Pinsuke Gallery
 
2009/11/27 7:16:47|妊婦日記
妊娠が発覚して…
妊娠が発覚した時、正直 嬉しさより
「私で大丈夫なのかな…?」という 気持ちの方が大きかったです。

結婚式が終わってほっとしていた矢先で
こんなに早く授かるとは思っていなかったので
多分、旦那さんも「やったね」と、喜びつつ
「大丈夫なのかな?」と思っていたと思います。

結婚式を挙げて 半年も経っていない妊娠だったので
友人には「早!」と言われたけど
母には「年齢考えたら早く出来て良かったわよ」とピシャリと言われました。

母は私がグジグジしてる時
現実的な言葉でほっぺを叩いてくれる 鬼だけど、頼もしい存在です。

それでもウジウジ不安がっている私に
「産んじゃえば 何とかなるもんよ。案ずるより産むが易しっていうでしょ」と笑っていました。
「産むが易しってそのまんまじゃん…」って笑っちゃったけど
3人の子育てを経験した母の言葉は偉大でした。

妊娠する前は、自分が子育てなんて自信なくて「まだ先でいいや」と思っていたけど
心の隅っこに「早く赤ちゃんが欲しい」とゆう気持ちがあったので
旦那さんに「そろそろ ノロJr.が欲しいな…」と言われた時は
胸がじわーっと暖かくなって こっそり号泣してしまいました。
まだいいやと思いつつ、心はすごく嬉しかったんだと思います。

その後、すぐに子どもを授かる事が出来て
妊娠発覚当初は 「こんなものか」と思っていたのですが
TVや雑誌などで 様々な事情で子どもを授かる事を出来ない方がいる事を知り
旦那さんは 職場で不妊治療を頑張っている上司の話しを聞いたり
私も友人や知人に妊娠、出産に関する色々な話しを聞き
あたりまえに家族を授かる事がどれだけすごい事なのかを知りました。

私達が あたりまえに子どもを授かれた事、健康に産んで 育ててくれた両親に感謝です。
感謝の気持ちを胸に、これからも ウザイ位 会いに行こうと思います。







2009/11/26 11:40:14|気になったこと
自転車に乗った猫 〜再会〜
夏に 地元の繁華街をブラブラしていたら
前回の日記で書いた自転車猫に会いました。

もう会えないと思っていたので 発見した時は心躍りました。

繁華街は歩行者天国の為
おじさんは自転車を押して歩いていたので
人混みに紛れてついて歩いて しばらく観察する事にしました。

おじさんは、たしか赤いアロハシャツを着ていて
前に見かけた 奥さん (多分)も隣で自分の自転車おして歩いており
自転車猫は 荷台で毛ぐつろいをしたり、だらりと寝そべったりして
自転車の上とは思えない程 くつろいでいました。

自転車の上でくつろぐ猫は、道行く人の目を奪い
子ども達も猫の乗った自転車をストーカーしていました。

しばらく歩いていると
おじさんと奥さんは 中華料理屋さんの前で立ち止まり
2人して お店入り口の下の方を見つめていて
何かと思ったら、そこには
玄関マットの上でお客をお出迎えしている猫がいました。

そんな中、自転車猫は その猫に見向きもせず
相変わらず自転車の上でのんびりしていました。


これ以降、自転車猫に遭遇した事はないけど
またいつか出会える日を楽しみに過ごしています。







2009/11/25 18:23:24|気になったこと
自転車に乗った猫
桜満開の春に 自転車に乗った猫に出会いました。

この日は地元の春まつりで
桜並木の川沿いに 提灯が色を添え、屋台やチンドン屋さんも出現して
大人も子どもお祭り騒ぎをしている最中の出来事でした。

猫は『魔女の宅急便』のジジみたいに
自転車の荷台にちょこりと乗っかっていて
あんまり不思議な光景だったので、目の錯覚かと思ったんだけど
隣にいた旦那さんも一緒に目撃したので幻ではなかった様です。

猫の柄や、自転車をこいでいた人がどんな人だったかは
忘れてしまったけど、自転車をこいでるおじさんの後ろには
同じく 自転車をこぐ女の人がいて、この方は猫は乗せていなかったけど
多分 奥さんなんだろうなぁと感じました。

