新くさびら紀行

くさびらとはキノコです。歴史の街並みを旅行するので紀行にしました。
 
2011/01/15 20:45:38|歴史の街並み
地下貯水施設「地下宮殿」イスタンブール
地下宮殿とはビザンチン帝国時代に建設された地下貯水施設。336本の柱に支えられているという。その中で「涙の円柱」と呼ばれているユニークな柱があります(上右)。そこには約8万uの水を貯えたといい、オスマン帝国の時代までアヤソフィアや宮殿等の重要な貯水施設でした。
湿度が高いので、庭を掘ってみたらそこに地下宮殿があったと言う(ガイド)。
1987年から一般公開。掻きだした泥の中からネドウサの頭部(左下)が現れ話題になった。







2011/01/14 21:15:04|歴史の街並み
トルコ「ベリーダンスショウ」
ベリーダンスを食事付きで見てきました。起源は古代エジプトに遡るという。トルコではオスマン帝国時代にハレムの女性がスルタンの前で踊ったのが始まり(左下)。ベリーとは英語で「おなか」を意味し、腹部や腰を激しくくねらせて踊るのが最大の特徴です。
ベリーダンスショウはダンサーから手を差し伸べられたら照れずに踊るのが礼儀という(ガイド)。日本の若者がダンサーと踊ったので、拍手喝采で一躍人気者になりました。







2011/01/12 21:14:15|その他
イスタンブール歴史地区にある「ブルーモスク」
スルタンアフメット・ジュミイは、内部に使われている青いイズニック・タイルとそれを引き立てるステンドグラス(左下)の光が余りにも美しいので、ブルーモスクと言われています。上中央は天井ですが、イズニック・タイルでできています。
このモスクは世界で唯一6本のミナレットを持っています。ミナレットとは、祈りの時間を知らせるための尖塔。
この床の上に絨毯があります。絨毯のチューリップ(右上)の先がメッカの方向を向いているので、その絵のところに座ってお祈りをします。明日は休み







2011/01/12 8:32:58|歴史の街並み
二つの文明の「アヤソフィア」世界遺産
カツパドキア地方を観光した後は、カイセリ空港からイスタンブールにいきました。翌日、イスタンブールのアヤソフィアを見学しました。アヤソフィアとは「聖なる叡智の聖堂」を意味します。ビザンチン帝国の最盛期、537年に完成したキリスト教の大聖堂です。
1453年、コンスタンチノーブル(現イスタンブール)を制圧したオスマントルコ帝国はモスクに改修しました。
この時、三つの問題点がありました。後から塔を建て、キリスト教の壁画に皮を貼って隠しました。もう一点はメッカとエルサレムの向きが5度ずれていたそうです。現在はイスラムでもキリストでもなく自然に受け入れられてます。
願かけの柱で、国王がここに来た時だけ、痛みがきえたり、この柱だけつめたかった。銅版の穴に親指を入れて、回転させると願い事がかなうと言うので、やってきました(右)。この真下だけ地下宮殿の水がきているそうです。巨大な中央のランプ(上中央)。
ベルガモ(12/30に記述)の壺はイスラム教徒が祈り前にこの水で身体を清めます。







2011/01/11 8:43:39|歴史の街並み
トルコ「カイマルク地下都市」
カイマルク地下都市は、キリスト教徒がイスラム教徒の迫害から逃れるために造ったと言われている。地下都市はカッパドキアに30以上あるが、ここは多い時に5000人以上暮らしたという。
内部は迷路で地下8階まであり、長さ40mの通気口から外気を取り入れました。内部には教会、食糧庫(ワイナリー)、井戸等があり、長期にわたって生活できるようになっていました。
左上写真の丸い石は敵の侵入時には転がして通路を防ぎました。
左下は小麦等を引く道具らしい。