もうすぐ、春の訪れを告げるこのマルテニッツァ。詳しくは、後程ね・・・・・。 /////////////////////////////////////////// 「チェスティータ・ババマルタ(おめでとう、マルタおばあちゃん!)」 雪国に住んでいると、3月は陽射しも1日毎に春を感じさせてきますし、雪解けの水に眩しい光が反射すれば、なおさらもうすぐ春なんだという季節感を味わうことができます。ブルにおいても、この季節、モノトーンの世界からカラーの世界へ変わる春の到来を告げる季節でもあるのです。
この時期、家族や友達、大切な人同士でマルテニッツァを交換し合います。マルタとは3月のことで、この月だけは女性であり、日本で言うのであれば「弥生おばあちゃん」というところでしょうか。 マルテニッツァというのは、白糸と赤糸でできたお守りのようなもので、手首に結んだり、衣服にとめたり、自分の身のどこかにつけておきます。この習慣はとても古く、今でも人々はこの伝統を守っています。マルテニッツァを贈り、身につけることによって、その年の健康と幸せを願い、春の訪れを喜ぶのだそうです。赤い糸は邪悪なものを遠ざけ、白い糸は健康・長寿・平安を意味します。
マルテニッツァも色々な種類があって、とてもシンプルなものから、ねじれた棒状のものやボンボン飾り、ブレスレットや、人形をかたどったものなど、とにかく白と赤の糸でできていればいいようです。2月になるとお店や路上で手作りマルテニッツァを売り始めます。結構個性的なものもあって、見ているだけで楽しくなります。 マルテニッツァはコウノトリ(ブルでは、結構見ることができます。電灯の上に巣を見つけることができます。でも正確には、日本のコウノトリと全く等しい部類ではないようです)を見つけたら、日本のおみくじのように木に取り付けます。
この時期、日本でもマルテニッツァをつけている人を見たら、ブル関係者に違い有りません。
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