救済会 憩の園在日協力会

1958年、ブラジル社会福祉法人救済会「憩の園 (いこいのその)」は、主に日系人のお年寄りを対象とした老人ホームとしてサンパウロ市に開園し、その役割を担って参りました。 しかし、ブラジルの国状および日系人を対象とする施設の性格上、「憩の園」運営の現状は、近年大変厳しいものとなっています。 余儀ない事情で「憩の園」に老後を託した在園者の方たちへ、日本から温かい支援をお届けし、余生の日々に懐かしさと喜びを味わっていただけたらと、日々願っています。
 
2022/11/14 18:19:02|その他
祝 元関脇 魁聖 新たな門出
さる8月31日、元関脇 魁聖が現役を引退し、年寄「友綱」を襲名したことを発表しました。
ご承知の通り、魁聖はブラジル・サンパウロ出身の日系3世です。
初土俵は平成18年9月場所、その後ブラジル出身としては初の幕内力士になり注目を集めました。

魁聖を角界へスカウトしたのは、元十両 若東(黒田氏)です。
角界へ入る前に、サンパウロの相撲クラブ道場で何度も胸を貸し、日本行きの橋渡しをしたそうです。
大相撲での魁聖の活躍に後援会発足にも尽力し、自ら会長も務められました。

魁聖は、日本に行く前に「大相撲で活躍して親孝行がしたい。
と黒田氏に話していたそうです。
その言葉通り、194cm/198kgという恵まれた体格を生かした四つ相撲を武器に、平成28年名古屋場所で関脇に昇進、敢闘賞は3度受賞しました。
 
三役になって親方にまでなるとは想像していなかった。あっという間で楽しい相撲人生だった。
引退記者会見での魁聖のコメントです。
ケガに苦しみながらも、16年間立派に土俵を務めあげた魁聖 改め 友綱親方、
本当にお疲れさまでした。


*写真:大相撲 元関脇 魁聖が引退会見「楽しい相撲人生だった」 | NHK | 大相撲







2022/10/10 12:18:00|ニュース
改修工事落成 お披露目式(2022年8月9日)

8月9日、憩の園では、国際協力機構(JICA)の助成により改修した設備のお披露目式を開催しました。お披露目式には、大変ご多用の中、JICAブラジル事務所 所長 江口 雅之 様もご臨席下さいました。

ご承知の通り、JICAは海外移住者および日系人の生活の安定のために、様々な形で支援を行って下さっていますが、今回の改修は、2021年度にJICAが実施した「移住者の団体に対する助成金交付事業」によるものです。
おかげさまで、浴室・厨房・中央食堂の改修、車いすや業務用洗濯機、調剤薬局の建設、病床など高齢者介護のための資機材導入などを行うことができ、入居者ならびにスタッフの方々にとって、これまで以上に快適な空間に生まれ変わりました。

本当にありがとうございました。心より厚く御礼を申し上げます。

救済会憩の園在日協力会

【画像】
【写真】お披露目会にご臨席賜りました日伯ご関係者の皆様








2022/09/11 11:17:17|その他
第46回しんぼくバザー 無事開催!!
8月20-21日、第46回憩の園しんぼくバザーが開催されました。
初日はあいにくの空模様でしたが、依然続くコロナ禍の中で、3年ぶりに恒例行事を開催できましたことは、関係者一同何よりの喜びです。

一日も早くパンデミックが収束しますよう、心より願っております。







憩の園 しんぼくバザー

46º. Bazar Beneficente do Ikoi-no-Sono 

憩の園「しんぼくバザー」

o Bazar da Confraternização, da Amizade

2022 年 8 月 20 日(土)21日 (日)


憩の園では、上記の日程でバザーを開催します。
 

  • 販売
    食料品、雑貨、手作り品、掘出物、健康用品、花
  • イベント
    もちつき、ショー、子供の広場、ビンゴゲーム
  •  

憩の園は、ブラジル最大の都市サンパウロ市郊外にあります。
ブラジルは、長い間新型コロナによるパンデミックに苦しんできました。

現地からの報告によりますと、少なくともサンパウロではパンデミックは収束したとみられています。そんなことから、サンパウロでは中止していたイベントやフェスティバルが続々と復活し、大盛況だそうです。

憩の園恒例のバザーも、きっと多くの方々が訪れ、パンデミック以前のように盛り上がることと思います。
バザーが成功裏に終わることを心より願っております。


南米バザー中止のお知らせ

なお、毎年在日協で出展をしてまいりました「ラティノアメリカーノ チャリティーバザー」ですが、今年は新型コロナの感染拡大状況に鑑み、中止することが決定いたしました。
昨年、2年ぶりに再開したばかりでしたが、誠に残念でなりません。
楽しみにして下さっていた皆様に、ホームページにて失礼ながら、謹んでお知らせ申し上げます。








写真で見る憩の園の昔の風景 
まだデジタルカメラが十分に普及していない頃に撮られた
憩の園の古いネガフィルム写真を紹介いたします。

時代は変われども、憩の園のアットホームでハートフルな雰囲気は
変わりません。秘蔵写真(!?)をご高覧下さい!!














  救済会創立者の1人で 「ブラジル日系移民の母」として親しまれた
  渡辺トミ・マルガリーダ元会長の墓前にて(1997年一周忌)