新くさびら紀行

くさびらとはキノコです。歴史の街並みを旅行するので紀行にしました。
 
2010/11/18 20:12:26|その他
秩父鉱山の「糸金」
県立自然の博物館に「秩父鉱山」がの部門がありました。硫化鉱物の隙間に、細長いヒモ状の形態で産出する「糸金」と呼ばれるものがあります(上右)。この糸金は世界でも珍しいものです。また、荒川の砂金は秩父鉱山に産出した自然金(左下)が流されたものといわれてます。
黄銅鉱は銅・鉄・硫黄からなる鉱物で銅の主要な鉱石(上中央)。
この鉱山は日本屈指の鉱山で訪れる研究者や愛好家が絶えません。







2010/11/16 22:18:25|小江戸川越
子供たちと県立自然の博物館に行きました
県民の日(11/4)に、「小畔川自然探検隊」の子供たちを連れて、県立自然の博物館に行きました。今年は日曜日と県民の日が重なり混雑が予想されましたので、早め早めに行動しました。めあては、博物館の展示物の観察と岩畳で自然とふれあうことでした。いろいろな子供目当ての体験行事があり、子どもたちは大喜びでした。私にとってもいい勉強になりました。







2010/11/16 8:12:11|きのこ
キノコの不思議
ここのところ雨が多いので、わが家の原木栽培のシイタケも大きくなりました(左上と中央)。上右は11/3日、さいたま市の公園で見たアンズ茸ですが、夏休に富士山で見たアンズ茸と同じ大きさになっていました。
11/4に記載した白色腐朽菌について、友人のM氏が書いてくれたのを載せます。白色腐朽菌について
白色腐朽菌は今話題の選択性白色腐朽菌を指しております。多くの(殆どは)リグニンはもとよりセミロース、ヘミセルロースまでをも分解するタイプを一般的には白色腐朽菌と呼んでいます。既知のキノコの中でハチノスタケが選択的白色腐朽菌にあたるのでしたらエタノール等の精製や家畜の飼料としてのニーズが極めて高い用途開発につながります。
菌類(キノコ)は動物(人間)の持っていない分解酵素を持っているので、研究にはもってこいの生物です。








2010/11/13 20:38:51|歴史の街並み
前日の続き。ニッチツ資源開発本部は「秩父鉱山」
前日の続き。ニッチツ資源開発本部は「秩父鉱山」の通称です(上左)。ここは旧大滝村小倉沢(左下の地図の中央)を拠点に開きました。かつては金、銀、銅等各種の鉱石を採掘していましたが、現在は石灰岩のみを採掘しているそうです。この石灰岩(上中央、上左)はセメントするのでなく、粉末にして紙、化粧品、歯磨き粉、マッチ等にするそうです。驚いたことにはニワトリ、牛などの家畜の餌にも配合するとのこと。石灰を与えなければ、しっかりした卵の殻やよい牛乳ができないとのこと。
明日は休み







2010/11/13 9:01:08|歴史の街並み
埼玉県の近代化遺産「ニッチツ資源開発本部」大滝村
>ミューズパークの銀杏見頃です
今回は行きませんでしたが、そうですか。
中津峡のさらに奥の「ニッチツ資源開発本部選鉱場」にいきました。そこは、昭和15年に大滝村に設立された埼玉県の近代化遺産です。戦国時代、甲斐武田氏が採掘したのが始まりと伝えられています。明治時代には近代的な鉱業技術による開発で金山として知られていました。ニッチツ資源開発本部は「秩父鉱山」の通称です。ここは紅葉が終わっていました。