昭和天皇の言葉を引用した宣伝文句が先日ネットに流れた。 なにをするかわからない国は真の仲間に入れてはいけない。 ずいぶん厳しい言葉であるが、多分正しいのだろう。右手で握手しても左手はこぶしを握っていろ、それが外交だという国は多くなった。歴史的にもそういう風土なのかもしれない。(原住民の土地を奪って現在を作っている国は、欧米にたくさんあって、南半球にまで広がっている)彼らに、条約前の過去の話をしたら収拾がつかなくなる。イギリスのように、イスラエル人とパレスチナ人に全く正反対の条約を交わしている国もあるのだから。しかし、それが長続きしないのは、中国の歴史が示している。
「韓国との問題は、他国の歴史と世界観を知ることがとても大切であることを示している」 について。
私にとって、韓国は不思議な国だった。 ①制度としてハングルという独自の文字を作る。 ②何度も、国土全てが他国のものになる。 ➂政権が変わるたびに、前大統領がひどい罪に問われる。 ④ソ連とアメリカに分断されたとはいえ、あまりに違う二つの国になっている。 結論から言えば、多分これらの疑問は全て「朝鮮性」という一つの原因によっていて、「全て必然」なのだ。 ➂こそ、今回少しわかった気がするものの、④などは未ださっぱりわからない。かつてドイツは二つの国だったが、制度が違うだけで、ドイツ人としての違いをあまり感じなかった。ところが。あくまでも私個人の感覚だが、北朝鮮の人たちと韓国の人たちと、根本的考え方生き方自体が違うように感じる。例えば、政治について。事実の如何にかかわらずものすごいデモになるのが韓国だ。反対に、脱北者もふくめ北朝鮮では体制を批判するという何らかの圧力があるように見えない。 かわいさ余って憎さが百倍とか、恋は盲目とか言う言葉のように、同じ思いが正反対の言動にあられているのかもしれない。他国に振り回された苦しさゆえに、自国の独自性を主張しないではいられないといった感じだ。 個人や日本がそうであるように、北朝鮮や韓国も自らが変わっていくしかないのだろう。が、日本人が世界に出るというのなら、相手の論理を理解し、自分たちの論理と矛盾しない範囲でつきあっていくしかないのだろう。関わり合うのなら、いや関わり合うしかないのだから、(学校で社会のルール・論理を学び、合わせられるようにならなくてはいけないように)その歴史と考え方をより深く知る努力が不可欠なのだ。 朝鮮半島全体を考えると、地域ごとで日本の数倍の思想差があるような気がするだけに、もっと民族・民俗を知りたい。 |