!◆◆ はいで ブルガリア ◆◆!

ブルガリアについて、お国柄事情、日本との違いについて写真を中心に紹介します。その他、ちょっとした話題もね・・ ≫
 
東京にブル料理レストランオープン
○4月24日、汐留にブルガリア料理のレストランがオープン。 
 
 ↓ のサイトを参照してください。
 http://www.sofia2006.jp/index.html

○サッカー 日本対ブルガリア
 6月には、ドイツでサッカーワールドカップが始まりますが、5月9日に、日本代表とブルガリアが試合を行います。



ブルガリア語ですが、スポーツニュースのブルガリアリーグの話題
http://topsport.ibox.bg/section/id_25

ワールドカップ予選でのブルガリアチームの紹介など
http://fifaworldcup.yahoo.com/06/en/t/team/overview.html?team=bul

ブルガリアのプロサッカーチームの紹介(日本語です)
http://babelfish.altavista.com/babelfish/urltrurl?lp=en_ja&trurl=http%3a%2f%2fget.info.bg%2fsport%2fDir.asp%3fd%3d0-1-Football_Clubs







2006/04/17 0:29:53|その他
ブルのあんなこと、こんなことシリーズあいうえを第12回
鍾乳洞(ょうにゅうどう) 
ブルにも鍾乳洞があります。日本人向けの旅行ガイドブックにはのっていませんが、大きいところでは、2カ所でしょうか。北西部のベログラチック(2月25日「第8回「く」のコンテンツ参照)のマグラ洞窟と、南中央部、ギリシャとの国境にほど近いところです。
写真は、マグラ洞窟のものです。左の写真は、入口のところで、入坑まで待っているところです。時間になって(不規則のようですが)、ガイドが引率、ブル語のみの説明になります。たまたま発見されたというこの鍾乳洞、コースは50分近いもので、出口はとんでもないところに出てしまいます。ですから、再びもとのところに戻るには、外に出てから30分近く歩くことに。合計1時間半近く歩かないといけません。この洞窟には、古代人が書いたという絵があったり、マグラという地名がワインの名前にもなっているとおり、鍾乳洞の一定の温度環境を活用したワインセラーが洞窟内にあります。







2006/04/02 11:43:23|その他
ブルのあんなこと、こんなことシリーズあいうえを第11回
今日は、食べ物の話しになるのでしょうか・・・

○ブルで山菜(んさい) 
 日本では、桜の季節です。ブルでも今月中旬には、桜が咲きます。ソフィア市内のアレクサンダーネフスキー寺院前には、日本から送られたソメイヨシノの桜の木もあります。ブルの桜の開花については、また次の情報として、本日は、山菜・・・・・・。
 ブルで、わらびがとれるのです。しかも、大ぶりのものが、いやというほど・・。ヨーロッパだから、わらびなんてないのでは?そんあことはありません、日本と同じ植生のところもあるでしょうから、あって当然でしょうが、日本の状況と違うのは、需要という点でしょうか。ここブルでは、自生した山菜があっても、それを食材としては食べません。このため、こんなところに、あんなところに、たくさんのおいしそうな山菜は採り放題です。ブルでも、いろいろな種類の山菜があるはずです。
ここでは、わらびと、ふき(山菜?)について・・・。わらびについては、毎年日本人仲間でとりに行った秘密の場所があります。ブルの人は、そこにわらびがあっても全く見向きもしませんが、日本よりも団結力がある東洋のある国のコロニーに知れてしまったら、根こそぎ収穫されてしまうという心配があったから、秘密の場所のままです。写真のようにりっぱなわらびがたくさんとれます。ちょうど、あと1ヶ月くらい先になるでしょうか。場所は、ソフィア市内からコピトトという展望台に向かう途中の道路沿いの斜面が最も有名です。しかし、途中の分岐点で左折せず、そのまま山の奥に向かう方向にもっといい場所がありました。今は、どうなっているのかなあ???実際に食べるときにはあく抜きをしますが、これも大型スーパー「ビラ」にいけば、重曹(ソーダとして)が手に入ります。しっかり、あく抜きしないと、お腹にこたえます。
同じ方向のハイキングコース入口のバスの停留所にすぐ近いところに、道の脇にふきもたくさん出ています。ここは、バス停の近くでもあるし、日本人がふきをとっていると、ブル人たちは「何、草をとっているの?花瓶にでもさして飾るの?」と、不思議がっています。食材にするなんてとても考えられあいのでしょう。

