新くさびら紀行

くさびらとはキノコです。歴史の街並みを旅行するので紀行にしました。
 
2012/04/22 9:12:25|その他
ガヤドリナガミツブタケ(冬虫夏草)
知人に坂戸の城山を案内してもらいました。そこで蛾の成虫に寄生するガヤドリナガミツブタケ(冬虫夏草)の標本を見せてもらいました(左)。この冬虫夏草は発生後寿命が長く、越年生で四季を通じて観察できるという。薬用種にもなるそうです。
中央の写真は虎斑模様のあるトラフシジミ。
左は幹や枝に棘のあるカラスザンショウ。







2012/04/21 8:24:55|きのこ
フランス料理につかわれる「アミガサタケ」
今、発生しているキノコは少ないのですが、桜の木の下にアミガサタケが発生していました。このキノコはフランス料理に使われます。肉質はもろいが茹でると弾力がでて、しこしこした歯ざわり。生で食べると毒。
右はハカタシダ。







2012/04/19 19:19:01|植物
アズマシャクナゲ?
近所の庭にシャクナゲが開花していました(4/17)。アズマシャクナゲかもしれません。シャクナゲ はツツジ科 でつぼみは色が濃い赤で、開く頃に淡紅色になります。







2012/04/17 13:46:29|その他
県西部「縞模様のラミナ(葉理)」
続き。崖に刻まれた城山の成り立ち。この辺は氷河期に海の水が減り陸地が広がり、間氷期には海面が上昇して平野の奥まで海が入りこみました。
写真は縞模様のラミナ(葉理)。浅い入り江に粗い砂が積もってできたところに、水が右から左に穏やかに流れていたことを示すラミナ。
近くに海岸に生えているコモチシダがありました(右)。







2012/04/15 11:56:38|鳥と昆虫と魚
トウキョウサンショウウオの卵嚢
4/12日、埼玉県西部の森を川越環境ネットの親友に案内してもらいました。春蘭が開花していました。少し歩くと沼があり、トウキョウサンショウウオの卵嚢をみてきました(中央の写真のクロワッサン型のもの)

友人がインターネットで拾ったトウキョウサンショウウオ卵
の説明文を以下に載せます。

「卵のう」と言ってますが、要は卵が入ったカプセルです。
一つの卵のうの中には、数十の卵が入ってます。

卵のうが2つあるのは、左右の卵巣からひとつづつ、つまり一匹のメスが両方産むとのこと。
1頭のメスは1対のクロワッサン型の卵のうを水中の枯れ枝や石などに産み付ける。
卵のう1つには平均30個ほどの卵(黒い粒)が入っています。