事故、孤立、立ち往生…秩父地域に大きな被害
大雪の影響で秩父地域では、雪かきをしていた男性1人が死亡、住家が孤立、車両がトンネルで立ち往生するなど大きな被害が出た。
県警災害対策課によると、秩父市横瀬町では15日午後3時半ごろ、「雪かきをしている父の姿が見えない」と110番があった。県警機動隊の隊員10人が駆け付けたが、16日午後5時20分ごろ、女性の父親で78歳になる男性の死亡が確認された。男性が雪かきのため屋外に出ていたところ、突然、ドスンという大きな音がしたため、女性が外を見ると、父親の姿が見えなくなったという。
16日、県道中津川三峰停車場線では仏石山トンネル、出合トンネルに車8台17人が立ち往生する事態に。秩父市大滝の大陽寺では、雪の影響で周囲との往来が閉ざされ、宿坊を訪れていた男女8人と住職ら計10人が寺内に孤立した。
県警は、航空隊ヘリ2機を投入し、山岳救助隊や機動隊特別救護班を動員した。大陽寺や県道で立ち往生し車内に閉じ込められていた救難者らをヘリで吊り上げるなど救出。17日午後2時45分までに救助を完了した。
国道140号では、黒文字橋、大滝付近の2カ所で車15台29人が立ち往生となったが、17日未明まで行われた除雪作業により、全車両が自走で避難した。