男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2024/10/15 4:01:31|エッセイ
沈黙は金なり
 人が沈黙を守ることはなかなか難しいです。嬉しいことがあると、つい喋りたくなってしまいます。
 禅の修行で「無言の行」があるといいます。喋ってはいけない修行です。3人のお坊さんが、この修行をしていました。その中の一人を蜂が刺し、刺されたお坊さんが「痛い!」と言いました。すると隣のお坊さんが、「たとえ蜂に刺されても、物を言ってはいかん。」と言いました。それを聞いたもう一人が、「物を言わんのは、わしだけだ。」と言ったといいます。落語の話ですが、まあそのくらい黙っていることは難しいのです。
 後輩のK君が、パチンコで勝ちました。黙っていれば良かったのですが、彼は嬉しくてつい奥さんに喋ってしまいました。「どうせ、大したことはないのでしょう。」という奥さんに、彼が自慢気に言いました。
「いや、10万円以上も勝った。」
 その結果、彼は勝った金をそっくり奥さんに取り上げられてしまいました。
 「沈黙は金なり」、まさに古人の作った諺は本当だったのですね。







2024/10/12 4:35:10|エッセイ
亭主の飼い方
 犬を飼うとき、鎖(リード)が長過ぎると犬の自由度は大きいのですが、どんな悪戯をするかわかりません。逆に、短か過ぎると窮屈で、身動きも不自由です。ほどほどに自由で、悪戯ができないような適当な長さにすることが必要です。
 世の女房族が、亭主を飼うときも同じです。鎖を緩めると男は何をするかわかりません。だからと言って短い鎖では窮屈で委縮してしまいます。
 ここで亭主を繋ぐ鎖の長さとは小遣いの額です。小遣いを与え過ぎると、飲む(酒)、打つ(ギャンブル)、買う(女)などの悪い遊びに走りがちですし、逆に少な過ぎると仲間の付き合いもできなくなり窮屈な思いをします。やはり境遇に合った適当な額が必要なのです。
 これから結婚をする女性は、この辺のところをよく理解して、上手に亭主を飼うことをお勧めでします。







2024/10/11 5:56:09|エッセイ
嘘は良くない
 あるスナックのママさんから聞いた話です。
 彼女の息子さんが、職場の女性と食事をする約束をしました。
 日曜日の朝、電話がかかって来たとき、いつもは自分では取らない電話を自分で取りに立ちました。そして、いつもはGパンとTシャツなのに、この日はスーツを着て出掛けました。
 奥さんは、浮気ではないかと疑って悩んでしまい、挙げ句の果ては、派手な喧嘩になってしまいました。
 彼の言い分だと、酒の勢いで食事の約束をしたのですが、奥さんに言うと誤解されかねません。そこで、嘘を言って出掛けることにしたのですが、これが余計な疑惑を招いたのです。
 男は、けっこう不器用で、嘘をついたり、隠したりするのが下手です。
 僕も、何度か嘘をついたり、給料をごまかそうとしたことがありますが、全部バレて酷い目に遭いました。
 やっぱり人間は正直に生きなければいけないのですね。







2024/10/10 5:13:38|エッセイ
囮捜査
 アメリカではよく行われている囮捜査は、日本では認められていないと言います。
 結婚して数年ほどしたとき、4か月ほどのアメリカ西部への出張がありました。出発の荷作りをしていた飼い主さんが「長い間には必要でしょうから」と言って、小さな包みを荷物に入れました。テキサスに着いて開けてみると2ダースの避妊具でした。僕は、いい嫁を貰ったと胸がジーンとしていました。
 勤務を終えて帰るとき、ハワイでもしもチャンスがあったらと3個を残して捨てました。ところが時差ボケのせいか、この3個を捨てるのを忘れました。帰ってからが大変でした。上着のポケットから3個を見付けた飼い主さん・・・・・
「あんた、残り21個は、どこで誰を相手に使った。具体的に白状しなさい!」
 普段優しくない女が優しいときには、囮捜査や誘導尋問を疑ってみる必要がありそうです。







2024/10/09 4:44:50|エッセイ
歴史のせい?
 我々は、自分で気が付こうが付くまいが、歴史を引きずって生きています。千年以上も前の歴史の経緯によって、イスラエルとパレスチナは、こんにちも激しい戦闘を続けています。
 我が国でも、明治維新前夜、天皇の勅命によって、長州や薩摩などが官軍に、幕府は賊軍にされてしまいます。会津の松平容保は、幕府方で最後まで抵抗を続け、白虎隊の悲劇はここで生まれました。
 会津の人々は、今もって薩長に対する恨みを捨てていないようで、あるとき萩市が会津若松市に姉妹都市提携の申し入れをしたら、会津若松市議会は全会一致で反対を決議したと言います。
 僕は山口県の出身で長州です。飼い主さんは母方が猪苗代で会津の近くです。長州と会津の歴史の恨みは、今、夫婦喧嘩となって我が家に脈々と流れているのです。