新くさびら紀行

くさびらとはキノコです。歴史の街並みを旅行するので紀行にしました。
 
2010/10/29 21:51:42|その他
甲源一刀流「逸見道場」県の指定史跡
旧・両神村(現・小鹿野町)に甲源一刀流の道場があり、そこは県の指定史跡です。中里介山の小説「大菩薩峠」の第一巻は「甲源一刀流の巻」。その甲源一刀流は、200年余の間・逸見一族が師範を務めたという。
逸見家の長屋門の位置に旧道場の「耀武館」が残っています。この建物は明治維新前後に建てられた姿がそのままです。お願いして道場の写真を撮らせてもらいました。







2010/10/28 21:15:28|歴史の街並み
日本地質学発祥の地の「県立自然の博物館」
今日は、長瀞の埼玉県立自然の博物館にいきました。この長瀞は「日本地質学発祥の地」と言われています。また、博物館に入ると、体長12mのカルカロドン・メガドンという巨大サメの模型が迎えてくれます(左上)。正面には、その模型の元になった深谷市産出の歯の化石と歯並(上中央)びを復元したアゴの模型が展示してありました(右上)。
二階ではカエデ&もみじの企画展を開いていました。熟年の団体も見学にきていました。







2010/10/27 6:16:11|その他
石灰岩地帯「ムレオオフウセンタケ(群大風船茸)」
今年の秋は雨が多いのでキノコの発生が多い。このキノコは茶色の傘が滑る大きなキノコで、石灰岩地帯のナラ林内に群生又は束生します。幼菌にはこの属の特徴であるくもの巣状膜があります(上中央)。
川越のある八百屋さんでも販売していました。彼が言うには、高級料亭でもこれを天ぷらにするそうです。それで、友人の家は農家なので納屋で天ぷらにして食べてみました。サクサクして美味しかった(左下)。







2010/10/26 7:31:46|その他
近代化遺産「初代の秩父橋切石積みの橋台と標柱」秩父市史跡」
初代の秩父橋は木鉄混交のトラスト橋であり、その遺構である切石積みの橋台と標柱は秩父市史跡として保存されています(右上の写真右)。昭和6年に架設された二代目橋は、橋長134.6mの優美な3径間コンクリートアーチ橋。この二代目橋も現在の交通需要に対応しきれず三代め橋に役目を譲ってます。二代目橋は今、遊歩道として市民に親しまれています(左下)。







2010/10/24 22:26:58|その他
古い名のオモイクサ「ナンバンギセル(南蛮南蛮煙管)」
この花がススキの下に、うなだれたように花を下向きにつけて
開花していました。
万葉集には「道の辺の 尾花(ススキ)が下の思ひ草 今更々に 何か思はむ」という謡があるように、思い草(おもいぐさ)と呼んでいたそうです。
ナンバンギセルはススキなどの根に寄生する植物です。全体が赤紫色で、緑がないので光合成(養分をつくれない)ができないので、全寄生しています。花はうす紫色のつつ状で横向きに咲き、そのもとには、一方が深く裂けたガクがあります。南蛮ギセル(パイプ)に似ているので名前がつきました。