地元の猫なのか、旅の途中なのか 分からないまま
猫は自転車に乗って あっとゆう間に 桜の中に消えて行きました。







2009/11/22 21:50:25|妊婦日記
只今 妊娠5か月です
私事ですが、只今 妊娠5か月で
来年の春には家族が一人増える予定です。

はじめはあまり実感がなく
「本当に妊娠してるのかなぁ?」って 感じだったのですが
先日、エコーで 初めて赤ちゃんの顔を見る事が出来
その赤ちゃんが大きな口を開けてあくびをしている姿を見れた時は
びっくりして感動したのと同時に「本当に赤ちゃんが出来たんだ〜!」と
やっと実感する事が出来ました。

そんな事になりましたので、これからは 妊婦日記も書いていきたいと思います。
それでは今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。







2009/11/16 23:28:11|旅・美術館など
秋田市☆藤田嗣治の超大作
昨年の東北旅行で
秋田市にある『平野政吉美術館』で藤田嗣治の超大作に出会いました。

この美術館には、秋田の大地主であった平野政吉さんの
約600点に及ぶコレクションが展示されています。

藤田画伯の超大作は、以前TVのミニ番組で紹介されていたのを見て
存在を知ったのだけど、まさかここにあるとは思わず
出会いの衝撃と、そのデカさに「すげ〜!!」と心の中で叫んでしまいました。

絵の大きさは、高さ3.65m幅20.5m。
今まで見た絵画の中でもダントツに大きかったです。
そんななので、額の幅もものすごく分厚かったです。
東北には超大作が沢山あるんですね。


大きさはさておき、作品は『秋田の行事』と言う名で
雪の積もった広場で 秋田の伝統行事やお祭りを楽しむ
秋田の人々が楽しむ姿が描かれています。

藤田画伯がこの大作を描いた経緯は
コレクターであった平野氏との「男と男の友情」だったそうです。

平野氏は、父の反対で画家になる夢を断念し
その情熱は美術品の蒐集に向けられ、東京で開催された藤田画伯の個展を見て
その作品に魅了され藤田画伯と親交を深め、作品の大蒐集家になったそうです。

「私の絵は全部国宝ですから」という藤田画伯に
平野氏は「あなたが世界一の芸術家なら、世界一の絵を描いてもらいたい」と伝え
「それだけの覚悟と準備があるならば描きましょう」と約束し
超大作『秋田の行事』が産まれたそうです。


この作品に描かれている 祭りの男衆は、筋肉隆々に活き活きと描かれていて
荒木飛呂彦さんの「ジョジョの奇妙な冒険」の人物描写を思い出しました。
あのダイナミックな感じが似てるなぁ…と。

藤田画伯はゆったりと横たわる裸婦を描くイメージが強いけど
動きのある人物の作品も多く見られ、そのデッサンから
迫力のある動きの人物像を描くのが好きなのだろうなぁとビシビシ感じます。

代表作の1つ『猫(争闘)』も
大勢の猫がキャンバスの中で飛び回ってる描写がすごいもんね。


美術館には、平野氏が蒐集した藤田画伯の代表作である乳白色の裸婦の絵や
ネコとの自画像、子どもをモチーフにした作品や素描など沢山展示されています。

藤田画伯の作品の他にも
ゴヤ、レンブランド、ゴッホ、セザンヌ、ロートレック、ピカソにマチス
様々な時代の巨匠の作品が展示されていました。
中でも、ゴヤの銅版画の闘牛場をテーマにした連作が大量に展示されていて
1つ1つじっくり鑑賞する事が出来、とても勉強になりました。


この美術館は 子供の日、県の記念日、敬老の日、文化の日は入館料が無料になり
私が行った日は敬老の日だったけど、老人ではない私も入館料が無料でした。

祝日に美術館に行った事がないので分からないけど
どこの美術館でもやってるのかな?
美術館の料金って、美術に興味の無い人にはお高いと思うので
こういった計らいは素晴らしい!と思います。

無料なら、美術に興味の旦那さんを誘いやすいし。。。


気さくな美術館なので、機会があればまた見に行きたいな。
秋田に帰省する時は、記念日を狙って帰りたいと思います。