妖精の歌−12−
私はグラスのウイスキーを飲み干すと、美鈴の肩を抱くようにして店を出ました。二人は手を繋いで、彼女が泊まっているホテルに向かいます。美鈴がフロントでキーを受け取っている間、私はエレベーターの前で待っています。 彼女の部屋は最上階の8階、窓辺に寄ると新宿の灯りがきれいに見えます。 窓辺に駆け寄った美鈴がカーテンを開け、「ねえ、とてもきれい。来てみて!」と、嬉しそうに叫びます。私も美鈴の横に立って、夜景に見とれます。私は美鈴の肩を抱き、美鈴も私の肩に頭を寄せてじっと外を眺めていました。 私は、美鈴への想いが次第に抑制できなくなり、肩を抱いている手に力を入れて私の方に向けさせると、そっと抱き寄せてキスをします。最初、軽く触れていた唇と唇が次第に強く合わされ、濃厚なキスへと変わる頃には、お互いしっかりと抱き締めあっていました。 「汗を流そう。」 私が言い、美鈴の背中に手を回すとワンピースのボタンを外します。ワンピースがふわりと床に落ちます。白い胸が私の目を刺激します。私は、胸の谷間に思わずキスをしました。美鈴が下着をとっている間に私も着ている物を脱ぎ、いっしょに浴室へと入ります。 浴槽にお湯を張っている間、私は美鈴を椅子に座らせて、背中を流します。 「今日は、疲れたんだろう。」 そう言いながら、背中をゴシゴシと洗っていきます。美鈴は、気持ちよさそうにしています。後ろから見る美鈴のうなじは、白くてとても色っぽく私の目を刺激します。私は思わず、そこに口づけをします。 しばらく背中を流していると、美鈴が「今度は、私が流してあげるわ。」と言い、私から泡のついたタオルを取り、背中に回ります。美鈴は上手に私の背中を流してくれます。力はないけど、優しく丁寧に洗ってくれています。そのうちにお湯が溜まり、二人は石鹸を落としていっしょに浴槽に入ります。私が先に入り、美鈴が入って来ると彼女を引き寄せ、膝の上に座らせるようにしました。 私は後ろから美鈴を抱きしめるようにして、うなじや背中にキスを繰り返し、手で乳房を優しく撫でます。美鈴は次第に感じて来ているようでした。そんな様子に私も興奮を覚え私の物がピクピクと美鈴のお尻を突き上げるようにしていました。 お湯のせいか、美鈴の魅力のせいか、私は熱さでのぼせそうになり、浴槽から出て身体を拭きます。先に私が浴槽から出て、美鈴が出て来るのを待ちました。 ―続く― |