 写真@:収穫したわらびとふき。たばこの大きさと比べると大きさがわかります。
 写真A:わらびの自生の様子

○ブルでくらんぼ狩り 
 6月も末になると、ブル南東部ではサクランボ狩りが楽しめます。さすがにサクランボは、この季節、市場でも売っていますし、そのまま食べたり、ジャムにしたりと、ブルでもポピュラーです。日本の佐藤錦には及ばないにしても、大粒で甘く、十分堪能できます。しかも安い!食べ放題の採り放題、入園料300円程度っていうところもあります。最初の年は、たくさんとっては、冷凍して夏にもシャーペット状のさくらんぼを食べたりしましたが、毎年行って、3回目、4回ともなると、流石に「もういいや」ってかんじでした。贅沢な。
 さくらんぼ狩りについては、こんなエピソードも。日本人達がサクランボ狩りをしっかり楽しんで、いざ支払いをする段階で、「俺達は、さくらんぼの花が咲いて実ができて、おまえたちが今日、サクランボ狩りができるまで、こうした拳銃をもって、ずっと、このさくらんぼをジプシーなどから守ってきた。ほら、見ろ。」と、それまでは、品のいいブル人達かと思っていたら、マフィアだったことも。そして法外な料金をとられたこともあったようです。こんなことはめったにないのでしょうが・・・。

 写真B:サクランボがなっている様子
 写真C:サクランボ園の様子







2006/03/27 0:40:54|その他
ブルのあんなこと、こんなことシリーズあいうえを第10回

うのとり」 今月は、マルテニッツァの季節でした。詳しくは、3月11日のコンテンツを参考にしてください。
 コウノトリを見たら、マルテニッツァを木の枝にまくのです。花が咲く前のこの頃、ソフィア市内の木は、まるで紅白の花が咲いたかのようなことになるのです。
 このコウノトリ、正確には日本の絶滅したという部類とは異なるようですが、ブルではよく見ることができます。巣もあっちこっちによく見かけます。何しろ、目立つところにありますからねえ。例えば、ソフィア市街からプロブディフ方面に高速で行く場合、交通検問所の手前のまっすぐの道路。中央分離帯の街路灯の上にありますねえ。また、よく観光客にも有名なリラの僧院に行く手前で村の民家の煙突などによく見かけます。
 ※コウノトリ目コウノトリ科、ツルに似た大形の鳥。全長1メートルほど。全体は白色で、風切り羽は黒色。くちばしは黒色で長く太く、脚は赤色で長い。ヨーロッパからアフリカ北部、アジアに分布。特別天然記念物。日本で繁殖する個体群は1971年(昭和46)に消滅。冬に大陸から飛来する個体を観察する。現在は大陸産の個体を飼育下で繁殖。鸛鶴(こうづる)。

「ブルの後楽園(うらくえん)遊園地」
 3年前にブルに本格的な遊園地ができました、その名は、ソフィアランド。イタリア資本によるものです。何しろ、娯楽のないこの地では、開園まで本当に待ちどおしいものでした。子供向けの乗り物、メリーゴーランド、大観覧車、大人向けのスカイフォール、またゲームセンター、映画館、レストランなど、ちょうど後楽園遊園地ほどでしょうか。(ディズニーランドには程遠い・・)。この遊園地ができただけでも、ブルの子供達には大きな夢を与えたものでした。








