!◆◆ はいで ブルガリア ◆◆!

ブルガリアについて、お国柄事情、日本との違いについて写真を中心に紹介します。その他、ちょっとした話題もね・・ ≫
 
2006/06/04 22:48:57|その他
ブルのあんなこと、こんなことシリーズあいうえを第16回「
○ クシー
  ブルのタクシーは、黄色です。ニューヨークと同じ、イエローキャブです。大手の会社、個人で営業しているものなど、様々です。大手のタクシーは、「Yes」「Sofiat」などあります。タクシー乗り場には、タクシーが並んでいますが、乗客は必ずしも一番前の車に乗る必要はありません。自分の好きな車に乗ってかまいません。
 外国の車と同じように、1人で乗る場合は、運転手の横に乗るのが普通です。ドライバーによっては、おしゃべり好きでブル語でいろいろ話しかけてきます。
「おまえは、中国人か、ベトナム人か」と、よく聞かれるのです。そんなときに、「ヤポーニア(日本人)」と答えると、ちょっと、ばつが悪そうに、「俺は、昔、船に乗って、おおさか、こうべ、よこはまにも行ったことがあるよ」と。世界を周航する船員に、ブル人は多いのは事実です。ブルは、黒海には面しており、外洋には面していませんが、ブル人の忍耐深い性格など、船員にはあっているのかも・・。
また、ブルは、東洋人を見ると見下すように、必ず、中国人?ベトナム人?から聞いてきます。それとも、私が、中国系?? 日本人とわかると、いちもく置くような感じです。ブルは犬を大事にするので、犬を食べる国は許せない??
若いドライバーには英語が通じる場合がありますが、ブル語しか通じない場合が多いです。そんな場合は、「ナ・プラーボ」「リャーボ」「ディヤースノ」と、まっすぐ、左へ、右へという言葉を覚えて指示するしかないでしょう。
 写真は、季節はずれですが、大雪の中走る、ソフィアのタクシーです。

○ 大丈夫(いじょうぶ)  日本人社会で雇われているブル人の中には、ブル語のみで英語はしゃべれない(もちろん日本語も)人もいます。でも、そんなブル人でも日本語を喋ることがあります。「おはよう、どうぞ、ありがとう・・・」ではありません。「大丈夫」という言葉をタイミング良く、発することも。それだけ、日本人は、気が付かないうちに、この言葉を使っているのでしょうね・・・。

○ 「誰(れ)でも開業できる・・?」 ソフィアの郊外でも小さなお店がオープンしたことがありました。昔からあって、壊れていたところに再開されたのです。仕事が終わって、はい、一杯。赤ちょうちんこそ、ないですが、こういう店があれば、充分癒されます。また、その他の場所にも、こんなところに・・・。道ばたに・・・。道の脇の半地下に・・・。と、カフェ、お店、たくさんあります。調べたことはないですが、人口の割に随分、食事ができる店は多いような気がします。外食する人が多いのでしょう。また、保健所の認可も必要なく、簡単にお店が開けるのかもしれません。ハイパーマーケット「メトロ」で材料を購入し、あとは簡単に商売が・・・・
 写真の中には、洋服屋の看板があり、その奥の隣にお店があったりと・・

○ 体育祭(いいくさい)
 これも季節はずれですが、ブルでの日本人コロニーでは、ブル人との運動会も行うことも。ブルでは運動会のようなことは行わないようで、玉入れ、綱引きなどの日本式運動会を楽しんでいることも。
 ちなみに、写真の中のブルの国旗の色は、白は平和、緑は豊かな大地、赤は勇気を表しています。








 ブルのあんなこと、こんなことシリーズあいうえを第15回

○ ーダー水(炭酸水)
  日本では、ミネラルウォーターといえば、普通は炭酸は入っていないものです。また、水をオーダーすれば、「ガスなし」と言わなければ、炭酸水が出てくるのが普通の国も多いです。このような国ほど水は炭酸水が一般的とまではいかないものの、ブルでも炭酸水はたくさん売られています。
  コカコーラ社からの「キンレー」、ブル各地の水源の名前をとったもの「デビン」などなど・。(写真は、ガスなしですが、デビンのペットボトルです。最初はガス含みとなかなか見分けがつかないものでした)
  お店では、日本で炭酸水を売るのとは異なり、普通のペットボトルで売っています。そのために、炭酸なしのものを買うつもりが間違ってしまうことも。ラベルを見れば、泡が書いておるのが、炭酸水なのですが・・。
  昼間には40℃近くまで気温が上昇する夏のブルで、この炭酸水で乗り切ることができました。

○ 葬式(うしき)
  ブルの葬式に一度出たことがありました。そのときは共同墓地の中にある、セレモニーホールで行われました。身内や知人が集まり、棺の中の故人のまわりに花をおいていきます。進行係の司会が悲しい音楽に合わせ、故人の生い立ちなど語ります。葬式は質素に短時間でした。
  ブルの場合、火葬と土葬のどちらかを選べるようです。(間違っているかもしれませんが・・・) 葬式の後は、甘い菓子やお酒などが振る舞われます。ブルのお墓は、墓標に故人の顔が写真のように刻み込まれています。お墓に埋めた後は、そこで簡単に参列者は、お菓子などを食べますが、お墓の周りに赤ワインをまくところがブルらしいところでしょうか。(写真は、葬式の案内の紙です)

