世界中の人々の生活を一変させた新型コロナウイルス。
日本では全国で緊急事態宣言が解除されましたが、感染のリスクは依然残っており、安心できない日はしばらく続きそうです。
ブラジルの状況はかなり深刻で、感染拡大の勢いは衰える兆しが見えず、6/6時点で感染者数614,941人、死者数は34,021人に上っています。この死者数は世界で3番目に多く、亡くなられた方の25%がサンパウロに集中しています。
「救済会 憩の園」(所在地:サンパウロ)には、67名の高齢者の方がいらっしゃいましたが、可能な方はご家族宅での隔離をお願いしました。ただし、自宅でお世話をしたくとも難しい方も40名弱いらっしゃいます。現在、施設では、その方々を守るために、衛生面への細心の注意を払い、訪問者の制限をするなどして、懸命に対応しています。
このような中で、物資や資金支援をしていただいた皆様に深く感謝を申し上げます。
憩の園は、新型コロナの影響によるイベントの中止、寄付金の減少などで経営危機に直面しています。日本からの支援を続けている私たち在日協力会でも、参加予定でしたバザーなどの中止が相次ぐなど、今年度は計画通りの支援が厳しくなってまいりました。
どうか皆様、趣旨ご賛同の上、何卒ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
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