新くさびら紀行

くさびらとはキノコです。歴史の街並みを旅行するので紀行にしました。
 
2010/11/11 19:04:44|植物
荒川の支流「中津峡」の紅葉
昨日、中津川渓谷の紅葉を観てきました。妻が近所人に紅葉の素晴らしさを話したら、今日、早速見に行ったそうです。中津川にある中津峡は荒川の支流で、浜中から中津川までの10kmにわたります。その渓畦にはカエデ類やトチノキが見られ、紅葉の名所です。
贄川宿は、明治時代に幸田露伴の「知々夫(ちちぶ)紀行」にも記述され、秩父往還の宿場としての名残を今に伝えます。左下のポスターのように軒下の縁側で縁側展を今週の11/13-14にあります。







2010/11/09 20:52:19|歴史の街並み
川越市福原地区内唯一の寺院「明見院」
次に、川越市福原地区内唯一の寺院である「明見院」に行きました。建立は川越藩主の松平信綱まで遡ります(福原の新田開発時に建立)。ここは境内にある枝垂れ桜で有名で、中院の枝垂れ桜を根わけしたものです。また、石仏の宝庫としても有名で山門には馬頭観音や六地蔵があります。特に六面どう型の六地蔵は川越市内に現存する最古のもの(上中央)。右上は阿弥陀坐像。隣に「菅原神社」があります。







2010/11/08 19:55:18|その他
川越市森林公園予定地の中に「馬頭観音」
川越市南文化会館の南側にある市の森林公園予定地の中に馬頭観音があるのを知ってますか。これは明和2年(1765)建立の六面八臂立像です。
馬頭観音とは六観音の一つであり、観音菩薩の化身で頭上に馬頭をいただき、さながら転輪聖王(インド伝説の理想の国王)の宝馬が駆け巡って四囲を威圧するような姿をその特徴とし、その形相から馬頭観音の名称が付けられています。後世、俗に馬の病気と安全を祈願し、路傍に馬頭大士などと石に刻んで信仰されてるようになりました( 執筆者:壬生台舜 )。








2010/11/07 18:41:39|その他
札所三十三番の延命山菊水寺
次に、札所三十三番の延命山菊水寺に行きました。その寺の庭に「菊水の井」という名井があったことが寺名の由来といわれてます(左下かも)。
そこには大勢の熟年がお参りして、その周辺で昼食をたべていました。本堂には子殺しを戒めた「子がえしの絵図」、「親孝行いろは歌留多」の額が架けてありました(右上)。多分、延命山からきたのかもしれません。
今日、早朝から雑用があり遅れました。







2010/11/06 5:46:51|歴史の街並み
国登録文化財「武毛銀行」秩父市吉田
大正時代、秩父市吉田にハイカラなレンガ造りの二階建が建築されました。それが武毛銀行の本店です。今は、国登録文化財です。当時、ここでは絹市が立ち、生糸や繭で栄ました。
県内の銀行歴史は、明治11年(1878)、川越の「第85国立銀行」から始まり、この吉田では金融業「共栄」と「国神銀行」が合併し、明治35年に「武毛銀行」と改称しました。
後ろの部分が赤い煉瓦、窓枠がきり石を使っています(上右)。