北武蔵野夜話

 
2019/02/07 14:58:30|10.そこに古蹟あり
6.大穴城跡 (坂戸市中小坂字大穴)
 江戸時代後期編纂の新編武蔵風土記稿に、「小字大穴に、古くからここに陣屋があったと伝えられ、周囲を巡る土手が残っている」とあり、「三芳野村郷土史稿」にも「中小坂稲荷神社の西方に城跡があり、大穴と言われる。誰の居城かわからないが、鎌倉街道に続くので、当時の陣屋跡だったかもしれない」とあり、南側を往時の鎌倉街道の支道が通っていたとされている。
 ここは五反山、または御殿山城と呼ばれ、江戸時代初期の旗本本多九蔵秀玄が天正18年(1590)以降に陣屋をおいたとあり、それまでの中世の館を改修したのであろうという。近くにある現・川越市下広谷の七つの城館群の内の大堀山城と関連があったのではないかとも言われている。

 城跡は、東坂戸団地の造成でほとんどが失われたが、周囲の雑木林の残る小高い丘の上には、わずかに土塁が残り、一部が公園として整備されて残されている。
       





     コメントする
タイトル*
コメント*
名前*
MailAddress:
URL:
削除キー:
コメントを削除する時に必要になります
※「*」は必須入力です。

※コメントは投稿後、ブログの管理者が承認した後に表示されます。