男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2026/07/07 17:22:10|季節の花と写真
麓の花

 茶臼山の麓の登山道わきに咲いていた花、鬼百合、ヤブカンゾウ、モントブレチア(姫緋扇水仙:ヒメヒオウギズイセン:)です。







2026/07/07 17:13:18|エッセイ
今日の贅沢
 今日は何があったのか、飼い主さんが贅沢に魚の刺身と小海老を買って来ました。刺身はカツオとサーモンとイカ、小海老は塩茹でしてありました。
 夕方まで待てず、昼過ぎに飲んでしまいました。しかもビールを3本もです。飲んだ後はそのまま寝てしまい、今になって目が覚めました。
 我が家は、妻いながらにして一人酒です。







2026/07/07 0:37:26|小説「春の行方」
春の行方−51−(最終回)
春の行方−51−(最終回)

 しばらく雑談を続けていたが、大室が「実は、君に報告したいことがあるんだ。」と言った。
「何?」
「実は、僕達、結婚をしようと思うんだ。」
「そうか、それはおめでとう。」
 光太郎の反応に、それまで何となくぎこちなかった二人に安堵の色が見えた。光太郎は続けた。
「俺、大室が久恵さんに好意を持っているのに気付いていたよ。最初は、張り合う気持ちもあったけど、今は心から祝福できるんだ。実は、僕も田舎の幼馴染みと結婚しようと思っているんだ。」
「そう、三永君が入院しているときに来ていた人ね。」
「うん、そうなんだ。」
「じゃあ、もう一度3人でお祝いの乾杯をしよう。」
大室はそういうと、新しいビールを3つ店員に注文した。
 そのとき、入口の方で新しい客が入って来て賑やかな声がした。見ると、陽子達寮の仲間だった。彼等は、すぐに光太郎達に気付いたようだった。
「なんだ、先輩達3人で抜け駆けですか。」
言ったのは、1年後輩の大石だった。
「別に抜け駆けってことじゃないけど、ちょっと3人で話があったのよ。」
 久恵の言葉に、陽子が言った。
「お話って、どんなことですか。良い、お話なの?」
「そうね、じゃあ言うわ。私、大室さんと結婚することにしたの。そして三永さんも結婚することになったんですって。」
すると大石が言った。
「ダブルのおめでたですか。じゃあ、今日の飲み代は3人の奢りですね。みんな、今日は安心して飲もうぜ。」
 途端に、席が陽気になった。
 6人のメンバーで賑やかに飲んだ。飲み会が終ったときは12時近くになっていた。課の飯岡の話を聞き、佳津枝に結婚を申し込んで以来、光太郎は深酒をしなくなっていた。
 このときもそんなに飲んではいなかった。
 寮に戻ると、早速佳津枝にメールを送った。
「夕方、無事に松戸に戻って来た。寮の仲間が結婚するそうだ。その話を聞いていたので、到着の報告のメールが遅くなった。僕も、佳津枝と結婚することを報告しておいたよ。そうしたら後輩達が店にやって来んだ。お陰様で、彼等の分まで支払わなくてはならなかったけどね。こうして部屋で一人でいると、無性に佳津枝のことが恋しくなるんだ。早く結婚したいね。
夏休みには、東京に来ないか。みんなに紹介したいんだ。楽しみにしているよ。
            光太郎」
 するとすぐに佳津枝から返事が来た。
「はい、夏の休みには是非東京に行きたいと思います。あれから考えてみたのですが、結婚は2年後くらいになりそうです。今の会社の仕事にキリをつけて、私が東京に行って光太郎君と暮したいと思います。そのときは、宜しくお願いしますネ♥
              佳津枝」
 日頃、使ったことがない♥マークに、光太郎の顔が思わずほころんだ。
 その日、明け方近くになるまで、二人はメールのやり取りを続けていた。窓からは、冬の冴えた月明かりが差し込んでいた。
            −完−







2026/07/06 19:37:48|エッセイ
宮崎と高知のコラボ
 今日の昼飲みの酒は宮崎の焼酎「霧島」、アテは高知で買って来た鰹の「酒盗」でした。
 宮崎も高知も好きな県で、「霧島」も「酒盗」も大好きです。







2026/07/06 4:58:31|小説「春の行方」
春の行方−50−
春の行方−50−

 しばらく間をおいて佳津枝が言った。
「私、子供の頃から願い事があると神様にお祈りしたの。神様は、私の願いを何でも聞いてくれたわ。きっと光太郎君の願いもきいてくれるわよ。」
 そして駐車場で人がいるにもかかわらず、光太郎に抱きついてキスをした。
 二人は車を移動させると、岬の方に歩いて行った。静かな入り江の海が、正月の太陽に輝いている。
「でも、まだいろいろしなきゃならないことがあるね。仕事をどうするかも決めなくちゃいけないし、ご両親にもお願いしなければならないし。」
「そうね、それはゆっくり相談しましょう。でも、これで目標は決まったわ。目標さえ決まれば、後は二人で色々な問題を解決して行けば良いのよ。まずは、それぞれの両親に報告ね。今晩帰ったらまず自分の両親に報告して、明日、二人揃ってそれぞれの両親にお願いするのよ。ただ、結婚の時期については、相談しなくちゃならないわね。私の仕事もあるし、今すぐにってわけにはいかないの。」
 光太郎は、今まで控えめだった佳津枝が、ここまでテキパキと話を進めて行くのに、目を見張っていた。佳津枝もまた、社会人になって大きく成長していたのである。光太郎は、佳津枝の横顔を不思議なものでも見るような目で見ていた。
 正月の太陽が、二人の背中を照らしていた。
 光太郎は、松戸の寮に戻った。去年は事故でできなかったが、久し振りに久恵のためのみやげも買った。部屋に戻って荷物の整理をしていたとき、玄関のチャイムが鳴った。出て見ると久恵だった。
「これ、浜松のおみやげ、相変わらず鰻よ。」
「そうか、ありがとう。僕も、蒲鉾だよ。」
みやげを交換した後で、久恵が言った。
「ねえ、お話があるんだけど、これからいつもの居酒屋に行かない?」
「うん、いいけど。」
「じゃあ、1時間後に。私、用事があるから先に行ってるわね。」
「うん。」
 光太郎は、話とは何だろうと思いながら、居酒屋に向かった。
 店に入ると、奥の方の席に久恵の姿があった。隣には、大室が座っていた。まだ飲んでいないらしく、テーブルには3人前の突き出しが置かれているだけだった。
「やあ、なんだ、大室も一緒だったのか。」
「うん、実は話があってね。」
「そうか、とりあえずビールにしようか。」
「そうだね。」
 3人は、ビールで乾杯した。
「スキーはどうだった?」
光太郎が聞いた。
「うん、相変わらずさ。けっこう楽しかったよ。去年は大変だったね。」
「迷惑を掛けたけど、神様がもう止めろと言ったのかも知れないね。でも、スキーは初めてだったし良い経験をさせてもらったよ。」
「三永君も、楽しいお正月だったのでしょう。」
「うん、お陰さまで。」
 そのとき、大室はしきりに何か言いたそうにしていた。
         −続く−







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