○ れでもブルはEU加盟を目指す
  いよいよブルのEU加盟も来年(2007年)に迫っていますが、5月16日、EUは加盟予定のブルとルーマニアについて条件付きに加盟を認める方針を示しました。汚職や組織犯罪などへの取組がまだまだ甘いということのようです。今年、秋には最終判断が行われる予定です。
  EUの中には、ブルの加盟を延期すべきだとの意見もあります。90年後半からブルの経済は右肩上がりの成長を遂げており、町の中も人々も表面上は豊かになったような状況です。これまでのEU加盟のための準備や努力は並大抵ではなかったことでしょう。しかし、その結果、収入は増えないのに、物価は高くなったり、富裕層と貧困層、都市部と地方の格差のなど問題は一向に解決されません。それでもブルはEU加盟を目指すのでしょう・・・。









2006/05/06 16:22:16|その他
ブルのあんなこと、こんなことシリーズあいうえを第14回
○選挙(んきょ)のときは禁酒令? 
 大統領選挙や統一地方選挙は、有権者は選挙をすることになります。町の学校などが、投票所になります。選挙が近くなると、お酒類の売れ行きが倍増??とまではいかないにしても、選挙の前日、当日はスーパーや小売店でアルコール類が買えなくなります。レストランに行っても、アルコール類の提供はないのです。普段はこれぞとばかりに大型スーパーにビール、洋酒、ワインなどが陳列されているのですが、その陳列棚に幅広のテープで大きく×の印でテープが貼られるのです。商品は触れるのですが、販売はしてくれません。ブルの法令でちゃんと決まっていることのようです。選挙のときには、粛々とということでしょうか。でも、結婚式などのセレモニーは適用除外だったかと・・。
ブルの選挙では、首長選は1回目の選挙で勝者が過半数を占めなければ、翌週も上位2位での決戦投票になります。そのときは、2週続けて週末はお酒が買えないことに。その前に備蓄しておけばいいのですねえ・・・。
 お酒などのビンがたくさん並んでいる写真は、ビンの回収所ではありません。パザールのお酒を販売しているところです。こういうお店は、選挙のときはどうするのかなあ??

○古式ゆかしい青果(いか)市場
 ブルに行けば、どこでも見ることができるパザールでの野菜売り場です。100g単位の値段表示ではなく、kg単位というのがさすが・・・。写真の後ろの方で、理科の実験のように秤を使っていますねえ・・。

○盛んなレモニー
 ブルの国内のあちこちでお祭りはあります。日本人に最も有名で日本人が一番多いというカザンラク周辺地域のバラ祭り。今年も5月末から6月にかけて、日本人旅行者が多くなるのでしょうねえ・・・。







2006/05/03 17:13:09|その他
絶賛です!!「おいしい国ブルガリアでのフボボな生活」
現在、ブルで生息中、奮闘中のむうちえさんのブログです。

http://moochiekawaguchibulgaria.blogzine.jp/


むこうで生活したことのある人は、「おお、なるほど、そうなんだよねえ・・」。
これからブルに行こうという人にとっても、「へえぇ、そんなことがあるんだ・・・」と、うなずいてしまいます。







2006/05/02 20:59:18|その他
ブルのあんなこと、こんなことシリーズあいうえを第13回
ーパーマーケットは生活を変えた・・
6〜7年前に、ブルにはドイツやオーストリア資本のスーパーマーケットが進出しました。これはブルでの生活を大きく変えました。以前は、たまご一つ買うのに、並ばないと買えなかったものが、スーパーに行けば並んでいる商品をこちらから選べるのです。
 ソフィア在住のときは、買い物に行くには、台車、ダンボール箱は必要不可欠でした。これにスーパーのビニール袋も。
10リッターの飲料水を数個、まとめ買いの食品、雑貨など、運ぶのはたいへんでした。
ブルのスーパーでは、食料品を運ぶビニール袋は、レジのところで売っています。写真の袋は、黄色と赤のブルに行くと最初に目に付くものです。しっかりしたビニールなので、買い物以外でも、結構重宝します。
  <写真は、スーパー「ビラ」の買い物ビニール袋です>

リは相変わらず・・・ バスやトラムの公共交通機関の中は、特に混んでいるときは、スリの格好のねらいめです。無頓着な日本人ばかりではなく、ブル人も結構やられています。知らぬ間に鞄をさかれていたり、背広の内ポケットにいれた財布でさえ、その巧妙な手口で盗まれることも。
 スリは1人ではなく、集団で行うことが多いようです。気をそらしたところで、別の仲間が盗んでいったり・・。時には、小さな子供と母子のスリも。ソフィアの町中のおもちゃ屋で、いかにも子供のおもちゃを選んでいるふりをして、こちらに近寄ってきて、そのすきにバックのチャックを開けて、盗もうとする親子にも出くわしました。小汚い格好をしているわけではなく、見た感じでは上品な服を着た親子なのに・・・・。

キー再登場 11月23日のコンテンツでも触れましたが、ブルには大きなスキー場が4カ所あります。毎年毎年、英国やドイツなどからのスキー客が増えるのに合わせ、リフトも1人乗りから3人乗りへ、ゴンドラの新設など、設備が新しくなっています。リフトの料金も毎年値上げ値上げ、今はリフト代など、ブルガリア人と外国人の2重料金体制もいずれ統一されていくのでしょう。ブルガリア人にとっては、EU加盟はうれしいことかもしれないけれど、値上げ値上げの連続で生活は苦しくなってきているという声も。
 ブルのスキー場も、日本とは違って、危ないところに柵などありません。春先に、ゲレンデ内に大きな穴が開いても、自己責任です。 <写真は、柵などないブルのスキー場です>