発達障害者と共に

けやきの郷は、川越にできて20年になりました。このサイトは、開所の時から関わっている佐々木の個人サイトです。佐々木は、顔中ひげがあり、けやきではhigesa-nと呼ばれています。そんな、higesa-nの個人の思いを綴ったサイトです。
 
2005/12/31 18:37:09|その他
入所施設の新年
今は入所施設を離れているので、今日の大晦日は自宅で一人過ごしています。入所施設を担当している時は、365日お盆も正月も誰かがいますから、入所施設から気持ちが離れたことはありませんでした。けやきの郷は20年が経過し、20年前20代だった利用者の方々は40代になり、家庭に帰るのが難しくなった方々もいます。
重度の知的障害を持つ自閉症者にとって、大晦日も新年もいつもと変わりない夜から朝を迎えます。職員は大晦日の気ぜわしさと新年のゆったりとした朝と、何となく新しい気持ちになり、新年になると何かが変わるような気持ちを持つのですが、いつもと変わりない朝がそこにあります。
そういう新年を20年迎えて来ました。でも毎年いつもと変わりないのに、何かが変わるような朝を迎えてきました。

12月にホームページを開き、記事を見れば誰かわかるような内容を書いてきました。けやきの郷は、川越にありながら多くの利用者が埼玉県内全域に渡っているため、地元とのつながりがあまりないままにきてしまいました。でも川越の方々に少数でも理解していただけたらと、ひげの個人的な思いですが届けていきたいと考えています。

良いお年をお迎えください。





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