男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2024/12/05 5:17:21|エッセイ
タガメ
 ある日、テレビでタガメについて放映していました。タガメは里山の田んぼなどに生息する体長5、6センチほどの水生昆虫で、獰猛な水中のハンターと言われています。
 映像では最初に、泳いで来た自分より大きいトノサマガエルを素早い動きで掴まえ、お腹に針を刺してしびれ薬と消化液を注入し、ゆっくりと融けた肉を吸って行く様子を流していました。次には、身体のヌルヌルした泥鰌(どじょう)を掴まえて食べる映像が紹介されていました。がっちりとカマで掴まえて、抑え込んで食べました。
 圧巻は最後の映像で、体長20cmもあるマムシを掴まえるのです。マムシも猛毒を持つ蛇、それを前足のカマで掴まえて格闘が続きますが、3分後にはマムシの方が動かなくなっていました。
 小さな昆虫が、何十倍もある生き物を掴まえて痺れさせ、食べてしまう姿は、まさに驚きです。
 人間にも似たようなケースがあります。我が飼い主さんは、身体の大きい僕を痺れさせて動けないようにし、年金をそっくり吸い取っています。







2024/12/04 5:48:00|エッセイ
それぞれの行き方
 カナダの西海岸の川に、産卵のためにたくさんのベニザケが遡上して来ます。ここでは、メスをめぐるオスたちの激しい戦いが繰り広げられます。
 ベニーと名付けられた1匹のオスのベニザケがいました。ベニーは、パートナーのために川底に穴(産卵床)を掘ります。そこに他のオスがやって来て、メスを横取りするために、ベニーを攻撃し始めました。次から次へとやって来て、咬みついたり、体当たりをして攻撃します。メスは、じっとその様子を見ています。最初の日は5匹の攻撃にも負けず闘っていたベニーですが、翌日には疲れのせいか劣勢になってしまいます。そのとき、メスがベニーを攻撃しました。弱ったオスに用はないと、追い払ったのです。
 次に来た強いオスがメスの気を引き、産卵にこぎつけました。
 産卵の瞬間のことです。横から比較的小さいオスが割り込んで来て、精子を振りかけました。自分では努力も闘いもせずに、楽して子孫を残そうとしたのです。力で闘うものと、横からちゃっかり失礼するもの、鮭にもいろいろいます。
 どこの世界にも、要領が良い者がいるのです。







2024/12/02 18:42:32|エッセイ
好きな人に勝とうとするな!
 山に登るとき、ラジオを聴いています。今日もNHKのWふんわりWのゲスト出演者は加藤茶の奥さんの加藤綾菜さんでした。
 その中で綾菜さんが言いました。
「加トちゃんと言い合いになった時にお母さんに呼ばれて、"好きな人に勝とうとするな"と言われました。"それで夫婦仲が悪くなったら悩むのはあんただし、加トちゃんのことが好きだったら言わずに飲み込んで包んであげて"って。それで言わなくなったら喧嘩がなくなって夫婦円満になった」と、実母の"金言"を生かしたところ、夫婦げんかが激減した。」
 彩名さんは現在36歳、加藤茶は81歳と45歳の歳の差ですが、このルールは夫婦の年齢差に関係なく応用できそうです。
 我が家では、絶対に無理ですが・・・・・
 







2024/11/27 5:30:41|エッセイ
シギと千鳥
 一般的に、動物は、オスがメスを巡って戦います。戦いに勝ったオスは晴れてメスと交尾をし、子孫を残すことができるのです。 
 これはDNAの本能によります。良い子孫を残すためには、精子をたくさん持つオスはたくさんのメスと交尾することによりその中に強い子供がいれば良いし、出産回数に限りのあるメスはより優れたオスを選ぶことにより、優れた子孫を残すことができるからです。子孫を残すチャンスをたくさん持つオスと、出産の機会の少ないメスとの間に交尾のチャンスの格差が生じ、オス同士がメスを巡って争うようになるのです。
 しかしどこの世界にも例外はあります。磯の鳥であるシギや千鳥は、他の動物と違って、メスがオスを奪い合って争います。理由は、オスが一度交尾をすると次の交尾が可能になるまでにかなりの時間が必要で、たくさんいるメスの要求に対応できないためです。要するに、オスには元気がないのです。
 僕も最近、すっかり元気がありませんが、僕を争って求めて来る女性がいないのが残念です。







2024/11/26 2:01:21|エッセイ
孔雀
 殆んどの動物は、メスがオスを選びますが、選ぶ基準のひとつにオスの美しさがあります。メスが、イケメンのオスを選ぶケースです。
 孔雀のオスは美しい羽根を持っています。一昔前の研究によると、羽根の星模様の数が多いほど交尾回数が多いとのことでした。孔雀にとっては、星模様の数が美の基準だったのです。
 ところがそれは動物園などで多くのオスを比較できる場合の話で、最近の研究では、野生では違うと言います。野生では、それぞれが離れて暮らしているので、大きな良く通る声で鳴く孔雀の方がメスに出会える機会が多く、交尾できるチャンスが多いのです。
 どんな才能があっても、それを大きな声でアピールしなければ認められないのは、孔雀のオスも人間も同じなのでしょうか。