男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2025/01/03 1:01:48|その他
年齢確認
 コンビニやスーパーなどで酒やたばこを買う時は、年齢確認を求められます。多くは、レジの画面の「20歳以上」にタッチするようになっていますが、ドラッグストア「ダイレックス」では、レジの人がわざわざ「20歳未満です・20歳以上です」と書いたA4版のカードを見せて、客に指差させます。
 こっちは後期高齢者、どう見たって20歳未満には見えないはずなのにと思ってしまいます。
 その点、隣にあるドラッグストア「コスモス」は親切です。レジに同様な内容は表示されるものの、こっちの姿を見た店員がすぐにその表示を消します。
 それにしても、今は遠い昔となった未成年と間違えられていた時代が懐かしいです。







2025/01/02 7:00:21|エッセイ
初夢
 その日、自分はいつもの通り腰に手拭いをぶら下げて屋敷跡の畑に行って、新しい畝を作るために地面を掘っていた。瓦礫が多いのでツルハシを使うのだが、これがなかなか骨の折れる仕事だった。
 大きくツルハシを地面に打ち付けたとき、何か固い物に刺さる感じがした。シャベルに持ち替えて掘って行くと、金属で囲われた1メートルの長さの木の箱が現れて来た。1時間ほどかけて掘り出して、開けてみると10個の30センチほどの箱が中にあった。時代映画で見たことがある千両箱の古い物だった。合計すれば1万両あることになる。
 自分は、それを早速金に換えた。10億円ほどになったので、大型のクルーザーを借りることにした。聞きつけた人達が集まって来たが、多くは無視し、若い女性10人だけを招待して、日本一周のクルージングに出た。
 その日から酒池肉林の日が始まった。1本10万円ほどのシャンペンやウィスキーなどとご馳走も買い込んで、日々大宴会である。そして夜になると、彼女達が交替で自分の寝室にやって来た。1回寝るごとに、彼女達のブラジャーに札束をねじ込んだ。その効果は抜群で、彼女達は自分を寝かさなかった。自分は、歳を忘れて彼女達の情熱に応じた。
 1週間もすると、自分は体力に限界を感じるようになったが、それでも彼女達は許してくれなかった。昼夜常に彼女達は自分を取り巻いていた。
 自分は言った。
「もう勘弁してくれ。一人にしてくれ。」
 その時、枕元で大きな声が聞こえた。
「あんた、寝言で大きな悲鳴をあげながらいつまで寝ているの!早く起きないと、雑煮が冷めるわよ。」
 見上げると、女房が怖い顔をしてこっちを見ていた。
 
 正月2日に見る夢を初夢と言います。皆さんも良い初夢を見て、良い年をお過ごしください。







2024/12/31 5:04:11|エッセイ
「釣りはいらん!」
 映画俳優などが、お金を出して「釣りはいらん」と言うのを聞くと実に恰好良く見え、前から一度言ってみたいと思っていました。
 宮崎は、物価の安いところです。全国を100としたときの、宮崎の物価指数は当時93くらいで、野菜などの農産物を入れるともっと低いでしょう。全般的に物価が安いのですが、特に安いのが家と、酒とゴルフです。単身赴任の僕にとって、酒とゴルフが安いのは、大変ありがたいことでした。なにしろ、東京の半分から、3分の1の値段なので、実質は小遣いが2〜3倍あるのと同じです。
 居酒屋「隼」に行ったときです。
僕は、一人で飲んでいましたが、その日は女性客もいなかったので早々と帰ることにして、勘定を聞きました。
「艦長、いくらだ。」
「ヘイッ、300円です。」
僕は、高倉健にでもなったような気分になって、おもむろに5百円玉をカウンターに放り出して言いました。
「釣りは、いらん!」
 ところが、僕が店を出ると、奥さんの順ちゃんがお釣りの2百円を持って追い掛けて来ました。どうやら、2百円で恩に着せられてはたまらないと思ったようです。
 いずれにせよ、僕が行く店はそのくらい安いところでした。そんな宮崎での生活が、今本当に懐かしいです。







2024/12/31 4:47:19|エッセイ
餅搗き
 昨日は、山友のNさんに誘われて、彼等の仲間の餅搗きに行って来ました。
 脚踏み式の杵で搗く懐かしい餅搗きで、子供の頃を思い出しました。







2024/12/30 4:22:31|エッセイ
艦長と副官
 居酒屋「隼」は、夫婦でやっている店です。マスターは、自分のことを艦長と呼び、奥さんのことを副官と呼んでいます。
 昔から軍艦では艦長は一番偉い人であり、副官は偉い人の世話をするのが任務で、いわば秘書です。
 確かに、「隼」の艦長は怖い顔をしていて、いかにも偉そうに見えます。町内にある南九州大学の応援団長も、この艦長には日頃世話になっていることもあって頭が上がりません。消防団長をしたり、ボーイスカウトの面倒を見たりでなかなか忙しい人です。
 一方、副官の方は加藤治子に似た美人で、とてもつつましやかで優しそうで、いつも微笑みを浮かべています。艦長は、客の前では威張っています。「女房なんか、俺の意のままに動いている」というようなことを言うし、客に対しても威張っています。でもそれは、副官が聞いていないときだけで、副官がいるときは、猫なで声で「順ちゃん」なんて呼んでいます。
 その昔、艦長と副官が夫婦喧嘩をして、副官が20キロ離れた実家に帰ってしまいました。すると艦長は、一生懸命自転車で迎えに行ったと言います。また夫婦喧嘩で物を投げるときも、ちゃんと順ちゃんに当たらないように投げると言います。
 顔も怖いし、人前ではあんなに威張っている艦長ですが、どうも副官の前では形無しのようです。
 夫婦のことは、本当にわかりません。