2006/03/20 22:58:54|その他
ブルのあんなこと、こんなことシリーズあいうえを第9回
「携帯電話(いたいでんわ)」
 ブルでも携帯電話は、必需品です。爆発的な需要が見込まれる携帯電話の利権に絡む外国からの投資となる国営電信電話会社の民営化はホットな話題でした。
 日本の携帯電話と異なる状況は、いくつかあります。
@日本では折り畳み式のコンパクトタイプが主流ですが、ブル=欧州では、コンパクトタイプはあまり見かけません。最近は、多くなっているかもしれませんが・・。
A日本では、通話よりもメール等の使用が多くなっていますが、ブルでは、場所や時間もかまわず、通話で使用する場合が多いです。マナーモードなんて、日本のように最初に選択できるようになっているわけがありません。最近は、日本並みにマナー改善されたかなあ。
Bブルでは、欧州全域での使用が可能です。しかし、相手がブル国内にいるものと思って電話をかけたところ、フランスや英国など国外にいてもつながってしまい、そのときは国外の高い料金での課金となります。あんまりうかつにかけられません。
Cブル=欧州の携帯電話は、日本のものと構造が異なり、GSMという方式の携帯電話です。これは、「電話本体」部分と「個人情報を登録している金属チップ」部分とが別々になっています。日本の場合は、携帯電話が盗まれても、使用停止にしてしまえば、携帯電話はその利用価値をほとんど失ってしまいます。しかし、GSMタイプでは、使用停止にしても、それは金属チップの個人に関わる情報のところのみです。金属チップさえ入れ替えれば、何回でも使用可能なのです。ですから、欧州では携帯電話の中古屋がありますし、携帯電話の盗難も多いのです。首から携帯をぶら下げているなんて、「盗んでください」と言っているようなものです。
 ※写真の携帯は、私が使用していたものです。9cmの長さです。ブルでは、このようい小さいものが多いです。私は日本に帰国しても会社は違いますが、これと同じタイプの文字盤が小さい、写真なしのものを使用しています。
   
「結婚式(っこんしき)」
 ブルの結婚式には、一度出席させていただいたことがあります。結婚式の方は、教会であれば神父さんの前で、そうでなくても出席者の前での人前宣誓。質素です。また、披露宴も余興があるものでもなく、民族舞踊などを踊りながら一晩中踊ったりする場合も。
 また、結婚式の日には新郎、新婦の乗る車を飾り付けします。風船やきれいな白い大きなリボンを飾ったりします。走るときは、クラクションを鳴らします。親戚や友人が乗る車は、アンテナに白いリボンを結ぶだけの簡単な飾りが多いようです。

「掲示板(いじばん)」
 最近は、日本の地下鉄を含め、電車のドアの上に行き先や現在の駅の案内表示プレートがあります。ブルの地下鉄にも、このようについてはいます。ブルでは、地下鉄の表示ばかりではなく、町の表示、道路の表示など様々な表示はEU加盟も近く、ブル語(キリル文字)表示と、英語表示が併記されています。
  ※写真は、ソフィアの地下鉄車内のドア上の表示です。

ータリング」
 最近の日本においては、外食産業の躍進は目まぐるしいものがあります。郊外のガソリンスタンドはいつのまにか閉店になっていかと思いきや、毎週日曜日の求人広告を見ていると、家族連れ、ちょっと高級な装いのレストランや居酒屋などのオープン準備が多数あります。
 日本も外食産業花盛りですが、食費がお安いブルにおいては、外食は日常のことです。かくいう私も様々なお店に立ち寄り、食事をしました。レセプションや自宅でのパーティでケータリングを頼む人もいます。ある業者では、日本の海苔巻きをメニューに加えているところもありました。サーモンの巻物だったかと思いますが、あの海苔の生臭さを消すかのように、ご飯と海苔の間に、何かうっすらとマヨネーズのような(でも、酸っぱくはない)ものを隠し味で塗ったものであったことを覚えています。
  ※写真は、とあるレストランの貸し切りでの場面ですが、ケータリングでも同じようなものです。