本の和食』のイラストを担当させて頂きました。
しっかりマスターシリーズの和食レシピ本です。
ナツメ社さんから1,300円、11月9日発売です。

この本も初心者向けで、素材の切り方、レシピ用語の説明
だしのとり方、基本の調味料の説明など、とても丁寧に説明されています。


魚介の料理では
あじのたたき、かじきの照焼き、かれいの煮付け、ぶり大根
魚の粕漬け焼き。。。

肉の料理では
鶏の立田揚げ、牛肉の八幡焼き、豚の角煮、筑前煮、肉みそ。。。

野菜の料理では
精進揚げ、たけのこの土佐煮、かぼちゃの煮物、なすの揚げびたし。。。

卵・豆腐・乾物の料理では
茶わん蒸し、がんもどき、卯の花、切り干し大根、五目豆。。。

ご飯・汁物・鍋料理では
五目炊き込みご飯、ちらし寿司、おでん、よせ鍋、おせち料理。。。

他にも沢山
お箸が進みそうな美味しそうなレシピが沢山載っています☆
和食大好きな我が家では
この本とも長いお付き合いになりそうです。

早速、作ろうと計画しているのは
ぶり大根、魚の粕漬け焼き、筑前煮、かぼちゃの煮物
炒り豆腐、卯の花、ちらし寿司です♪

おせち料理のレシピも載っているので
家族が増えたらチャレンジしてみようかな。
作るのは無理でも、盛り付けも素敵なのでマネしてみたいと思います。







2009/10/12 11:25:08|おしごとイラスト
しっかりマスター 基本のお菓子
『しっかりマスター 基本のお菓子』のイラストを担当させて頂きました。
しっかりマスターシリーズのお菓子レシピ本です。
ナツメ社さんから1,300円、11月6日発売です。

この本も初心者向けで、調理器具の使い方
粉や砂糖など、さまざまな材料の紹介
基本のテクニックなど、とても丁寧に説明されています。


定番ケーキでは
いちごのショートケーキ、モンブラン、ガトーショコラ、チーズケーキ
シフォンケーキ、フルーツロールケーキ、バナナマフィン、シュークリーム。。。

焼き菓子では
マドレーヌ、マカロン、ダックワーズ、スノーボールクッキー。。。

パイ&タルトでは
アップルパイ、ミルフィーユ、スイートポテト、チェリータルト。。。

冷たいお菓子では
カスタードプリン、パンナコッタ、ティラミス、洋梨のゼリー。。。

季節のお菓子では
トリュフ&生チョコ、パンプキンパイ、ブッシュドノエル。。。

まだまだ沢山
美味しくって可愛いレシピが沢山載っています☆

さっそくバナナマフィンを作ってみたら
思ったより簡単で、とっても美味しく仕上がりました♪
今年のクリスマスは、姉とブッシュドノエルを作る予定です!

このお仕事からクレジットを「野呂田 早苗」に改め
私にとって思い入れの深い本になりました。







2009/10/11 7:46:14|気になったこと
座敷童の宿
先日、岩手県の座敷童が現れる
老舗旅館が全焼したニュースを聞きました。

週末の情報バラエティ番組のミニコーナーで
焼けてしまった座敷童の間で どんな現象が起こっていたのか
今までその間を撮影したVTRが流れたんだけど
暗闇に謎の光の玉が写ったり、おもちゃのピアノが鳴り出したり
朝っぱらからトリハダが立ちっぱなしでした。

中でも
巨匠つのだじろう先生が描いた座敷童のイラストを
座敷童の間に置いたら瞬きをした!とゆう
VTRが流れ「作りものだろうなぁ」って感じだったんだけど
つのだ先生が描いた座敷童の視線はこちらを見つめていて
それがパチっと瞬きをした瞬間は「ゾクッ」として
「夜中に思い出したくないぜ…」って感じでした。

つのだ先生の絵と見つめ合う事自体
恐ろしかったし…。


座敷童の出没する間は「えんじゅの間」と言って
この間に泊まり、座敷童に出会う事が出来ると
男性は出世して、女性は玉の輿に乗れるとの事で
2年先まで予約がいっぱいだったそうです。

今までにが宿泊された方は
第19代内閣総理大臣 原敬さん
第67代内閣総理大臣 福田赳夫さん
本田技研工業の創業者 本田宗一郎さん
松下電器の創業者 松下幸之助さん
日本の言語学者で民俗学者の金田一京助さん など
超大物が名を連ねていました。


座敷童の正体は、昔この屋敷に住んでいて
小さな頃に亡くなった男の子だと言われていて
屋敷は全焼してしまったけど
その男の子をまつっているほこらは 奇跡的に無傷で残っており
きっとまた現れてくれるでしょう。。との事でした。


幽霊も妖怪も恐ろしいので絶対遭遇したくないけど
こうゆう話はワクワクします。

宿も座敷童も元に戻れると良いですね。