嘘―09― 「勉強は、進んでいるかね。」 叔父様は、部屋に入って私のベッドに腰掛けると、いきなり聞かれました。 「はい。」 「私立の、女子大に行くんだよね。」 「はい。」 「彩香は、僕がこの家のお金の援助をしているのは知っているね。」 「はい。」 「大学に行くと、随分お金がかかることも知っているね。」 「はい。」 「ところで、この前、僕がこの家に来た時、彩香は僕とお母さんがセックスをしているのを見たね。」 「えっ、いいえ・・・」 「嘘を言ってはダメだよ。確かに、誰かが覗いた気配があったけど、あのとき梅乃は買い物でいなかったから、家にいたのは彩香だけなんだよ。僕が帰ろうとしたとき、玄関に彩香の靴があったからわかったよ。」 「・・・・・」 「僕は、彩香が大学に行くのを応援したいと思っているんだ。だから心配することはないよ。」 「はい、ありがとうございます。」 「でもその代わりと言っちゃあなんだが、ちょっとキスをしてくれないか。」 「えっ!」 「彩香も、もう18歳だろう。ちょっとくらい、こういうことも経験しておいた方がいいと思うんだ。」 「でも・・・」 「大丈夫、優しくしてあげるから、心配することはないよ。」 そういうと、椅子に座っている私のところにやって来て、いきなり抱き締めて、キスをしました。私は、抗うこともできず、叔父様のするままにしていました。叔父様は、私が抵抗しないのを確かめると、強く唇を押しつけて来ます。私は、恐怖で何もできません。それに意を得たように、セーターの上から私のお乳に触れて来ました。 「あっ、それは・・・・・」 「いいだろう、気持ちよくさせてあげるよ。」 そう言うと、セーターの中に手を入れて、大きな手で直接お乳に触りました。 「おゝ、柔らかくて、形の良いお乳だ。お母さんのより、張りがあってきれいだよ。」 そう言いながら、私のセーターを脱がせます。 「待ってください。もうすぐ梅乃さんが帰って来ます。」 「大丈夫だよ。梅乃はさっき見掛けたけど、買い物に行くところだった。しばらくは帰って来ないよ。」 叔父様は、お母様と梅乃さんがいない時間を見計らって来ていたのだと思いました。 ―続く― |