カツマタクラス

 
2024/04/20 9:18:38|その他
あっているかどうかわからないけれど3
だいぶ前のブログで、カンブリア紀の生命爆発でうまれたのは虫(昆虫ではなくもっと大きな意味の虫)ではないかと書いたが、どうもあたりまえの話だったようだ。
先日見たNHK特集で、カンブリア紀は節足動物が爆発的繁殖した時代だと言っていた。自分としては、ミミズが一番わからない対象で、あれはどう見ても節足動物ではないと思えて、そういう意味で「虫」と表現したのだが、雌雄があって増える生き物としては、虫の類(たぐい)が、世界を最初に征服したのだと確認出来て、たいそううれしくなった。
土にはたくさんの穴が開いていて、本当に乾燥した土には、同じ量の水を含ませられるということだ(※)が、同じ土地であっても、昆虫の征服した土地であり、同時に人間の支配する土地であり、植物ばかりの土地でもあることに、何か非常におもいメッセージを感じるようでうれしい。
これも何かの番組で言っていたようだが、植物や虫の世界に、新たに人間が入り込んでいるのが現在なのだ、と思えるからである。

※本当に乾燥させた土を、一杯のコップにぴったり入れる。そして、同じ大きさのコップ一杯分の水を、そのコップにゆっくり注いでいくと、全て入れることができる。この実験では、水がすき間だらけであることを証明することが目的であった。だがそれは一方で土も隙間だらけであることを証明しているし、一つの土地を分け合えることの大きな証明になる気がする。