詐欺で4400万円被害 入間の75歳女性 長男装う男らに手渡す
22日午前9時15分ごろ、入間市の無職女性(75)から「息子を装った男たちに現金4400万円をだまし取られた」と110番があった。
狭山署によると、18日午後9時ごろ、女性方に男から「風邪をひいて病院に行ったら会社の書類や携帯の入ったバッグを置き忘れた」などと電話があり、新しい携帯電話の番号を伝えた。翌19日午前8時ごろ、同じ男から電話があり「なくしたかばんの中に会社の小切手が入っていた。このままでは首になる。2千万円用意できないか」と話した。
都内在住の長男(50)と思い込んだ女性は同日午前11時ごろ、男に指定された東京都東久留米市の路上で、長男の同僚を名乗る男に現金2千万円を手渡した。
さらに20と21の両日、同じ男から「ほかにも小切手が入っていた」と電話があり、女性は20日午前11時ごろ、新座市の路上で1650万円を、翌21日午前10時40分ごろには、東京都東村山市の路上で750万円をそれぞれ長男の同僚を名乗る男に手渡した。
その後、携帯がつながらなくなったため不審に思った女性が22日午前、長男の会社に連絡してだまされたことが分かった。
現金を取りに来た男は3回とも同じ人物で、20代で身長約170センチ、黒いスーツ姿だったという。同署は詐欺事件として調べている。