男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2024/09/29 5:38:12|エッセイ
矛盾
 「矛盾」という言葉は、昔の中国で盾(たて)と矛(ほこ)を売っている人が、「この矛はどんな物でも通し、この盾はどんな矛で刺しても通らない。」と言ったときに、客の一人が「じゃあ、お前の矛で、お前の盾を突いてみろ。」と言ったことに由来します。
 僕には、飼い主さんの考えていることで、理解できないことがたくさんあります。家にいると、いつも邪魔だと言って追い立てるのに、家を留守にするとどこへ行ったかと責めたて、家事が忙しいから手伝えと言うので掃除や洗濯を手伝ったらそれでは駄目だと後で全部やり直します。
 愛情は感じられないのに、嫉妬は人一倍する、夫婦であるからセックスもしキスもするのに、亭主の歯ブラシは使えないと言い、洗濯は別々にする、ことほどこんな調子で、矛盾という言葉はまさに飼い主さんのために作られたのではないかと思っています。







2024/09/28 4:50:22|エッセイ
ブラウスとワイシャツ
 飼い主さんは、いつも僕に言っていました。
「女は不幸だ。朝から番まで働いて、いつも忙しい思いをしている。お金にも苦労する。その点、男はいい。宴会だの、ゴルフだの勝手なことばかりして、お金も好きなだけ使っている。あ〜ぁ、女は本当に不幸だ。つまらない。」
亭主の顔を見る度に言います。
 それであるとき、何がそんなに忙しいのかと聞いてみました。
すると言ました。
「今日は、朝から付き合いで〇〇さんの奥さんとお茶のみをして、午後からは△△さんの奥さんと買い物のお供をして、本当に忙しかった。」
 また、箪笥の中を見ると、飼い主さんの洋服ばかりです。僕の背広なんかちょっとしかありません。
 ある日、飼い主さんのブラウスと僕のワイシャツを買いに行きました。まず飼い主さんは自分のブラウスを選びました。1万8千円のと、1万5千円のどちらにするか随分迷ってから、結局、「あんたの給料が安いから。」と厭味を言いながら1万5千円の方を買いました。そして、次に僕のワイシャツを選ぶときは、一直線に特売品売り場に向かって、迷わず1,980円のワイシャツを買ったのです。
 男が不幸か、女が不幸か、お察しください。







2024/09/27 10:35:15|エッセイ
内視鏡検査

 昨日に引き続き、今日も病院通いでした。今日は、胃と大腸のがん検診です。 胃癌検診は、内視鏡検査でした。検査するときは、オエッとなるので嫌ですが、その場限りでバリウムのように後に残らないので助かります。
 検査結果は異状がなかったのですが、終った後でちょっと気になったので聞いてみました。
「この内視鏡は、大腸の検診にも使いますか?」
 答えは、胃の検査に使うものと大腸に使うものは別だということでしたので、ちょっと安心しました。「さっき鈴木さんのお尻から入れたものです。」なんて言われたら、いくら消毒されていても何となく嫌ですものねえ。








2024/09/26 20:29:43|その他
望み
 人は、自分の希望はちゃんと言うべきだと思っています。言わなければ、最初から相手にして貰えず、積み重ねると人生で大きな損をすることになります。しかし、それに反論されても自分の希望、欲望に固執してはいけません。それが世の中を生きて行くための術だと思っています。
 今日通院して、今度大学病院に入院することになり、看護師さんが聞きました。
「入院なさるときの部屋は個室を希望されますか、相部屋でいいですか?」
 僕は、自分の希望ははっきり言うべきだと思って言いました。
「はい、相部屋が良いです。できれば、若くてきれいな女性と一緒が良いです。」
 途端に今まで陽気で明るかった看護師さんの表情が険しくなっていいました。
「いいえ、それはありません。あなたとの同室は、同年齢の同姓ばかりです。」
 やっぱり個室の方が良いのでしょうかねえ…‥







2024/09/26 6:40:06|エッセイ
牛と女房
 僕の田舎に「牛と女房は、3日目に叩け。」という、女性解放運動家に聞かせたら、頭から湯気をたてて怒られそうな諺がありました。男が結婚したら、最初にビシッと決めておけと言うのです。
 人が2人以上集まれば、どっちかがリーダーを勤めなければ、組織運営はうまくいきません。家庭生活も同じで、一家を運営するには、亭主なり女房なりのどっちかが主導権を取ることになります。
 どっちが主導権をとるかは、結婚生活の最初の時期に決まります。そして最初に決まった関係が一生続きます。以上のような理由から、先の諺が生まれたものでしょう。
 元来、男は弱く、女は強いです。神様は、子供を産み、育てなければならない女性にいろいろな力を与えられました。多弁、泣く、愚痴る、拗ねるといった様々な武器を与えられたのです。世の中の男で、これに泣かされなかった男は、まずいないでしょう。それでは男があまりに可哀想だからと、神様は、男にせめてもの武器として腕力だけを与えられました。
 その点、飼い主さんは立派です。結婚して3日目に、泣く、愚痴る、拗ねるをやって、以後、ずっと僕を尻に敷いています。