○スーパーマーケットは生活を変えた・・ 6〜7年前に、ブルにはドイツやオーストリア資本のスーパーマーケットが進出しました。これはブルでの生活を大きく変えました。以前は、たまご一つ買うのに、並ばないと買えなかったものが、スーパーに行けば並んでいる商品をこちらから選べるのです。 ソフィア在住のときは、買い物に行くには、台車、ダンボール箱は必要不可欠でした。これにスーパーのビニール袋も。 10リッターの飲料水を数個、まとめ買いの食品、雑貨など、運ぶのはたいへんでした。 ブルのスーパーでは、食料品を運ぶビニール袋は、レジのところで売っています。写真の袋は、黄色と赤のブルに行くと最初に目に付くものです。しっかりしたビニールなので、買い物以外でも、結構重宝します。 <写真は、スーパー「ビラ」の買い物ビニール袋です>
○スリは相変わらず・・・ バスやトラムの公共交通機関の中は、特に混んでいるときは、スリの格好のねらいめです。無頓着な日本人ばかりではなく、ブル人も結構やられています。知らぬ間に鞄をさかれていたり、背広の内ポケットにいれた財布でさえ、その巧妙な手口で盗まれることも。 スリは1人ではなく、集団で行うことが多いようです。気をそらしたところで、別の仲間が盗んでいったり・・。時には、小さな子供と母子のスリも。ソフィアの町中のおもちゃ屋で、いかにも子供のおもちゃを選んでいるふりをして、こちらに近寄ってきて、そのすきにバックのチャックを開けて、盗もうとする親子にも出くわしました。小汚い格好をしているわけではなく、見た感じでは上品な服を着た親子なのに・・・・。
○スキー再登場 11月23日のコンテンツでも触れましたが、ブルには大きなスキー場が4カ所あります。毎年毎年、英国やドイツなどからのスキー客が増えるのに合わせ、リフトも1人乗りから3人乗りへ、ゴンドラの新設など、設備が新しくなっています。リフトの料金も毎年値上げ値上げ、今はリフト代など、ブルガリア人と外国人の2重料金体制もいずれ統一されていくのでしょう。ブルガリア人にとっては、EU加盟はうれしいことかもしれないけれど、値上げ値上げの連続で生活は苦しくなってきているという声も。 ブルのスキー場も、日本とは違って、危ないところに柵などありません。春先に、ゲレンデ内に大きな穴が開いても、自己責任です。 <写真は、柵などないブルのスキー場です>
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